朝鮮語語彙論・文法論研究の日本語で読める基礎的参考文献

2006/04/15 野間秀樹 編

* 戦後発行されたもので、日本語で読めるものの中から基本的なものを選んだ.
* この文献目録は現代朝鮮語研究が中心である.歴史言語学関係はそれだけで相当の分量になるのでごく基本的なもののみ挙げた.
* ハングルは河野六郎先生の方式(『河野六郎著作集』第1巻pp.96-97,平凡社,1979)によりローマ字転写する.元来ローマ字表記なのか,ここでのローマ字転写なのかは本目録では区別できないので,必ず原典にあたられたい. なお,一部はハングルで表記した.
* 漢字のフォントがない場合はやむなく新字体を用いた場合もある.
    また,<王景>で<王>偏に<景>の旁を示す方法を用いた場合もある.これらも必ず原典にあたられたい.
*韓国人名は『コスモス朝和辞典』(1988)の方式によるカタカナよみで五十音順に配列した.例えば「李崇寧」は「イー・スンニョン」の位置に置く.
*内容に従い,次の分類で配列した:

      文献目録・研究史              入門書・学習書・教科書 ・韓国語教育
      概説・全般・方言     文法(総論)
      敬語・社会言語学   談話・テクスト・表現様相

      辞書
      辞書学                                 語彙論
      擬声擬態語・音象徴語           歴史・文字
      系統                                 最新の文法研究

*なお,ハングルフォントが読める場合は,ブラウザの表示の文字コードセットを韓国語に切り替えてから,朝鮮語による目録「1980年以降の日本における朝鮮語語彙論・文法論研究目録」も参照されたい.そちらには朝鮮語で書かれた文献も挙げてある.

*趙義成氏のWEBサイト「朝鮮語学関係文献検索」を利用されたい.

●文献目録 ・研究史-----------------------------

李崇寧(1975)「国語学会の現況」『韓』第4巻第11号.韓国研究院

梅田博之(1989)「朝鮮語」『言語学大辞典 第2巻 世界言語編(中)』三省堂

小倉進平著・河野六郎補注(1964)『増訂補注 朝鮮語学史』刀江書院

門脇誠一 (1997) 「現代朝鮮語の研究(文法以外の分野)」,国立国語研究所 『日本語と外国語との対照研究IV 日本語と朝鮮語(上巻)』 pp.27-36,くろしお出版

郭永 (1978) 「韓国文法研究の史的考察―日本文法との関係を中心に―」,『国文学論集』 11,上智大学

国立国語研究所日本語教育センター・第四研究室(1996)『朝鮮語研究(朝鮮語母語話者に対する日本語教育)文献目録――国内文献及び欧米文献――(1945〜1993)』国立国語研究所日本語教育センター・第四研究室

志部昭平(1992)「日本における朝鮮語研究 1945〜1991」『千葉大学人文研究』第21号.千葉大学文学部

朝鮮学会(1981)「朝鮮学報総目録 第1輯〜第100輯」『朝鮮学報』第101輯.朝鮮学会

南基心・塩田今日子訳 (1985) 「韓国における生成文法の研究」,『「アジア・アフリカ語の計数研究」共同報告書』 24 pp.155-168,東京外国語大学アジア・アフリカ語学文化研究所

野間秀樹(2005)「韓国と日本の韓国語研究−−現代韓国語の文法研究を中心に−−」『日本語学』2005年7月号.vol.24.no.8.東京:明治書院

福井玲(1995)「韓国語研究の動向」『月刊 言語』 24–3: 36–43. 東京: 大修館書店.

福井玲(2001)「李基文」『月刊言語』別冊第303号「言語の20世紀101人」東京: 大修館書店. pp. 174–175.

藤井幸之助(1993)「日本語母語話者のための朝鮮語学習用教材・関連図書目録」『阪南論集 人文・自然科学編』第29巻第1号

藤本幸夫 (1997) 「朝鮮語の史的研究」,『日本語と外国語との対照研究IV 日本語と朝鮮語(上巻)』 pp.65-80,国立国語研究所

堀江薫(2005)「欧米における日本語研究・韓国語研究−−日韓言語学会(Japanese/Korean Linguistics Conference)を中心に−−」『日本語学』2005年7月号.vol.24.no.8.東京:明治書院

安田吉実 (1968) 「韓国語文法論の時代区分による考察―学校文法を中心として―」,『天理大学学報』 20-2 pp.24-39,天理大学人文学会

安田吉実 (1972) 「金敏洙著『国語文法論』」,『朝鮮学報』 第62輯 pp.68-73,朝鮮学会
 

●入門書・学習書・教科書・韓国語教育-------------------------------

今井久美雄(2003)『古狸案(こりあん)先生の韓国語「中級」教室』三修社

今井久美雄・みなもと せいいち(2005)『古狸案(こりあん)先生の役に立たないはずがない韓国語』三修社

梅田博之(1985)『NHKハングル入門』日本放送出版協会

梅田博之編(1989-1991)『スタンダード ハングル講座1〜5』大修館書店

小倉紀藏(2000)『韓国語はじめの一歩』筑摩書房

呉英元(1996)『コミュニケーション韓国語1 入門編』第三書房

梶井陟(1971)『わかる朝鮮語<基礎・実力編>』三省堂

菅野裕臣(1981)『朝鮮語の入門』白水社

菅野裕臣監修・朝鮮語学研究会(1987)『朝鮮語を学ぼう』三修社

権在淑(1992)『やさしい例文で学ぶ 朝鮮語の基本会話』ナツメ社

権在淑(1995)『マルチリンガル・マラソン6  韓国語60分』アルク

権在淑(1998)『CDブック 表現が広がる これからの朝鮮語』三修社

塩田今日子(1998)『語学王 韓国語』三修社

宋枝学(1957)『基礎朝鮮語』大学書林

宋枝学 (1956) 「朝鮮の文法教育について―小学校における―」,『ことばの教育』 80 pp.299-301,ローマ字教育会

孫禎慧(2005)「日本語を母語とする韓国語学習者の誤用分析−−하고形と해서形を中心に−−」『朝鮮学報』第195輯.天理:朝鮮学会

張暁(1971)『国語入門』千葉:青丘文化社

朝鮮語教授法研究会(1996)『朝鮮語 '96』関西学院大学文学部 曾我祐典

羅聖淑(2004)『韓国語 発音と文法』東京:白帝社

中西恭子(2004)『韓国語アップグレード−もぎたてのソウルマル』明石書店

野間秀樹(1988)『朝鮮語への道』有明学術出版社(1998 第7刷より エー・アンド・エー株式会社)

野間秀樹(2000)『至福の朝鮮語』朝日出版社

野間秀樹・金珍娥(2004)『Viva! 中級韓国語』朝日出版社

野間秀樹・村田寛・金珍娥(2004)『ぷち韓国語』朝日出版社

朴宰秀(2000)『基礎から学ぶ朝鮮語』昭和堂

長谷川由起子(2001)『コミュニケーション韓国語 会話編(1)』白帝社

長谷川由起子(2002)『ことたび韓国語』白水社

早川嘉春(1986)『エクスプレス朝鮮語』白水社

 

ハングル能力検定試験出題基準検討委員会(油谷幸利,朴宰秀,野間秀樹,゙喜K,呉文淑.金珍娥)編著(2002c)『ハングル学習の手引き』東京:ハングル能力検定協会

 

福井玲(1997)「韓国語研究におけるCD-ROMの利用について」『「外国語としての日本語」教育システム確立のための基礎的研究』pp. 74–79, 東京大学教養学部 科研費報告書

前田真彦(2001)『韓国語上級表現ノート』明石書店

油谷幸利(1988)『ハングルの基礎』大修館書店

油谷幸利(1993)『ハングル初級』大修館書店

油谷幸利(1996)『朝鮮語入門』ひつじ書房

油谷幸利(1997)『朝鮮語入門2』ひつじ書房

油谷幸利 (1994) 「朝鮮語CAIの研究」,『朝鮮学報』 第153輯 pp.(19)-(36),朝鮮学会

油谷幸利 (1999) 「辞書検索の指導法について―文末形の場合―」,『朝鮮学報』 第173輯 pp.(1)-(18),朝鮮学会

*入門書・教科書は極めて多い.詳しくは上記文献目録の項の藤井幸之助(1993),またAmazon.co.jp参照.

