「セファルディー(スペイン系ユダヤ人)」関連の邦語文献
-浅見定雄「ユダヤ人のものの見方と生活様式──ユダヤ人の宗教を中心に」(内野吾郎・戸田義雄編『民族の文化の発見』大明堂、1978年、所収)
-余部福三『アラブとしてのスペイン』(第三書館、1992年)
-カレン・アームストロング(高尾利数訳)『神の歴史──ユダヤ・キリスト・イスラーム教史』(柏書房、1995年)
-飯塚一郎「イベリア半島のユダヤ人」「イベリアの国土統一と異端審問」(『大航海時代のイベリア──スペイン植民地主義の形成』(中央公論社、中公新書、1981年、所収)
-ヨセフ・ハイーム・イェルシャルミ(木村光二訳)『ユダヤ人の記憶 ユダヤ人の歴史』(晶文社、1996年)
-池上岑夫ほか監修『スペイン・ポルトガルを知る事典』(平凡社、1992年)
「異端審問」(宮前安子)、「コンベルソ」(林邦夫)、「セファルディム」(児玉昇)、「ユダヤ人」(宮前安子)
-石原忠佳「イベリア半島を離れたユダヤ社会と言語「言語学的アプローチからみた“Judeo-Spanish”の変遷」」(『創価大学比較文化研究所紀要』11、1994年)
-S.ヴィーゼンタール(徳永恂・宮田敦子訳)『希望の帆――コロンブスの夢 ユダヤ人の夢』(新曜社、1992年)
-上田和夫『ユダヤ人』(講談社、講談社現代新書、1986年)
-上田和夫「イディシュ語」(『言語学大辞典
第1巻 世界言語編(上)』三省堂、1988年)
-上田和夫「ユダヤ諸語」(『言語学大辞典
第4巻 世界言語編(下-2)』三省堂、1992年
-臼杵陽「第1次世界大戦前のエルサレムにおけるイエメン系ユダヤ教徒コミュニティーアリヤ、入植およびセファラディームとの関係を中心に」(『オリエント』36(2)、1993年)
-臼杵陽「セファルディームとミズラヒームに関する研究動向
- ヘブライ語誌『ペアミーム』を手がかりにして」(佐賀大学教養部『研究紀要』第25巻、1993年3月、129-153頁)
-臼杵陽「〈地中海〉の記憶と蘇生――レヴァントのユダヤ人」(『現代思想』23(6)、1995年)
-レオーネ・エブレオ(本田誠二訳)『愛の対話』(平凡社、1993年)
-笈川博一『イスラエルの国と人』(時事通信社、1986年)
-笈川博一「スペインでの栄光と没落」(『イスラエルの国と人――中東を内側から探る』時事通信社、1986年、所収)
-笈川博一『コロンブスは何を「発見」したか』(講談社現代新書、1992年)
-荻内勝之・篠田有史「スペインとユダヤ人――もう一つの五百年」(『コロンブスの夢』新潮社、1992年、所収)
-奥田敦「中世スペインにおけるユダヤ教とムスリム――シェテ・パルティダス第7部第24、25章をめぐって」(『国際大学中東研究所紀要』3、1987~88年)
-川成洋「<書評>関哲行『スペインのユダヤ人』山川出版社」(『イスパニア図書』6、行路社、2003年)
-川成洋「<書評>近藤仁之『スペイン・ユダヤ民族史――寛容から不寛容へといたる道』刀水書房」(『イスパニア図書』7、行路社、2004年)
-神吉敬三「繁栄した中世のユダヤ人地区エル・カイ」・「スペインとユダヤ教徒」・「バルセローナのゲットーとユダヤ人追放」・「キリスト教、ユダヤ教、イスラーム教が共存したヨーロッパ唯一の国」(『バルセロナ』文藝春秋、1992年、所収)
-桐谷佳裕「14世紀中期から15世紀初期カスティーリャにおける反ユダヤ運動の動向」(『史友』19、1987年)
