授業の目標
- 初級文法(CEFR A1~A2程度)を学び,総合的なドイツ語能力の基礎を作る。
- 短めの文章の読解・聴解練習を通じて,初級文法の定着を図りつつ中級へのレベルアップを目指す。
授業の概要
1年間を通じ,ドイツ語文法の基礎を対話式のトレーニングを通じて身につける。2学期からは並行して文章読解と聴解の練習も行う。ドイツ語らしい表現を数多く学び,文法事項の定着とレベルアップを図る。
授業の計画
- 第1回 オリエンテーション,アルファベット,つづりの読み方 (1)
- 第2回 人称代名詞 (1)
- 第3回 不定詞 (1),動詞の現在人称変化 (1)
- 第4回 名詞の性と定冠詞
- 第5回 動詞の現在人称変化 (3),語順
- 第6回 名詞の複数形 (1)
- 第7回 3格 (1)
- 第8回 2格,男性弱変化名詞,小テスト2
- 第9回 定冠詞類,小テスト2解答・解説
- 第10回 命令文,3・4格支配の前置詞 (1)
- 第11回 否定文,不定代名詞
- 第12回 前置詞を支配する動詞,前つづり動詞 (1)
- 第13回 話法の助動詞 (1)
- 第14回 形容詞と副詞 (1)
- 第15回 実力判定テスト (1)
- 第16回 不定詞 (2),聴解トレーニング
- 第17回 時制 (1),聴解トレーニング
- 第18回 受動態と受動表現 (1),聴解トレーニング
- 第19回 接続詞 (1),聴解トレーニング
- 第20回 dass文と間接疑問文 (1),聴解トレーニング
- 第21回 関係文 (1),聴解トレーニング
- 第22回 接続法 (1),聴解トレーニング
- 第23回 接続法 (3),聴解トレーニング
- 第24回 実力判定テスト (2)
- 第25回 総合トレーニング:In der Mitte Europas (1)
- 第26回 総合トレーニング:Man spricht Deutsch (1)
- 第27回 総合トレーニング:Die liebe Familie (1)
- 第28回 総合トレーニング:Die Lichter brennen (1)
- 第29回 総合トレーニング:Kirche, Feste und Bräuche (1)
- 第30回 実力判定テスト(3)
成績の評価
実力判定テスト60%,平常点(授業参加状況・小テスト・課題提出など)40%の合計で評価する。
受講上の注意
- 月3(担当:藤縄)と木3(担当:阿部)で同じ教科書を使い,リレー方式で授業をする。
- 下調べをして授業に臨むとともに,授業時間外でも繰り返し練習を行い,知識の定着と応用力を養うこと。
- 定期的に課される課題に取り組むこと。
テキスト・教材
藤縄康弘・V.スパニョーロ『対話で学ぶドイツ語文法 [入門編]』(朝日出版社)