●概説・全般・方言---------------------------

李翊燮・李相億・蔡琬著.前田真彦訳.梅田博之監修(2004)『韓国語概説』大修館書店

梅田博之(1977)「朝鮮語はどんな言語か」『言語』第6巻第10号.大修館書店

梅田博之(1981)「朝鮮語」北村甫編『講座言語 第6巻 世界の言語』大修館書店

梅田博之(1986)「朝鮮語はどんな言葉か?」『基礎ハングル』第2巻第1号.三修社

梅田博之(1989)「朝鮮語」『言語学大辞典 第2巻 世界言語編(中)』三省堂

生越直樹編(2002)『対照言語学』東京大学出版会

菅野裕臣(1986)「朝鮮語の方言,標準語,ソウルことば」『基礎ハングル』第2巻第9号. 三修社

菅野裕臣(1986)「南北朝鮮の言語」『基礎ハングル』第2巻第10号.三修社

菅野裕臣(1990)「朝鮮語と日本語」『講座日本語と日本語教育12』明治書院

北嶋静江 (1977) 「日本語朝鮮語対照言語学の展望」,『朝鮮学報』 第85輯 pp.(1)-(13),朝鮮学会

金仁R(2004)『韓・日語の対照研究と日本語教育』ソウル:語文学社

金周源(1986)「慶尚道方言」『基礎ハングル』第2巻第5号.三修社

河野六郎(1955)「朝鮮語」市河三喜・服部四郎編『世界の言語 下巻』研究社出版

河野六郎(1977)「朝鮮語学の勧め」『言語』第6巻第10号.大修館書店

河野六郎(1979-1980)『河野六郎著作集』第1巻−第3巻.平凡社

趙義成・呉文淑 (2004) 「朝鮮語」,『言語情報学研究報告4 通言語音声研究 音声概説・韻律分析』 pp.27-49,東京外国語大学大学院地域文化研究科 21世紀COEプログラム「言語運用を基盤とする言語情報学拠点」

朝鮮語研究会編(2002)『朝鮮語研究1』くろしお出版

月脚達彦‧伊藤英人(1999), “朝鮮語”, 独立百周年(建学百二十六年)記念東京外国語大学史, 東京:東京外国語大学

野間秀樹(1996)「朝鮮語」『外国語学がわかる』Aera Mook 14.pp.36-37.朝日新聞社

野間秀樹(1998)「朝鮮語」『世界の言語ガイドブック 2 アジア・アフリカ地域』東京外国語大学語学研究所編.三省堂

野間秀樹(2005)「韓国と日本の韓国語研究−−現代韓国語の文法研究を中心に−−」『日本語学』2005年7月号.vol24.no.7.明治書院

福井玲(1999)「アジア各地の朝鮮語の現状」『月刊 言語』28–9: 100–106. 東京: 大修館書店.

福井玲(2000)「朝鮮語」日本歴史大辞典』東京: 小学館

油谷幸利(2005)『日韓対照言語学入門』白帝社

渡辺吉鎔 (1987) 「韓日語文法対照研究の諸問題」,『日本語学』 6-10 pp.67-75,明治書院

*次は概説のみならず音韻史・方言・文法など多岐に渡る論文を収める:

河野六郎(1979-1980)『河野六郎著作集』第1巻−第3巻.平凡社

●文法(総論)---------------------------------

任瑚彬・洪<王景>杓・張淑仁(1989)『外国人のための韓国語文法』延世大学校出版部

梅田博之 (1982) 「朝鮮語文法の輪郭」,『アジア・アフリカ文法研究』 10 pp.20-29,東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所

生越直樹(1990)「文法の対照的研究−−朝鮮語と日本語」『講座日本語と日本語教育 5』明治書院

菅野裕臣(1981)『朝鮮語の入門』白水社

菅野裕臣(1986-7)「中級講座」『基礎ハングル』第2巻第1-12号.三修社

菅野裕臣(1988;1991)「文法概説」『コスモス朝和辞典』白水社

白峰子著・大井秀明訳・野間秀樹監修(2004)『韓国語文法辞典』三修社
 

●敬語・社会言語学--------------------------------

李殷娥 (1995) 「透明な言語・不透明な言語―韓日の婉曲表現と挨拶表現をめぐって」,『朝鮮学報』 第157輯 pp.(1)-(46),朝鮮学会

任栄哲・井出里咲子(2004)『箸とチョッカラク−ことばと文化の日韓比較−』大修館書店

任栄哲(2005)「日韓対照研究のポイント 言語行動」『日本語学』2005年7月号.vol.24.no.8.東京:明治書院

李漢燮(2005)「最近の韓国における漢字事情」『日本語学』2005年7月号.vo.24.no.8.東京:明治書院

植田晃次(2002)「言語呼称の社会性−日本語で朝鮮語,韓国語,ハングル…と呼ばれる言語の呼称再考−」『社会言語学』II.大阪:「社会言語学」刊行会

梅田博之 (1972) 「現代朝鮮語の敬語」,『「アジア・アフリカ文法研究」共同研究報告1』 pp.64-71,東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所

梅田博之(1977)「朝鮮語における敬語」『岩波講座 日本語4(敬語)』岩波書店

梅田博之(1986)「朝鮮語の敬語」『基礎ハングル』第2巻第4号.三修社

大江孝男 (1976) 「大邱方言における「半敬語」について―朝鮮語方言調査報告 (II)」,『朝鮮学報』 第81輯 pp.(13)-(25),朝鮮学会

荻野綱男(1989)「対照社会言語学と日本語教育−日韓の敬語用法の対照研究を例にして−」『日本語教育』69.日本語教育学会

荻野綱男・金東俊・梅田博之・羅聖淑・廬顕松(1990)「日本語と韓国語の聞き手に対する敬語用法の比較対照」『朝鮮学報』第136輯.朝鮮学会

荻野綱男・金東俊・梅田博之・羅聖淑・廬顕松 (1991) 「日本語と韓国語の第三者に対する敬語用法の比較対照」,『朝鮮学報』 第141輯 pp.(1)-(42),朝鮮学会

生越直樹(1997)「朝鮮語の社会言語学的研究」『日本語と外国語との対照研究IV 日本語と朝鮮語(上巻)』くろしお出版

尾崎喜光(2005)「依頼行動と感謝行動から見た日韓の異同」『日本語学』2005年7月号.vol.24.no.8.東京:明治書院

呉恵卿・植田晃次(2005)「韓国系民族学校における「共生」−−実践的な取り組みを中心としてーー」『言語の接触と混交−−共生を生きる日本社会』大阪大学21世紀COEプログラム「インターフェイスの人文学」報告書.大阪大学大学院文学研究科・人間科学研究科・言語文化研究科

賈恵京(2001)『日韓両国語における敬語の対照研究』白帝社

金珍娥(2002)「日本語と韓国語における談話ストラテジーとしてのスピーチレベルシフト」『朝鮮学報』第183輯 .天理:朝鮮学会.