-桐谷佳裕「15世紀中期カスティーリャにおける政治的コンベルソ問題」(『史友』20、1988年)
-エリー・ケドゥリー編(関哲行・立石博高・宮前安子共訳)『スペインのユダヤ人』(平凡社、1995年)
-ウェルネル・ケラー(迫川由和・天野洋子訳)『ディアスポラ』(上下巻、山本書店、1982年)
-小岸昭「改宗拒否したスペイン系ユダヤ人――「セファルディ」追放から500年」(『読売新聞』、1992年9月3日夕刊)
-小岸昭『スペインを追われたユダヤ人──マラーノの足跡を訪ねて』(人文書院、1992年)
-小岸昭「マラーノの系譜」『みすず』372~(1992年~)
-小岸昭・徳永恂「対話=マラーノを追う旅」(『へるめす』46、1993年)
-小岸昭「マラケシュへの旅」(『へるめす』48、1994年)
-小岸昭『マラーノの系譜』(みすず書房、1994年[みすずライブラリー、1998年])
-小岸昭・西谷修「マラーノの地中海的ヴィジョン」(『現代思想』23(6)、1995年)
-小岸昭『離散するユダヤ人――イスラエルへの旅から』(岩波書店、岩波新書、1997年)
-小辻誠祐『ユダヤ民族──その四千年の歩み』(誠信書院、1984年)
-近藤仁之『スペイン・ユダヤ民族史――寛容から不寛容へといたる道』(刀水書房、2004年)
-佐々木忠一「国土回復運動(レコンキスタ)とユダヤ人の命運――スペインのユダヤ人の変遷」(『キリスト教史学』30、キリスト教史学会、1976年)
-佐々木忠一「アラブ・ウマイヤ朝スペインにおけるユダヤ人の知的活動」(『経済集志』46(2)、日本大学経済学研究会、1977年)
-椎名浩「<新刊紹介>R. L. ケーガン著『夢と異端審問――16世紀スペインの一女性』」(『スペイン史学会会報』44、1994年)
-C. アロンスフェルド・シーザー(立石博高訳)『1492年の亡霊――スペインにおける宗教的自由を求める苦悩とユダヤ人問題』(東京外国語大学海外事情研究所『個別研究報告』第122号、1998年)
-芝修身「純血法(Estatutos de Limpieza de Sangre)」(『アカデミア(人文自然科学編)』26、1976年)
-芝修身「1492年のカスティーリャ王国におけるユダヤ人追放──社会・政治構成との関連における検討」(『アカデミア(経済・経営学編)』71、1981年)
-芝修身「1492年のカスティーリャ王国におけるユダヤ人追放──国王の追放理由」(『アカデミア(経済・経営学編)』73、1981年)
-芝紘子「<研究ノート>15世紀後半のカスティーリァ王国におけるユダヤ人の土地所有と農業」(『スペイン史研究』1、1983年)
-芝紘子「<研究ノート>中世カスティーリャのユダヤ人との共存意識について」(『スペイン史研究』3、1985年)
-サムエル・シュヴァルツ(金七紀男訳)『20世紀におけるポルトガルの新キリスト教徒』(東京外国語大学海外事情研究所『研究報告』100、1995年3月)
-杉浦勉「神のエクリチュール――ボルヘスの思考とユダヤ=イスラム・スペインの思想(ボルヘス――ブエノスアイレスが生んだ世界の文学〈特集〉」(『ユリイカ』21(3)、青土社、1989年)
-鈴木董『オスマン帝国』(講談社、講談社現代新書、1992年)
-レーオ・ズィーヴェルス(清水健次・国信浩洋訳)「グリッケル・フォン・ハーメルンの年代記」(『ドイツにおけるユダヤ人の歴史』教育開発研究書、1990年)
