授業の目標
- 現代ドイツ語の統語論と意味論に関する基礎知識を身につける。
授業の概要
前半は統語論、後半は意味論について毎回異なるトピックを取り上げ、基本事項を理解したのち応用課題に取り組んで、知識の定着をはかる。
授業の計画
- 第1回 導入:統語論とは、意味論とは
- 第2回 依存関係分析
- 第3回 構成素分析
- 第4回 範疇文法
- 第5回 品詞と文法機能
- 第6回 語彙的な格支配と構造的な格支配
- 第7回 テスト1、解答解説
- 第8回 文意味の分析 (1):意味役割
- 第9回 文意味の分析 (2):述語の基本的意味構造型
- 第10回 文意味の分析 (3):複合的な意味構造型
- 第11回 意味構造と格付与
- 第12回 使役・反使役・受動
- 第13回 分離動詞と非分離動詞
- 第14回 与格構文
- 第15回 テスト2、解答解説
成績の評価
予習・復習の状況(10%)、授業中の発言(10%)、課題の提出状況とその出来(20%)、学期中に実施する2回の応用テストの出来(60%)によって評価する。
事前学習等
- 教員の指示に従って、受講前の予習と受講後の復習を行うこと。
受講上の注意
- 教職課程認定上の教科に関する科目(中学校及び高等学校 ドイツ語)のドイツ語学に該当します。
- 教職課程履修とは関係なく履修することも可能です。
テキスト・教材
参考書
- 岡本順治・吉田光演習〔編〕『講座 ドイツ言語学 第1巻 ドイツ語の文法論』(ひつじ書房)
- 吉田光演習、ほか『現代ドイツ言語学入門:生成・認知・類型のアプローチから』(大修館書店)
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