金淑美(1995)「韓・日敬語用法の対照研究−話題の人物の待遇を中心に−」『日本語教育』第85号.日本語教育学会

 

金順任(2001)「日韓の大学生における待遇表現の対照研究 −述語形式及び呼称との呼応関係を中心に−」『言語・地域文化研究』第7号.東京外国語大学大学院地域文化研究科

 

金順任(2002)「日韓両語における第三者敬語の対照研究 −聞き手による使い分けを中心に−『言語・地域文化研究』第8号.東京外国語大学大学院地域文化研究科

金東俊(1989)「現代韓国語の対者待遇法の体系」『神田外語大学紀要』第1号.神田外語大学

徐正洙(1978)「韓国現代敬語法の推移――最近の設問調査をもとにして――」『朝鮮学報』第89輯.朝鮮学会

玉岡賀津雄・宮岡弥生・林R情(2003)「エントロピーと冗長度で表現の多様性と規則性を表す試み−韓国語系日本語学習者の敬語表現を例に−」『日本語科学』14.東京:国立国語研究所

多和田眞一郎(1976)「朝鮮語の敬語」『都大研究』13.東京都立大学国語国文学会

池景来・森下喜一(1989)『日本語と韓国語の敬語』白帝社

韓美卿(1982)「韓国語の敬語の用法」『講座日本語学12』明治書院

油谷幸利(1974)「現代朝鮮語の敬語に関する一考察」『朝鮮学報』第73輯.朝鮮学会

渡辺吉鎔(1986)「敬語の世界<言葉と人間関係>」『言語』第15巻第11号.大修館書店

●談話・テクスト・表現様相---------------------------------

李殷娥 (1995) 「透明な言語・不透明な言語―韓日の婉曲表現と挨拶表現をめぐって」,『朝鮮学報』 第157輯 pp.(1)-(46),朝鮮学会

李善雅(2001)「議論の場における言語行動 ―日本語母語話者と韓国人学習者の相違―」『日本語教育』111号.日本語教育学会

元智恩(2002)「日本語と韓国語の断りの表現の構造−指導教官の依頼を断る場面を中心に−」『言語学論叢』筑波大学一般・応用言語学研究室

林八龍 (1980) 「日本語・韓国語の受給表現の対照研究」,『日本語教育』 40 pp.113-120,日本語教育学会

金恩愛(2003a)「日本語の名詞志向構造(nominal-oriented structure)と韓国語の動詞志向構造(verbal-oriented structure)『朝鮮学報』 第188輯.天理:朝鮮学会

金慶珠(2001)「談話構成における母語話者と学習者の視点 ―日韓両言語における主語と動詞の用い方を中心に―」『日本語教育』109号.日本語教育学会

金庚芬(2002)「「ほめに対する返答」の日韓対照研究」『言語・地域文化研究』第8号.東京外国語大学大学院地域文化研究科

金珍娥(2002)「日本語と韓国語における談話ストラテジーとしてのスピーチレベルシフト」『朝鮮学報』第183輯 .天理:朝鮮学会.

 

金珍娥(2003a) 「'turn-takingシステム’から’turn-exchangingシステム’へ−−韓国語と日本語における談話構造:初対面二者間の会話を中心に」  『朝鮮学報』 第187輯.天理:朝鮮学会

 

金珍娥(2004b) 「韓国語と日本語のturnの展開から見たあいづち発話」  『朝鮮学報』 第191輯.天理:朝鮮学会

 

金珍娥(2004c)「韓国語と日本語の文,発話単位,turn −−談話分析のための文字化システムによせて−−」『朝鮮語研究2』朝鮮語研究会編.東京:くろしお出版.

 

金珍娥(2006)『日本語と韓国語の談話における文末の構造』,東京:東京外国語大学大学院博士論文

 

高明均(2004)「韓国の通信言語の特徴とその意味に関する研究」長谷川由起子訳.『朝鮮学報』第192輯.天理:朝鮮学会

 

鄭惠先(2002)「日本語と韓国語の人称詞の使用頻度 −対訳資料から見た頻度差とその要因−」『日本語教育』114号.日本語教育学会

 

塚本勲 (1976) 「日朝比較表現論」,『日本語と日本語教育』文字・表現編,国立国語研究所

 

松尾勇 (1985) 「朝鮮開化期の文章体に関する一考察―新小説「血의 涙」を資料として―」,『天理大学学報』 144 pp.1-20,天理大学学術研究会

 

矢野謙一・稲葉継雄 (1986) 「朝鮮語の表現」,『応用言語講座 第2巻 外国語と日本語』 pp.254-272,明治書院

 

尹鎬淑 (1998) 「近代日・韓両語における受身表現の対照研究―新聞を中心として―」,『朝鮮学報』 第168輯 pp.(39)-(92),朝鮮学会

●辞書---------------------------------

大阪外国語大学朝鮮語研究室編(1986)『朝鮮語大辞典』角川書店

菅野裕臣・早川嘉春・志部昭平・浜田耕策・松原孝俊・野間秀樹・塩田今日子・伊藤英人共編、金周源・浜之上幸協力(1988;1991)『コスモス朝和辞典 第2版』白水社

金素雲編(1972)『韓日辞典』高麗書林

天理大学朝鮮学科研究室編(1980)『現代朝鮮語辞典 改訂』養徳社

安田吉実・孫洛範編(1988)『eisseinsy韓日辞典』民衆書林刊.三修社・白帝社発売

油谷幸利・門脇誠一・松尾勇・高島淑郎編(小学館・金星出版社共同編集)(1993)『朝鮮語辞典』小学館

油谷幸利・門脇誠一・松尾勇・高島淑郎編(2004)『ポケットプログレッシブ韓日・日韓辞典』小学館

●辞書学--------------------------------

菅野裕臣(1975)「平壌出版の朝鮮語辞典」『朝鮮学報』第77輯.朝鮮学会

菅野裕臣(1992)「朝鮮語の辞書」竹林滋・千野栄一・東信行編『世界の辞書』研究社

趙義成 (2000) 「朝鮮語テクストのコンピュータ処理について―中期朝鮮語KWIC索引作成の場合―」,『県立新潟女子短期大学紀要』 第37集 pp.153-167,県立新潟女子短期大学

中村完(1986)「朝鮮語の辞典 その史的展望」『基礎ハングル』第2巻第1号 三修社

●語彙論---------------------------------

 

青山秀夫 (1966) 「朝鮮語の色彩形容詞に就いて」,『朝鮮学報』 第39・40輯 pp.339-367,朝鮮学会

 

安垠姫 (2006)「統辞論的観点から見た韓国語の形容詞manhtaと日本語の形容詞「多い」 −−形容詞の述語用法と連体修飾用法に着目して−−」 『言語情報学研究報告』9. 東京外国語大学大学院地域文化研究科 21世紀COEプログラム「言語運用を基盤とする言語情報学拠点」発行.

五十嵐孔一(2005)「現代朝鮮語の’그나마’について」『朝鮮学報』第196輯.天理:朝鮮学会

李漢燮(1993)「現代韓国語における日本製漢語」『日本語学』第12巻第8号.明治書院

今井久美雄(2005)『暮らしの韓国語単語8800』語研

林八龍(2002)『日・韓両国語の慣用的表現の対照研究−−身体語彙慣用句を中心として』明治書院

梅田博之(1976)『韓国語T・U』東京三中堂

梅田博之(1982a)「(朝鮮語の語彙U)意味の問題」『講座日本語学12』明治書院

梅田博之(1982b)「朝鮮語の指示語」『講座日本語学12』明治書院

梅田博之 (1984) 「KOREAN-JAPANESE 対照意味論ノート (1)」,『アジア・アフリカ文法研究』 12 pp.147-164,東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所

大村益夫・田中明・尹学準(1985)「小説『張吉山』における日常的語・句(1)――南北の代表的辞書にないもの――」『早稲田大学語学教育研究所紀要』31. 早稲田大学語学教育研究所

呉美善 (1985) 「韓国語における複合動詞及び補助動詞―日本語との対照をも添えて―」,『人間文化研究年報』 8 pp.85-96,お茶の水女子大学

門脇誠一(1982)「日本語と朝鮮語の語彙」『日本語教育』48.日本語教育学会

門脇誠一(1997)「現代朝鮮語の研究(文法以外の分野)」『日本語と外国語との対照研究IV 日本語と朝鮮語(上巻)』くろしお出版

菅野裕臣(1982)「朝鮮語の語彙T 語彙及び語構造」『講座日本語学 12』明治書院

菅野裕臣(1995)「朝鮮語語彙のクラスをめぐって」『朝鮮文化研究』第2号.東京大学文学部朝鮮文化研究室

黒沢晶子・劉慶c (1988)『日韓基本語彙・文法の比較対照研究 (I) 漢語―日本語初級教材作成の基礎として―』,国際日本語普及協会

塩田今日子(1984)「朝鮮語における外来語」『言語生活』391.筑摩書房

塩田今日子(1986a)「朝鮮語に入った日本語」『基礎ハングル』第1巻第3号.三修社

塩田今日子(1986b)「日本語に入った朝鮮語」『基礎ハングル』第1巻第4号.三修社

志部昭平(1987)「朝鮮語における漢字語の位置」『日本語学』第6号.明治書院

徐承周(2005)「頻出順 韓国語1000単語」国際語学社

田村宏 (1992) 「日本語と朝鮮語の単漢字語用言比較」,『九州大学留学生教育センター紀要』 4 pp.71-92,九州大学留学生教育センター

多和田眞一郎 (1991) 「日本語と沖縄語と朝鮮語の対照―する―」,大島一郎教授退官記念論集刊行会編 『日本語論考』 pp.233-250,桜楓社

車美愛 (1990) 「韓国語の色彩表現―日本語との比較の観点から―」,『名古屋大学言語学論集』 6 pp.1-26,名古屋大学文学部言語学研究室

゙喜K(1991)「日韓同形漢語の語義・用法の相違」『日本近代語研究』1.ひつじ書房

゙喜K(1993)「韓国の漢字・漢語事情」『しにか』第4巻第3号.大修館書店

 

鄭惠先(2002)「日本語と韓国語の人称詞の使用頻度 −対訳資料から見た頻度差とその要因−」『日本語教育』114号.日本語教育学会

中川清(1971)「現代朝鮮語用言tyrdaの意味・用法について」『朝鮮学報』第59輯.朝鮮学会

中西恭子(2004)『韓国語アップグレード−もぎたてのソウルマル』明石書店

野間秀樹(1994)「現代朝鮮語の語彙分類の方法」『言語研究W』東京外国語大学

野間秀樹(1999)『暮らしの単語集 韓国語』ナツメ社

野間秀樹編(1998)『朝鮮語分類基礎語彙集』東京外国語大学語学教育研究協議会

波田野節子・高明均()2004)『『林巨正』ことわざ・慣用句用例一覧』平成15(2003)年度科学研究費基盤研究(C)2補助研究.県立新潟女子短期大学波田野研究室

前田綱紀 (1978) 「朝鮮語の味覚表現形容詞」,『朝鮮学報』 第86輯 pp.19-35,朝鮮学会

松尾勇 (2001) 「接辞-「적(的)」について」,『朝鮮学報』 第181輯 pp.1-22,朝鮮学会

油谷幸利(1989)「朝鮮語の同形異語について」『朝鮮学報』第133輯.朝鮮学会

油谷幸利(1990)「日本語と朝鮮語の語彙の対照」『講座日本語と日本語教育 7』明治書院

●擬声擬態語・音象徴語---------------------------

青山秀夫 (1966) 「朝鮮語の色彩形容詞に就いて」,『朝鮮学報』 第39・40輯 pp.339-367,朝鮮学会

青山秀夫(1972)「現代朝鮮語の擬声語」『朝鮮学報』第65輯.朝鮮学会

青山秀夫(1972)「現代朝鮮語の派生擬態語試考」『朝鮮学報』第72輯.朝鮮学会

青山秀夫(1972)「朝鮮語の音声象徴」『言語』第6巻第10号.大修館書店

青山秀夫(1991)『朝鮮語象徴語辞典』大学書林

生越まり子(1989)「日本語の擬音・擬態語教授上の問題点――朝鮮語(韓国語)を母語とする人々に対して――」『日本語教育』第68号.日本語教育学会

菅野裕臣(1986)「オノマトペの響き<豊かな語彙と音>」『言語』第15巻第11号 大修館書店

車美愛 (1990) 「韓国語の色彩表現―日本語との比較の観点から―」,『名古屋大学言語学論集』 6 pp.1-26,名古屋大学文学部言語学研究室

野間秀樹(1990)「朝鮮語のオノマトペ−−擬声擬態語の境界画定,音と形式,音と意味について−−」『学習院大学言語共同研究所紀要』第13号.学習院大学言語共同研究所

野間秀樹(1991)「朝鮮語のオノマトペ−−擬声擬態語と派生・単語結合・シンタックス・テクストについて−−」『学習院大学言語共同研究所紀要』第14号.学習院大学言語共同研究所

