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2009年度 国際・比較教育学ゼミ合宿報告

日程 7月4日(土)~5日(日)一泊二日
場所 伊東温泉
目的 卒論に向けた研究テーマについて考察する、並びにゼミ生同士の親睦を深める

* 自分の中で今後突き詰めていきたいことや卒業文のテーマ(あくまで架空)にしたいと考えていること、また今後留学予定のある人はその留学で何を行うか(又は何を学ぶ予定か)をA4一枚程度にまとめる。

* 親睦と言う意味もある合宿なので自分の特技やがんばっていること(たとえば部活やサークル、バイトなど)をみんなの前でアピールできるように考えておく。

合宿の流れ
(一日目)
大学集合(バスにて伊東温泉へ出発)~到着&昼食~テーマ発表前半~夕食~花火~余興~自由時間
(二日目)
朝食~テーマ発表後半~ビーチにてスイカ割り~大学へ出発~到着&解散

7月4日

1.出発~昼食(文章:佐藤 大地)

 朝学校に集合し、いざ出発!!こころなしかみんなのテンションも高めです。

 今回は岡田ゼミ合宿初の試みとなる、バスでの移動となりました。行きのバスの中では、町田ゼミ長によるバスガイドばりの司会のもと、自己紹介やビンゴなどが行われました。
 自己紹介では自分の好きなものやギャップを話したりするなどして、みんなの意外な一面を知ることができました。この自己紹介でやっと全員の名前と顔を一致させたという人は僕だけではないはずです。
 ビンゴでは、空気を読んでなかなかいい数字を出さないビンゴルーレットに一部の人たちからブーイングの嵐が起こりました。上位3名には景品(お菓子の詰め合わせ)が贈呈される一方、ビリ3名には買い出し班という任務を課せられるため、なかなかの盛り上がりを見せていました。
 ビンゴの後にはカラオケも行われました。みんな歌うまいですねー。初めてのバス移動にテンション最高潮の先生の美声も披露されました。

 そうこうしている間についに宿に到着。まずは、荷物を置いて伊東の町へ繰り出し、昼食を食べることになりました。みんな思い思いのお店を見つけ、おいしい海の幸を堪能したようです。ちなみに僕とミジャくんは、2人で飯を食いつつ、夜の暗躍を誓っていました。

  
2.勉強会1日目(文章:大見謝 将五)

 到着して一発目の勉強会。みんなどんな合宿になるかドキドキです。

 勉強会は一人持ち時間10分程度で自分のテーマについて語ることにし、その後そのテーマについて不明なところや疑問点を聞き手(ゼミ生)に挙手制で述べてもらうという形式を取りました。このゼミは先生が主体ではなくゼミのみんなが主体となって行う形を取っています。1人の発表者に対し多くの人が意見を述べる形となり、みんなが他の人のテーマについても興味を持っていることが分かりました。情報の共有が早い段階で出来たと思います。

 「オランダのオルタナティブ教育」「フィリピンの舞踊教育」「日系ブラジル人の教育現場」についてと各自テーマは様々でしたが、そのおかげで様々な視点から教育というものを考えることのできる機会となりました。

 勉強会の合間で、岡田先生が近くの店で買ってきてくれた饅頭を食べのほほんとする一時もありました。勉強だけじゃない、(むしろ)そんな時間のほうが大事だ、と言わんばかりの先生の粋な計らいも随所随所で出てくるのです。

3.花火(文章:森川 なつき)

 夕食を食べた後、旅館の近くにある海に行き、花火をしました。たくさん花火を用意して、みんなで盛り上がりました!!

 最後に、一人一本花火をもって、今年の目標を言いながら隣の人に火を移していったのが印象的でした。

 今年初となる海辺の花火を、蚊に刺されながらみんなで満喫しました。

  

4.宴会(文章:鶴藤 理沙)

 勉強が終わった後はいよいよ岡田ゼミ合宿のハイライトの一つ、宴会です☆
 行きのバスでやったビンゴ大会に惨敗したメンバーで買いだした大量のお酒とおつまみ、そしてお菓子で最初は盛り上がりました♪

 そのあとは岡田ゼミ恒例の出し物がスタートです!!様々なジャンルから参加者が出ていて、ダンス・チアからAirもの、音楽ライブなどどれも楽しく、最高の盛り上がりを見せてくれました。
 学部のみんなをはじめOBの方たちも参加し、パフォーマンスをした人もしなかった人もみんなが一体となって楽しめたと思います。そしてその中でも学生たちの中に混ざりいろいろとチャレンジした岡田先生のパワフルさには敵いませんでした。笑

 そして最後には何と、夏から留学する人たちへのサプライズプレゼントとしてケーキが出てきました♪さすがにこれは予想外だったらしく、留学する人たちみんな驚いてくれました。

 みんなでケーキを分け終わったあと、留学する人たちから1人ずつコメントを貰いました。みんな進路はばらばらだけれど、岡田ゼミで出会えて一緒にゼミ合宿出来て本当によかったと感じた瞬間でした。

《宴会題目》

①ラテンの情熱溢れるフラメンコ byぐり
②元気ハツラツ☆チアリーディング!! byあやか ft.ういこ
③Street Dance Quattroパフォーマンス byゆう&LISA ft. Mr.O
④モデル歩き&Y字バランス byるいちゃん(ゼミ長)
⑤AirテニスでQ-1バトル!! by長山先輩&Mr.O
⑥題名のない音楽界~メドレーバージョン~ by姐さん・さっちゃん&ヨン様 ft. Mr.O
⑦Airフットボール byういこ&高津
⑧三味線ライブ~島唄よ風に乗り海へ届け私の愛を~ by大ちゃん&ミジャ
⑨ギターアンサンブル by古川さん&岡田先生
⑩南国の風薫るフィリピン舞踊 byなつきちゃん
⑪秘伝の能 by岡田先生

7月5日

5.勉強会1日目(文章:大見謝 将五)

 朝食を済ませると、各自荷物をまとめて会議室に集合。オールして眠い人、ばっちし睡眠をとった人それぞれでしたが、勉強会が始まると完全に勉強モード(さすが外大生!!)
 実はこの合宿にはゼミのOBの先輩も参加しており、各発表で丁寧かつ鋭いコメントを頂きました。ゼミ生はちょっとびびりながらも、その為になるコメントをしっかりと受けとめ、自分の研究テーマの問題点をさらに深めることができたはずです。

 二日間にわたる勉強会は、岡田先生は勿論のこと、他の人からのコメントをもらい、一人一人が自分のテーマについての考察を深めることができた有意義な時間にとなったと思います。

 勉強会が終わると、やんちゃな岡田先生は会議室にあったピアノを弾き始めました。ゼミ生はいろんな意味ではらはらしながらも、その素晴らしい演奏に耳を傾けて勉強会を締める形になったのです。

6.スイカ割り(文章:石橋 侑)

 勉強会を終えて、各自で昼食をとって海に再集合しました。女子はみんなで仲良く海で食べて、先生はラーメンを食べていました。

 そして、すいか割りの始まりっ!!

 まず一番手にぐりが挑戦しましたが、惜しくも割れず・・・。二番手の高津はすいかではなく、シートを思いっきり叩いて棒が折れました(笑)急遽、代わりの棒を見つけて再開しましたが、短くなった棒では大地くんには短すぎました。。。
 一個目のすいかを割ったのはあねごこと佐野はるか!!彼女の必殺仕事人ごとく無駄のない動きにみんな感嘆しました。
 二個目のすいかはわれらが岡田先生がばしっと割ってくれました。

 割ったスイカはゼミ長こと切り分けてくれて、みんなでおいしく頂きました!!

2日間の総括(文章:町田 瑠衣)

 出身地も興味も語科もまったく違う23名がまったく違う目的をもって入った「岡田ゼミ」。三ヶ月間活動してきたとは言え、週1回90分の授業ではお互いのことを知り合える時間はほぼありませんでした。それは、「おはよ・・・」と言ってその後に言葉が続かない、共通の話題どころか名前すらうろ覚えだった初日の集合の雰囲気にも表れていました。

 しかし、バスの中での自己紹介から、食事や自由時間を共にすごし、研究内容の発表でマジメな面を見、余興や花火、スイカ割りでイガイな一面を見て、よそよそしさを消え、集合の時とは一転して、わいわいがやがやとした雰囲気で解散を迎えることができました。

 一泊二日の共通体験を通じて、全員の中にお互いをただ「ゼミが一緒の人」から「岡田ゼミの仲間」と思える仲間意識が生まれた、大きな意味を持った合宿となりました。