-ゼヴ・ベン・シモン・ハレヴィ(大沼忠弘訳)『ユダヤの秘儀――カバラの象徴学』(平凡社、「イメージの博物誌」11、1982年)
-『世界民族問題事典』(平凡社、1995年)
「アシュケナジーム」(池田明史)、「イディッシュ語」(上田和夫)、「セファルディーム」(池田明史)、「マラーノ」(小岸昭)、「ミズラヒーム」(臼杵陽)、「ユダヤ教」(市川裕)、「ユダヤ人」(
-関哲行「中世スペインにおける都市共同体とユダヤ人――11~13世紀の巡礼都市レオンLeón」(『歴史学研究』638、1992年)
-関哲行「中小都市にユダヤ人社会を読む」(『歴史を読む』東洋書林、1998年、所収)
-関哲行「中近世の地中海と大西洋世界におけるユダヤ人共同体――比較マイノリティー論の可能性を含めて」(『流通経済大学社会学部論叢』10(1)、1999年)
-関哲行「マイノリティーとしてのユダヤ人」(堀越孝一編『新書ヨーロッパ史・中世篇』講談社現代新書、2003年、所収)
-関哲行『スペインのユダヤ人』(山川出版社、世界史リブレット59、2003年)
-関根謙司「コルドバと共に生きた人々(2)Judaeo-Arabicの思想」(『文京女子短期大学紀要(英米英文科)』23、1990年)
-関根謙司「イブン・ハズとシュムエル・ハ・ナギド――アラブ人の文人とユダヤ人の詩人の邂逅」(『文京女子大学研究論集』1、1991年)
-ヴェルナー・ゾンバルト(金森誠訳)『ユダヤ人と経済生活』(荒地出版社、1994年)
-滝川義人『ユダヤを知る事典』(東京堂出版、1993年)
-立石博高「<研究ノート>近現代スペインの『ユダヤ人』」(一橋大学一橋学会『一橋論叢』116-4、1996年、200-208頁)
-立石博高「<書評>近藤仁之著『スペイン・ユダヤ民族史――寛容から不寛容へといたる道』」(『図書新聞』2675、2004年)
-玉置さよ子「西ゴート王国の反ユダヤ立法――王国前半期の検討」(奈良女子大学『寧楽史苑』、1988年)
-玉置さよ子「西ゴート王国の反ユダヤ立法…エルウィク新法(681年)の検討」(『西洋史学』167、1992年)
-パロマ・ディーアス=マス(坂東省次訳)「ユダヤ・スペイン語(上)」(京都外国語大学『研究論叢』XLV、1995年7月、406-426頁)
-パロマ・ディーアス=マス(坂東省次訳)「ユダヤ・スペイン語(下)」(京都外国語大学イスパニア語学科修士会『REHK』第3号、1995年、103-117頁)
-S.ティティンゲル(石田友雄訳)『ユダヤ民族史5.近世編、現代編I/ユダヤ民族史6.現代編II』六興出版、1977年)
-マックス・ディモント(平野和子・河合一充訳)『ユダヤ人の歴史──世界史の潮流のなかで』(ミルトス、1994年)
-G.テスタス/J.テスタス(安斎和雄訳)『異端審問』(白水社、文庫クセジュ、1974年)
-リリアナ・トレヴェス・アルカライ(谷口勇訳)『セファラード──スペイン・ユダヤ人の500年間の歴史・伝統・音楽』(而立書房、1996年)
-中堂幸政「セファルディム系ユダヤ人と『近代世界システム』
- 『移行論争』への一視角」(『世界経済』第48巻第7号、1993年7月、12-32頁)
-徳永恂「異端審問――ユダヤ人の悲劇」(『中央公論』6月号、1991年)
-徳永恂「敗者の歴史――反ユダヤ主義思想史1」(『みすず』370、1992年)
-徳永恂「コロンブスと「ユダヤ人問題」――反ユダヤ主義思想史2」(『みすず』371、1992年)