野間秀樹(1998) 「最もオノマトペが豊富な言語」『言語』第27巻第5号.大修館書店

野間秀樹(2001)「オノマトペと音象徴」 『言語』 2001年8月号. vol.30,No.9. 大修館書店

許卿姫(1989)「日・韓両言語における音象徴語の比較対照研究」『日本語教育』第68号.日本語教育学会

梁昊淵(1978)「韓国感覚語考」『朝鮮学報』第86輯.朝鮮学会

●歴史・文字---------------------------

李康民 (1991) 「『捷解新語』の成立と表現」,『国語国文』 60-12 pp.33-57,京都大学文学部国語学国文学研究室

李基文(1975)村山七郎監修・藤本幸夫訳『韓国語の歴史』大修館書店

李承旭 (1973) 「韓国語の文法史における再構の問題」,『朝鮮学報』 第69輯 pp.1-7,朝鮮学報

伊藤英人(2002)「身延文庫蔵『朝師御書見聞安国論私抄』の「蒙古詞事」中の朝鮮語について」『東京外国語大学論集』 63,東京:東京外国語大学

伊藤英人(2002)「高宗代司訳院漢学書字音改正について」『朝鮮語研究』 1,朝鮮語研究会編.東京:くろしお出版

伊藤英人(2004)「講経と読経‐正音と読誦を巡って‐」『朝鮮語研究』 2,朝鮮語研究会編,東京:くろしお出版

伊藤英人(2004)「刊経都監訳経僧の白話解釈と翻訳をめぐって」 『朝鮮学報』 193輯,天理:朝鮮学会

小倉進平著・河野六郎補注(1964)『増訂補注朝鮮語学史』刀江書院

呉満(1992)『ハングル正書法の解説』白帝社

姜信(1993)『ハングルの成立と歴史』大修館書店

菅野裕臣(1977a)「朝鮮語と日本語」『講座日本の神話』第3巻.有精堂

菅野裕臣(1977b)「ハングル<その構造と成立>」『言語』第6巻第10号.大修館書店

菅野裕臣(1978)「朝鮮からの借用語」『言語』第7巻第2号.大修館書店

菅野裕臣(1981)「口訣研究(一)」『東京外国語大学論集』第31号.東京外国語大学

菅野裕臣(1986a)「朝鮮語のローマ字転写とカタカナ表記」『基礎ハングル』第2巻第5号.三修社

菅野裕臣(1986b)「朝鮮語の外来語表記」『基礎ハングル』第2巻第6号.三修社

菅野裕臣(1986c)「朝鮮語の正書法」『基礎ハングル』第2巻第11号.三修社

菅野裕臣(1987)「朝鮮の漢字借字と「ハングル」」『書道研究』1987年9月号

菅野裕臣(1991)「言語資料としての『海東諸国紀』」田中健夫訳注・申淑舟著『海東諸国紀』岩波書店

金礼坤(1987)「南のhangyr,北の'uri kyr――分かち書き――」『基礎ハングル』第2巻第12号.三修社

金東昭著.栗田英二訳(2003)『韓国語変遷史』明石書店

河野六郎 (1953) 「中期朝鮮語用言語幹の聲調に就いて」,『金田一博士古希記念言語・民俗論叢』 pp.887-911,三省堂

河野六郎 (1961) 「古代朝鮮語の母音間のㄷの変化」,『朝鮮学報』 第21・22合併特輯号 pp.844-849,朝鮮学会

河野六郎 (1979)『河野六郎著作集』 第1巻,平凡社

河野六郎(1989)「ハングルとその起源」『日本学士院紀要』第43巻第3号

河野六郎(1994)『文字論』東京:三省堂

塩田今日子 (1985) 「中期朝鮮語の接続語尾-거늘と-아/어늘について」,『朝鮮学報』 第114輯 pp.(37)-(62),朝鮮学会

志部昭平 (1972) 「中期朝鮮語の疑問法語尾に就いて」,『朝鮮学報』 第62輯 pp.(1)-(61),朝鮮学会

志部昭平 (1975) 「中期朝鮮語の願望法語尾について―-goady〓[逆さのe]と-gojy〓[逆さのe]を中心として―」,『東洋学報』 56-2・3・4 pp.1-14,東洋學術協會(東洋文庫)

志部昭平 (1981) 「中期朝鮮語願望法語尾小考―-goraと-gory〓[逆さのe]について―」,『朝鮮学報』 第98輯 pp.(1)-(20),朝鮮学会

志部昭平 (1982) 「中期朝鮮語陳述法語尾小考―-a/〓[逆さのe].ira,-a/〓[逆さのe].ingidaについて―」,『朝鮮学報』 第104輯 pp.(1)-(23),朝鮮学会

志部昭平(1985)「『訓民正音』」『基礎ハングル』第1巻第3号 三修社

志部昭平(1986)「朝鮮語の歴史」『基礎ハングル』第1巻第12号 三修社

志部昭平(1986-87)「中期朝鮮語1-4」『基礎ハングル』第2巻第8-11号 三修社

志部昭平(1988)「陰徳記 高麗詞之事について−−文禄慶長の役における仮名書き朝鮮語資料」『朝鮮学報』第128輯.朝鮮学会

志部昭平(1990)『諺解三綱行実図研究』(本文編・索引編)汲古書院

須賀井義教(2003)「中期朝鮮語における対格−−対格語尾の有無と文の階層構造,単語結合−−」 『朝鮮学報』 第187輯.天理:朝鮮学会

田村宏 (1980) 「中期朝鮮語の用言第四語基の形態論的特徴」,『九大言語学研究室報告』 1 pp.31-56,九州大学文学部言語学研究室

趙義成 (2002) 「中期朝鮮語アクセント小攷」,朝鮮語研究会編 『朝鮮語研究1』 pp.57-64,くろしお出版

辻星児 (1997) 「『捷解新語』に見られる文法意識―対訳朝鮮語の配置を通して―」,国立国語研究所 『日本語と外国語との対照研究IV 日本語と朝鮮語(下巻)』 pp.293-312,くろしお出版

中島仁(2002a)「現代朝鮮語の言語規範−−その変遷と認識度調査を中心に−−」 『語学研究所論集』第7号.東京:東京外国語大学語学研究所.

中島仁(2002b)「中期朝鮮語の-oについて−連体形の場合−」 『朝鮮語研究1』  朝鮮語研究会編.東京:くろしお出版

中村完 (1968) 「吏読語における用言の基本構造とその周辺の問題について」,『朝鮮学報』 第48輯 pp.(41)-(62),朝鮮学会

中村完 (1968) 「訓民正音における文化の構造と意識について」,『朝鮮学報』 第47輯 pp.(1)-(30),朝鮮学会

中村完(1977)「朝鮮語の歴史」『言語』第6巻第10号.大修館書店

中村完(1986)「朝鮮人の文字生活――プレ・ハングルの視点から――」『基礎ハングル』第2巻第3号.三修社

中村完 (1985) 「ハングルの視点」,『朝鮮学報』 第114輯 pp.1-17,朝鮮学会

中村完(1995)『論文選集 訓民正音の世界』中村完教授退官記念会編.創栄出版

野間秀樹(1986)「ハングルの書体」『基礎ハングル』第1巻第2号 三修社

朴真完 (2004) 「近代韓国語資料『捷解新語』対訳文の資料性 ―日本語的表現の変化を中心に―」,『朝鮮学報』 第193輯 pp.(53)-(92),朝鮮学会

服部四郎 (1989)『服部四郎論文集』 3 アルタイ諸語の研究 III,三省堂

濱田敦 (1965) 「主格助詞가成立の過程」,『朝鮮学報』 第35輯 pp.1-21,朝鮮学会

浜田敦(1970)『朝鮮資料による日本研究』岩波書店

片茂鎮(2004)「『交隣須知』の系統について」『朝鮮学報』第190輯.天理:朝鮮学会

福井玲(1985)月印千江之曲 KWIC索引 私家版.

福井玲(1985)「中期朝鮮語のアクセント体系について」『東京大学言語学論集'85 pp. 61–72. 東京大学文学部言語学研究室.

福井玲(2000)「朝鮮語の歴史的研究における二つの話題」『月刊言語』29–6: 104–111. 東京: 大修館書店

福井玲(2000)「十六世紀朝鮮語傍点資料についての基礎的研究」『朝鮮文化研究』7: 167–188. 東京大学大学院人文社会系研究科・文学部朝鮮文化研究室.

