[[FrontPage]]

*言語教育学(演習) 2013年度	4 単位 [#p09d42da]
**コーパスを用いた言語教材作成演習	通年  木 3 [#c4a242ac]

-投野 由紀夫
-教室:329(人数が多めなのでパソコン教室を検討)
-メーリングリスト:tono-seminar-2013@tufs.ac.jp
**授業の目標 [#lfcf3ad6]

-コーパスの定義,種類,検索ソフト,検索技法に関して基礎的理解を深める。
-外国語教育におけるコーパス利用に関して
--コーパス利用によって得られる新しい知見とは何か?
--それを基にした外国語教材研究はどのような成果を上げているか?
--さらに新たな教材開発の可能性は? 
-こうした問いに対するディスカッションをしながら,各自がコーパスに触れ,データ処理をしながら,言語教材の研究と開発の基礎的なプロセスを習得し,最終成果物として実際の教材制作を行う。

**授業の概要 [#k25ab2bc]

-前期はコーパス言語学の基礎概念をテキストを購読しながら学ぶと同時に,コーパス処理の基礎を覚える。後期は具体的なプロジェクトを設定し,教材のプロトタイプを開発する。

-テキスト

--購入する:
---Mcenery, T., Xiao, R., & Tono, Y. (2006) Corpus-Based Language Studies. (Routledge)

最初の2章だけ,入手できるまで下記のPDFを利用してください:

---[[Chapter A1>http://corpuscobo.net/class2012/CBLS-A1.pdf]]
---[[Chapter A2>http://corpuscobo.net/class2012/CBLS-A2.pdf]]

--参考にする

---斉藤俊雄他編(2005)『英語コーパス言語学:基礎と実践』(研究社)
---石川慎一郎(2012)『ベーシックコーパス言語学』(ひつじ書房)



**授業の計画 [#w48fe8ab]

***テキストのレポート [#k6a93682]

-4/25 Chapter 1 & 2 Sketch Engine の紹介
-5/ 9  休講 Sketch Engine を各自でいじっておく
-5/16  Chapter 3 & 4
-5/23
-5/30






***コーパスの種類(レポート) [#j095d42e]

-Written
--Brown
--LOB

-Spoken
--London Lund Corpus
--CANCODE
--Santa Barbara Corpus of American English (SBCAE)


-Written/Spoken
--British National Corpus (BNC)
--American National Corpus (ANC)
--Corpus of Contemporary American English (COCA)
--International Corpus of English (ICE)

-Monitor
--Bank of English

-Learner
--ICLE
--Longman Learner Corpus
--Cambridge Learner Corpus
--JEFLL
--NICT JLE Corpus

 







***後期: [#a1c46334]

--各自で具体的なプロジェクトを考案。コーパスからデータ抽出した結果を基にして,外国語教育の教材や分析結果を成果物として提出。かつ,その中間報告をメンバー間で何度か発表しあい,感想やディスカッションをもとに,最後に完成版を提出する。

トップ   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS