授業の目標
- ドイツ語を対象に、文法が意味と密接に関わる現象を言語学的に捉える視点や分析力を身につける
- 文献講読を通じ、ドイツ語の学術的文章を読みこなす力を高める
授業の概要
文法と意味の関係について基本的文献を輪読するとともに、いくつかの文献については、参加者による読書報告をもとに議論を行う。
授業の計画
- 第1回 導入
- 第2回 原書講読 (1)
- 第3回 原書講読 (2)
- 第4回 原書講読 (3)
- 第5回 原書講読 (4)
- 第6回 原書講読 (5)
- 第7回 原書講読 (6)
- 第8回 原書講読 (7)
- 第9回 原書講読 (8)
- 第10回 原書講読 (9)
- 第11回 原書講読 (10)
- 第12回 読書報告と討論：論文1（前半）
- 第13回 読書報告と討論：論文1（後半）
- 第14回 読書報告と討論：論文2（前半）
- 第15回 読書報告と討論：論文2（後半）
成績の評価
平常点60%と学期末レポート40%で評価する。
受講上の注意
- ある程度の言語学的知識を前提とする。
- 入念な下調べをして、授業に臨むこと。
テキスト・教材
- Rapp, Irene (1997): Partizipien und semantische Struktur: Zu passivischen Konstruktionen mit dem 3. Status. Tübingen: Stauffenburg.
- Wunderlich, Dieter (1990): Ort und Ortswechsel. In: Zeitschrift für Literaturwissenschaft und Linguistik 78, S.43-58.
- Wunderlich, Dieter/Herweg, Michael (1991): Lokale und direktionale Präpositionen. In: von Stechow, Arnim/Wunderlich, Dieter (Hgg.): Semantik. Ein internationales Handbuch der zeitgenössischen Forschung, Berlin: de Gruyter, S.758-785.