福井玲(2001)「韓国語のアクセント」『音声研究5–1: 11–17. 日本音声学会

福井玲(2003)「朝鮮語音韻史の諸問題」『音声研究7–1: 23–34. 日本音声学会

福井玲(2005)「ハングルもインド系文字か?」『月刊言語』34–10: 32–33. 東京: 大修館書店

藤本幸夫(1977)「朝鮮と漢字」『言語』第6巻第10号.大修館書店

藤本幸夫(1986)「吏読」『基礎ハングル』第2巻第3号 三修社

藤本幸夫(1988)「古代朝鮮の言語と文字文化」岸俊男編『日本の古代 第14巻 ことばと文字』中央公論社

安本美典(1990)『朝鮮語で「万葉集」は解読できない』JICC出版局

●系統---------------------------------

李基文(1974)「日本語系統論によせて」『言語』第3巻第1号.大修館書店

大江孝男(1978)「朝鮮語と日本語」『岩波講座日本語12 日本語の系統と歴史』岩波書店

菅野裕臣(1990)「朝鮮語−−その系統論以前の諸問題」『日本語の形成』三省堂

菅野裕臣(1991)「トラカレ」『国文学 解釈と鑑賞』第56巻第7号.至文堂

金芳漢 (1986) 「韓国語の系統研究に関する諸問題」,『朝鮮学報』 第118輯 pp.19-33,朝鮮学会

金芳漢(1986)「韓国語の系統」『基礎ハングル』第2巻第6号.三修社

宋敏(1986)「韓国語と日本語のつながり」『基礎ハングル』第2巻第7号.三修社

宋敏(1987)「韓日両国語の比較について(日本語古層への道)」『言語』第16巻第7号.大修館書店

宋敏著.菅野裕臣,野間秀樹,浜之上幸,伊藤英人訳(1999)『韓国語と日本語のあいだ』草風館

●最新の文法研究-----------------------

*日本語で読める現代朝鮮語の文法研究ではとりわけ次のようなものが最新の論考である:

安平鎬(1999)「韓国語のいわゆる「擬似受動文」をめぐって」『筑波大学「東西言語文化の類型論」特別プロジェクト研究報告書 平成10年度II』pp.423-442.筑波大学「東西言語文化の類型論」特別プロジェクト研究組織

安平鎬(1999)「現代韓国語の「-ess-」形による「現在の状態」を表す場合の条件をめぐって」『空間表現の文法化に関する総合的研究』平成7年度-平成10年度文部省科学研究費補助金基礎研究(A)(2)研究成果報告書

安平鎬(2005)「日韓対照研究のポイント 文法・表現(2)−−韓国語の視点から−−」『日本語学』2005年7月号.vol.24.no.8.東京:明治書院

李暻洙 (1997) 「現代朝鮮語の複合動詞について―動詞の語尾(아)+「내다」を中心に―」,『朝鮮学報』 第162輯 pp.(61)-(97),朝鮮学会

五十嵐孔一(1997)「『原因・理由』を表わす接続形"-('a/'e)se"と"-('y)nigga"について――従属節の包含構造を中心にして――」『朝鮮学報』第162輯.朝鮮学会

五十嵐孔一(1998)「現代朝鮮語の接続形<-nyrago>について--『タクシス』と『図と地』の観点から--」
『朝鮮学報』.第169輯.1998年10月.pp.1-52.朝鮮学会

伊藤英人(1989)「現代朝鮮語動詞の非過去テンス形式の用法について」『朝鮮学報』第131輯.朝鮮学会

伊藤英人(1990)「現代朝鮮語動詞の過去テンス形式の用法について(1)−−haissda形について」『朝鮮学報』第137輯.朝鮮学会

李<日景>洙(1997)「現代朝鮮語の複合動詞について――動詞の語尾('a)+『naida』を中心に――」『朝鮮学報』第162輯.朝鮮学会

任尚彬 (1989) 「ニ格の名詞の存在する文(日本語を韓国語と対比させて)」,『研究会報告』 10 pp.50-72,大東文化大学日本文学科(日本語文法研究会)

林八龍 (1980) 「日本語・韓国語の受給表現の対照研究」,『日本語教育』 40 pp.113-120,日本語教育学会

李文子(1979)「朝鮮語の受身と日本語の受身(その一)――『もちぬしの受身』を中心に――」『朝鮮学報』第91輯.朝鮮学会

林田→「リム・ジョン」の項を見よ.

任明秀(2005)「現代朝鮮語の特殊助詞’-도’について」『韓国語学年報』第1号. 千葉:神田外語大学韓国語学会

内山政春(1997)「現代朝鮮語における合成用言について――<用言第V語基+用言>の分析」『朝鮮学報』第165輯.朝鮮学会

内山政春(1999)「現代朝鮮語の接続形-'eseと-goについて」『朝鮮学報』第173輯.天理:朝鮮学会

内山政春(2004)「現代朝鮮語の接続形-dagaについて」『朝鮮学報』第190輯.天理:朝鮮学会

梅田博之 (1975) 「朝鮮語の述語」,『「アジア・アフリカ文法研究」共同研究報告』 4 pp.123-,東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所

梅田博之・村崎恭子(1982a)「現代朝鮮語の文構造」『講座日本語学10』明治書院

梅田博之・村崎恭子(1982b)「現代朝鮮語の格表現」『講座日本語学10』明治書院

梅田博之・村崎恭子(1982c)「現代朝鮮語(テンス・アスペクト)」『講座日本語学11』明治書院

梅田博之・村崎恭子(1982d)「現代朝鮮語(モダリティー)」『講座日本語学11』明治書院

江波戸文康(2005)「現代朝鮮語の-와/-과について」『韓国語学年報』第1号.千葉:神田外語大学韓国語学会

大江孝男(1972)「用言語尾の意味と体系――現代朝鮮語の連用形語尾について」『現代言語学』三省堂

大村益夫 (1979) 「日本語・朝鮮語の表現について―受身と使役―」,『講座日本語教育』 15 pp.123-150,早稲田大学語学教育研究所

奥田一広(1976)「朝鮮語の対格助詞-ryr(-'yr)について――とくに,その文法機能および意義素を中心に――」『朝鮮学報』第78輯.朝鮮学会

奥津敬一郎(1983)「授受表現の対照研究――日・朝・中・英の比較――」『日本語学』第2巻第4号.明治書院

生越直樹 (1982) 「日本語漢語動詞における能動と受動―朝鮮語hata動詞との対照―」,『日本語教育』 第48号 pp.53-65,日本語教育学会

生越直樹(1984)「日本語複合動詞後項と朝鮮語副詞・副詞的な語句との関係――日本語副詞指導の問題点――」『日本語教育』第52号.日本語教育学会

生越直樹(1987)「日本語の接続助詞『て』と朝鮮語の連結語尾{a}{ko}」『日本語教育』第62号.日本語教育学会

生越直樹(1993)「朝鮮語における過去の出来事を表わす表現」『日本語とアジア諸言語との対照的研究――テンスとアスペクト――』1991-1992年度科学研究費報告書