-徳永恂「現代まで差す光と闇――コロンブス500年――スペインの紆余曲折」(『朝日新聞』、1992年3月12日夕刊)
-徳永恂「<エッセイ>海辺の墓地――白のアラベスク」(『へるめす』48、1994年)
-徳永恂・小岸昭「<旅の報告>モロッコのユダヤ人たち」(『へるめす』48、1994年)
-徳永恂・小岸昭「<対話>旅とユダヤ思想――スペインからポルトガルへ」(『へるめす』48、1994年)
-中島隆三「セファルディと現代スペインの外交政策」(拓殖大学海外事情研究所『海外事情研究所報告』28、1994年)
-中島隆三「イスラエルに現存するスペイン系セファルディー――マラーノの末裔」(拓殖大学海外事情研究所『海外事情研究所報告』29、1995年)
-中島隆三「現代スペインのセファルディ」(拓殖大学海外事情研究所『海外事情研究所報告』32、1998年)
-中村友太郎「イェフダ・ハレヴィの宗教的人間観」(上智大学中世思想研究所編(中世研究第5号)『中世の人間像』創文社、1986年、所収)
-中山直次「スペイン系ユダヤ人の言語――音声学的特徴を中心に」(『日本大学商学集志人文科学編』15(3)、1984年)
-丹羽光男「<研究ノート>スペイン異端審問制度創設の時代背景について」(『学術と文化』2、1992年)
-ヨセフ・ハイーム・イェルシャルミ(木村光二訳)『ユダヤ人の記憶 ユダヤ人の歴史』(晶文社、1996年)
-林邦夫「15世紀前半カスティーリャにおけるコンベルソ問題」(『歴史学研究』461、1978年)
-林邦夫「カスティーリャにおける異端審問制の成立」(『鹿児島大学教育学部研究紀要』31、1979年)
-林邦夫「カスティーリャにおける異端審問制の初期的段階」(『鹿児島大学教育学部研究紀要』32、1980年)
-林邦夫「15世紀カスティーリャにおける対ユダヤ人政策」(『鹿児島大学教育学部研究紀要』33、1981年)
-林邦夫「中世カスティーリャにおけるユダヤ人に関する地方史的研究の動向」(『鹿児島大学教育学部研究紀要』34、1982年)
-林邦夫「バルトロメ・カランサ研究の動向――16世紀スペインにおける異端審問の個別事例として」(『鹿児島大学教育学部研究紀要』35、1983年)
-林邦夫「《ラ・グアルディアの聖なる子(サント・ニーニョ)》事件覚書――史料と研究史について」(『鹿児島大学教育学部研究紀要』38、1986年)
-林邦夫「《ラ・グアルディアの聖なる子(サント・ニーニョ)》事件(1)・(2完)」(『鹿児島大学教育学部研究紀要』40・41、1989年)
-林邦夫「リョレンテとスペイン異端審問」(『史海』40、1993年)
-原誠「言語」(『スペインハンドブック』三省堂、1982年、所収)
-フリオ・バルデオン・バルーケ(五十嵐一成訳)「14世紀カスティーリャ王国における社会的葛藤と反ユダヤ教徒運動」(『札幌大学教養部紀要』25、1984年)
-坂東省治「セファルディーの言語取り替え現象」(京都外国語大学国際問題研究会『PROBLEMATA MUNDI』第5号、1996年、19-43頁)
-エーリヒ・ビショフ(林睦子訳)『カバラQ&A──ユダヤ神秘主義入門』(三交社、1995年)
-藤田一成「中世スペインにおけるユダヤ人の役割について」(神奈川大学人文学会『人文研究』61、1975年)
-藤田一成「反ユダヤ主義の構造」(神奈川大学人文学会『人文研究』67、1977年)
