議題設定・・・米国の同時多発テロに対する武力行使(空爆行為)について賛成OR反対

賛成派:笠原・芹沢・利根・山下・横打   

反対派:朝倉・小峰・志村・武井・日高

☆論点@−武力行使について

反対派の意見
・武力行使によって罪の無い一般市民が死んでいる。これでは、タリバン側の思うつぼである。
・実際、周囲から批判の声があり、これではタリバン以外のイスラム教徒の協力を得るのは難しくなるのでは?
・タリバン崩壊後、新しい政権を作るのにアメリカは介入しないほうがよい。←干渉であるから(他国の干渉によって作られた国はおかしい。)
・国家再建にあたって、援助は必要である。国連の場で有意義な解決策が模索されることを期待す る。

賛成派の意見
・攻撃(空爆)は最大の防御である。従って、米国の武力行使はやむを得ない。
・空爆を行う必要性はある。何も攻撃しなかったら、米国はテロリストにやられ放題になってしまう!
・テロリストを捕まえることを最終目標とした前向きな解決策への第一歩である。テロとの闘いであり、アフガニスタンという一国やその国民を標的とはしていない。→誤爆は人間誰にでもあるミス。
・話し合いによる平和的解決に向け、そのような環境を整備するためには、必要ならば武力による手段もとられるべきである。
・ただタリバーンというアフガニスタンの政権をつぶせばよいという目的ではなく、むしろ空爆後に国家の再建のために支援(あくまでも支援。介入ではない。)を行いフォローしていくことを目指している。
・テロに対する攻撃をイスラム諸国への攻撃と捉えるのは間違っている。米軍の攻撃を支持するイスラムの国も存在する。←タリバンを嫌うイスラムの人に支持されるはず。

☆論点A−アメリカ主導という点について

反対派の意見
・国連においてもアメリカが主導権を握っていては、解決が難航するのでは?
・アメリカ主導=国連の方針というのはおかしい。

賛成派の意見
・国連にみられるようなアメリカ主導という体制は必然である。これは政治力・経済力を考慮すれ ば当然のことである。
・空爆は米軍が前面に出ているように見られるが、実際はアメリカ主導のもと英国等が協力する体 制下にあるため問題ない。