[[コーパス言語学集中講義]] *研究計画 [#tbb3a47d] **目的 [#od6fbf03] 学習者個々のエラーの傾向を知る **仮説 [#o790b488] 英語の学習経験の豊富な学習者ほどエラーへの日本語の転移がみられない。 **コーパス [#jdb8ba30] The NICT JLE Corpusを用いる。 **研究方法 [#f0b84a3c] 英語の学習経験の少ない被験者(中学生)と学習経験の豊富な被験者(大学生) にそれぞれインタビューを行い、その内容を記録、文字化する。 **データ分析 [#f2342b8e] **予測される結果 [#p03a95cb] 1. 学習経験が多いほどエラーには母語の転移より、L2習得の難易度の影響が 見られる。 2.エラーの量には学習者個人のエラーに対する態度も深く関わっている。 3. 学習経験が少ないほど、全体の発話量が少ないので、エラーの量も少ない 可能性がある。 **教育的示唆 [#a7e0eaaf] 1.学習者個人のエラーの傾向を知ることで、各学習者に合った指導カリキュラムを 作成できる。 2.学習者に共通するエラーを発見し、その事項に重点的に取り組むことができる。