-藤田一成「ユダヤ人問題の変質――コンベルソ大量出現の背景」(神奈川大学人文学会『人文研究』69、1978年)
-藤田一成「ユダヤ社会再生の気運」(神奈川大学人文学会『人文研究』81、1982年)
-藤田一成「ユダヤ人に対する血の中傷――儀式殺人および聖体冒涜をめぐって」(神奈川大学人文学会『人文研究』86、1983年)
-藤田一成「ラ・グアルディア村儀式殺人事件(Ⅰ‐Ⅱ)――スペインにおける血の中傷」(神奈川大学人文学会『人文研究』87・88、1983・84年)
-藤田一成「中世スペインにおける王族とユダヤ人の関係――ユダヤ人侍医をめぐって」(神奈川大学人文学会『人文研究』91、1985年)
-藤田一成「中世スペインにおけるユダヤ人と医術」(『ユダヤ・イスラエル研究』11、1988年)
-船橋洋一「スペインとユダヤ――東と西の歴史的和解」(『週刊朝日』、1992年4月24日)
-F.ベナサール(五十嵐一成訳)「国家に奉仕するスペインの異端審問所」(『札幌大学教養部紀要』16、1980年)
-H.H.ベンサソン(石田友雄・村岡蒿光訳)『ユダヤ民族史3 中世篇Ⅰ、ユダヤ民族史4 中世篇Ⅱ』(六興出版、1977年)
-ジャン・ボームガルテン(上田和夫・岡本克人共訳)『イディッシュ語』(白水社、文庫クセジュ、1996年)
-本田誠二「スペイン系ユダヤ人の追放――アブラバネル一族の大いなる遺産」(地中学会編『地中海文化の旅(3)』河出文庫、1993年)
-増田義人『コロンブス』(岩波書店、岩波新書、1979年)
-松下洋「世界で最も成功したユダヤ人の移住先
- 現在もなお健全なアルゼンチンの『人種的多元主義』」(『世界週報』、1991年9月3日、40-45頁)
-松永登喜子「セファラドへの回帰――二十世紀スペインのユダヤ人問題」(駿台史学会『駿台史学』104、1998年)
-フランシスコ・マルケス・ビリャヌエバ「『セレスティーナ』に見るイベリア・ユダヤの伝統」(イスパニア・センター『スペイン文化シリーズ 2号 講演集(1990-1993)』、1993年)
-フランシスコ・マルケス・ビリャヌエバ「トレード翻訳学派新考」(イスパニア・センター『スペイン文化シリーズ 2号 講演集(1990-1993)』、1993年)
-水野信男「スファラディームの歌」(『月刊ミルトス』2、1995年8月)
-三原幸久「現代イスラエルにおけるユダヤ系イスパニア語の特徴──主として品詞論と語彙を中心に」(『HISPANICA』8、1963年)
-三原幸久「現代イスラエルにおけるユダヤ・スペイン語の音韻」(『天理大学学報』15(2)、19-年)
-宮武志郎「16世紀地中海世界におけるマラーノの足跡」(『地中海学研究』20、1997年)
-宮前安子「16世紀スペイン異端審問の展開――モリスコ問題とカスティリャ異端審問」(『西洋中世のキリスト教と社会』刀水書房、1983年、所収)
-宮前安子「1492年の『ユダヤ教徒追放令』をめぐって──スペイン近世のユダヤ人①」(『月刊百科』第366号、1993年4月、4-11頁)
-湯浅赳男『ユダヤ民族経済史』(新評論、1991年)
-乗浩子「ラテンアメリカのユダヤ人」(『ラテンアメリカ
人と社会』新評論、1995年、所収、271-295頁)
-シーセル・ロス(長谷川真・安積鋭二訳)『ユダヤ人の歴史』(みすず書房、1966年)
-コンチャ・ロペス・ナルバエス(宇野和美訳・小岸昭解説)『約束の丘』(行路社、1999年)
-渡邊昌美『異端審問』(講談社、講談社現代親書、1996年)