生越直樹(2001)「現代朝鮮語のhada動詞におけるhada形とdoida形」『朝鮮文化研究』第8号.東京大学大学院人文社会系研究科・文学部朝鮮文化研究室

生越直樹(2005)「日韓対照研究のポイント 文法・表現(1)−−日本語の視点から−−」『日本語学』2005年7月号.vol.24.no.8.東京:明治書院

生越まり子 (1982) 「朝鮮語の希望表現―日本語と対照して―」,『日本語教育』 第48号 pp.78-88,日本語教育学会

呉美善 (1985) 「韓国語における複合動詞及び補助動詞―日本語との対照をも添えて―」,『人間文化研究年報』 8 pp.85-96,お茶の水女子大学

門脇誠一(1992)「朝鮮語の数詞句構造における属格助詞-'yiについて」『北海道東海大学紀要 人文社会科学系』4.北海道東海大学

菅野裕臣(1982a)「朝鮮語(ヴォイス)」『講座日本語学10』明治書院

菅野裕臣(1982b)「朝鮮語(複重文の構成)」『講座日本語学10』明治書院

菅野裕臣(1987)「朝鮮語のテンスとアスペクト」『学習院大学言語共同研究所紀要』第9号.学習院大学言語共同研究所

菅野裕臣(1988)「朝鮮語の構造について――その膠着的特徴と関連して――」『学習院大学言語共同研究所紀要』第11号.学習院大学言語共同研究所

菅野裕臣(1990)「アスペクト――朝鮮語と日本語――」『国文学 解釈と鑑賞』至文堂

金吉鎔(1975)「名詞の後につく『na』の文法機能」『朝鮮学報』第76輯.朝鮮学会

金恩愛(2003a)「日本語の名詞志向構造(nominal-oriented structure)と韓国語の動詞志向構造(verbal-oriented structure)『朝鮮学報』 第188輯.天理:朝鮮学会

金恩希 (1995) 「条件形式「-(어)야」をめぐって―日本語との対照―」,『朝鮮学報』 第154輯 pp.(25)-(47),朝鮮学会

金珍娥(2002)「日本語と韓国語における談話ストラテジーとしてのスピーチレベルシフト」『朝鮮学報』第183輯 .天理:朝鮮学会.

金珍娥(2004c)「韓国語と日本語の文,発話単位,turn −−談話分析のための文字化システムによせて−−」『朝鮮語研究2』朝鮮語研究会編.東京:くろしお出版.

金珍娥(2006)『日本語と韓国語の談話における文末の構造』,東京:東京外国語大学大学院博士論文

権在淑(1992)「現代朝鮮語の用言の接続形-niggaについて」『Lingua』第3号.上智大学一般外国語

権在淑(1994a)「現代朝鮮語の用言の接続形V(-a/-e)について」『Lingua』第5号.上智大学一般外国語

権在淑(1994b)「現代朝鮮語の用言の接続形V-seについて」『朝鮮学報』第152輯.朝鮮学会

塩田今日子(1986)「現代朝鮮語のアスペクト」東京外国語大学大学院修士論文

柴公也(1992)「『漢字語+sikida』について――再帰性・他動性・使役性・受動性との関わりをめぐって――」『朝鮮学報』第144輯.朝鮮学会

柴公也(1994)「『〜('y)miense』の意味と用法について」『熊本学園大学 文学・言語学論集』第1巻第1・2号.熊本学園大学

柴公也(1995a)「『-da bonigga』の意味と用法について」『朝鮮学報』第155輯.朝鮮学会

柴公也(1995b)「『〜('y)miense』と『〜ながら』の対照研究――[時間の] 『〜('y)miense』と[持続]の『〜ながら』をめぐって――」『熊本学園大学 文学・言語学論集』第2巻第1号.熊本学園大学

志部昭平(1986)「朝鮮語の動詞」『国文学 解釈と鑑賞』51-1.至文堂

申昌淳(1972)「現代韓国語の用言補助語幹"geiss"の意義と用法」『朝鮮学報』第65輯.朝鮮学会

申昌淳(1980)「助詞"wa"の問題――共同格助辞"wa"の否定と並列助辞"wa"の設定――」『朝鮮学報』第96輯.朝鮮学会

徐尚揆(1991)「現代朝鮮語の程度副詞について−−副詞<'aju>の<程度>と<様態>の意味を中心に−−」『朝鮮学報』第140輯.朝鮮学会

徐禎穆(1996) 平木葉子訳「現代韓国語'ha'o体語尾'の形態論的特徴」『朝鮮学報』第159輯.朝鮮学会

 

平香織(2005)「現代朝鮮語の終止形語尾〈-네〉に関する一考察」『韓国語学年報』第1号.千葉:神田外語大学韓国語学会

 

谷守正寛・林田(2001a)「日本語のテモラウの韓国語辞典における取り扱いについて」 『鳥取大学教育地域科学部紀要』(教育・人文科学) 第2巻第2号.鳥取:鳥取大学教育地域科学部

 

谷守正寛・林田(2001b)「日本語と韓国語の持主の受身をめぐって」『鳥取大学教育地域科学部紀要』(教育・人文科学) 第3巻第1号.鳥取:鳥取大学教育地域科学部

玉城繁徳 (1975) 「現代朝鮮語の大過去について―その文法機能と日本語への訳出上の問題点―」,『言語研究』 68 pp.122-123,日本言語学会

田村宏 (1984) 「活用における語幹水平化の一様相―現代朝鮮語のr語幹用言の場合―」,『九大言語学研究室報告』 5 pp.31-40,九州大学文学部言語学研究室

多和田眞一郎 (1989) 「日本語と朝鮮語との対照―変格活用―」,『静大国文』 34 pp.1-16,静岡大学人文学部国文談話会

張起福 (1989) 「に格の名詞と動詞の組合せ―日本語と韓国語の対照研究にむけて―」,『東京外国語大学日本語学科年報』 11 pp.77-86,東京外国語大学日本語学科

張美仙(2005)「現代韓国語の「handa」形と「hago issda」形について−−文の種類と語彙という観点から」『朝鮮学報』第197輯.天理:朝鮮学会

張美仙(2006)『現代韓国語のテンス・アスペクト形式について−−会話文の言語資料から収集した用例の分析を通して−−』東京:東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科(横浜国立大学)博士論文.

趙義成(1994)「現代朝鮮語の-'ese格について」『朝鮮学報』第150輯.朝鮮学会

趙義成(1996)「現代朝鮮語の-ei格について」『第4回 大阪・アジアスカラシップ活動報告書』財団法人大阪国際交流センター

鄭玄淑(1996)「現代朝鮮語の接続形-goについて――その意味・用法をめぐって」『朝鮮学報』第161輯.朝鮮学会

鄭玄淑(2001)「T‐goとV‐seと動詞のアスペクト的特徴との関連性―アスペクト形式による用言分類を通じて」  『朝鮮学報』第180輯.天理:朝鮮学会.

 

鄭玄淑(2005)「現代朝鮮語の接続形-면서について」『韓国語学年報』第1号.千葉:神田外語大学韓国語学会

 

鄭惠先(2002)「日本語と韓国語の人称詞の使用頻度 −対訳資料から見た頻度差とその要因−」『日本語教育』114号.日本語教育学会

陳満理子(1996)「現代朝鮮語の-ro格について――単語結合の観点から――」『朝鮮学報』第160輯.朝鮮学会

塚本秀樹(1986)「数量詞の遊離について――日本語と朝鮮語の対照研究――」『朝鮮学報』第119・120輯.朝鮮学会

塚本秀樹(1993)「複合動詞と格支配――日本語と朝鮮語の対照研究――」『日本語の格をめぐって』仁田義雄編.くろしお出版

塚本秀樹(1994)「韓国語における漢語動詞の受身文について」『朝鮮学報』第153輯.朝鮮学会

塚本秀樹(1997)「語形成と複合動詞--日本語と朝鮮語の対照研究--」『筑波大学「東西言語文化の類型論」特別プロジェクト研究報告書 平成9年度I』pp.161-172.筑波大学「東西言語文化の類型論」特別プロジェクト研究組織

中島仁(2002)「現代朝鮮語の動詞の連体形「han」について」『朝鮮学報』第183輯.天理:朝鮮学会

中西恭子(2002)「現代朝鮮語の連体形語尾-nunについて−−-rとの使い分けという観点から」 『朝鮮語研究1』 朝鮮語研究会編.東京:くろしお出版.

中西恭子(2004)「現代朝鮮語の引用構文について」『朝鮮語研究2』 朝鮮語研究会編.東京:くろしお出版.

南基心・鈴木陽二訳 (1988) 「二重主語構文 再考」,『朝鮮学報』 第126輯 pp.(1)-(17),朝鮮学会

野間秀樹(1988)「<hageissda>の研究−−現代朝鮮語の用言のmood形式をめぐって」『朝鮮学報』第129輯.朝鮮学会

野間秀樹(1990a)「<harges'ida>の研究−−再び現代朝鮮語の用言のmood形式をめぐって」『朝鮮学報』第134輯.朝鮮学会

野間秀樹(1990b)「現代朝鮮語の名詞分類−−語彙論・文法論のために」『朝鮮学報』第135輯.朝鮮学会

野間秀樹(1993)「現代朝鮮語の対格と動詞の統辞論」『言語研究V』東京外国語大学語学研究所

野間秀樹(1997a)「朝鮮語と日本語の連体修飾節(冠形節)構造」『朝鮮文化研究』第4号.東京大学文学部朝鮮文化研究室

野間秀樹(1997b)「朝鮮語の文の構造について」『国立国語研究所報告 日本語と朝鮮語の対照研究3 日本語と朝鮮語』国立国語研究所(くろしお出版発売)

長谷川由紀子 (1993) 「朝鮮語の受身表現―固有語動詞の受身表現を中心に―」,『槿域』 2 pp.1-31,朝鮮語・文化研究会

浜之上幸(1991)「現代朝鮮語動詞のアスペクト的クラス」『朝鮮学報』138輯.朝鮮学会

浜之上幸(1992)「現代朝鮮語の『結果相』=状態パーフェクト−−動作パーフェクトとの対比を中心に」『朝鮮学報』第142輯.朝鮮学会

浜之上幸(1992)「アスペクトとテクストの時間的構成について−−時間的局所限定性・タクシス性の観点から−−」『朝鮮学報』第144輯.朝鮮学会

浜之上幸(1998)「現代朝鮮語の定/不定について」平成9年度COE形成基礎研究費研究成果報告(2)(課題番号08CE1001)『先端的言語理論の構築とその多角的な実証(2-B)−ヒトの言語を組み立て演算する能力を語彙の意味概念から探る−』神田外語大学

浜之上幸(1998)「現代朝鮮語の形態論的範疇について--ヤーコブソン,メルチュークのモデルの観点から--」『朝鮮文化研究』第5号.東京大学文学部朝鮮文化研究室

韓南洙(1979)「現代朝鮮語における格助詞-'eigei(-ege)について」『言語の研究』むぎ書房

深見兼孝(1997)「日本語と朝鮮語の「非意図的他動文」について」『日本語と外国語との対照研究IV 日本語と朝鮮語(下巻)』くろしお出版

深見兼孝・多和田眞一郎 (1993) 「朝鮮語の文末部―{요}を中心として―」,藤原与一編 『言語類型論と文末詞』,三弥井書店

白峰子(2004)大井秀明訳・野間秀樹監修『韓国語文法辞典』東京:三修社

洪思満(1979)「日本語の副助詞と韓国語の特殊助詞との対照研究(U)」『朝鮮学報』第90輯.朝鮮学会

松尾勇 (1985) 「朝鮮開化期の文章体に関する一考察―新小説「血의 涙」を資料として―」,『天理大学学報』 144 pp.1-20,天理大学学術研究会

松尾勇(2001)「接辞「-jeg (的)」について」『朝鮮学報』第181輯.天理:朝鮮学会

村田寛(1997)「<haiss'essda>の研究 ―現代朝鮮語の時間の表現―」『朝鮮学報』第165輯.朝鮮学会

村田寛(1998)「<連体形+ges gatda>をめぐって ―現代朝鮮語のムード形式の研究―」『朝鮮学報』第168輯.朝鮮学会

村田寛(2000)「現代朝鮮語の<-r>連体形について」『朝鮮学報』175輯.天理:朝鮮学会.

村田寛(2002)「現代朝鮮語の<-gi sijaghada>形について」『朝鮮語研究1』朝鮮語研究会編.東京:くろしお出版.

油谷幸利(1979)「『-'e nohda』と『-'e duda』の意味分析」『朝鮮学報』第91輯.朝鮮学会

油谷幸利 (1988) 「形容詞のない言語」,『言語』 第17巻第8号 pp.100-104,大修館書店

油谷幸利 (1992) 「<朝鮮語から見た>文末表現の語順―丁寧・否定・過去―」,『言語』 第21巻第3号 pp.47-51,大修館書店

油谷幸利 (1997) 「用言基本形に格助詞が接続する文について」,国立国語研究所 『日本語と外国語との対照研究IV 日本語と朝鮮語(下巻)』 pp.69-82,くろしお出版

油谷幸利 (2002) 「만들다の格支配構造―人間が主語になる用例を中心に―」,『朝鮮学報』 第184輯 pp.(1)-(34),朝鮮学会

油谷幸利(2004)「idaの省略と縮約−eiioかieiioか−」『朝鮮学報』第189輯.天理:朝鮮学会

油谷幸利(2006)「 接続形式における日朝対照研究−朝鮮語教育の観点から−」『朝鮮学報』第198輯.天理:朝鮮学会

尹亭仁(2001)「移動動詞「行く」「来る」の格標示と名詞句の意味特徴 ―韓国語の「gada」「oda」との対照の観点から―」『日本語教育』110号.日本語教育学会

尹鎬淑(1998)「近代日・韓両語における受身表現の対照研究−新聞を中心として−」 『朝鮮学報』第168輯.朝鮮学会

 

尹鎬淑 (1998) 「近代日・韓両語における受身表現の対照研究―新聞を中心として―」,『朝鮮学報』 第168輯 pp.(39)-(92),朝鮮学会
 

林田(2003)「韓国語の他動受身文−日本語の持主の受身文に照らして−」 『朝鮮語研究会第200回記念国際学術大会論文集』 朝鮮語研究会

 

林田(2006)「韓国語の自動受身文と他動受身文−−〈X-ka [Y-eykey] Z-ka 受身動詞〉文と〈X-ka [Y-eykey] Z-lul 受身動詞〉文を中心に−−」 『朝鮮学報』 第198輯.pp.61-115(総55頁),2006年1月,天理:朝鮮学会

 

渡辺吉鎔 (1979) 「韓国語の疑問語尾「느냐」,「는가」に関する一考察」,『アジア・アフリカ文法研究』 7 pp.137-149,東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所

 

渡辺吉鎔 (1980) 「いわゆる回想文に関する一考察(On the so-called retrospective sentences in Korean)」,『アジア・アフリカ文法研究』 8 pp.71-82,東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所

●朝鮮語語彙論・文法論研究の日本語で読める基礎的参考文献

野間 秀樹 編

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