英語学研究2010 のバックアップ(No.4) - 投野由紀夫授業用ホームページ

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英語学研究（2010年度前期） †

目的 †

前期
- 英語教育学における研究方法、デザインの組み立て方、統計処理に関する知識・技能を、実際に１年間で学会発表および研究論文が書けるレベルにまで身につける。
- 今年、修士論文を提出する者は、基本的に火曜5時限の方で具体的な指導を受けること。

時限・場所 †

火曜日２時限（前期）※後期は時間変更の予定
教室：２０６

テキスト †

特に用いない（PPT中心）
参考テキスト：
- Mackey & Gass (2005) Second Language Research

受講の条件 †

出席・参加　　　　２０％
課題の発表　　　３０％
小テスト　　　　　２５％
研究計画レポート　２５％

シラバス †

授業計画 †

4/13
- 自己紹介＋研究の興味
- 講義①：研究の種類と文献調査
- 課題：TESOL Quarterly 最新号の論文を見渡す
  - タイトルから想像する研究方法
  - 図書館の文献検索、とくに e-journal を使いこなす

4/20
- TESOL Quarterly の短いレポート（30分）
- 講義②：科学的研究方法とは？
- 参考：Mackey & Gass：Chapter 1
- 課題：Applied Linguistics 最新号の論文を見渡す

4/27
- 講義②小テスト
- Applied Linguistics のレポート（30分）
- 講義③：研究課題の定義方法
- 参考：Mackey & Gass：Chapter 2
- 因果関係モデルのレポート（GW明けまでに作成）

5/11
- 講義③小テスト
- 因果関係モデルのレポート（45分）
- 講義④：さまざまな研究方法
- 課題：自分の研究に関する Research Questions, variables の整理をする（6月発表）
- 参考：Mackey & Gass：Chapter 3

5/18
- 講義④小テスト
- 講義⑤：観察法・面接法
- 課題：観察法・面接法の１つを選んで研究デザインを書いてみよう
- 参考：Mackey & Gass：Chapter 3

5/25
- 講義⑤小テスト
- 観察法・面接法の研究デザインのレポート（30分）
- 講義⑥：質問肢法・事例研究
- 参考：Mackey & Gass：Chapter 4; Dornyei 2009

6/1
- 講義⑥小テスト
- 第1回：研究計画の提案と質疑応答
  - 修士論文執筆予定者（特化コース含む）は比較的具体的なものを提案すること
  - １年生は仮のテーマ（あるいは練習用）でよいので、考えてみる

6/8
- 講義⑦：アクション・リサーチ
- 参考：Mackey & Gass：Chapter 5
- 課題：アクション・リサーチに関して研究例を考えてくる

6/15
- 講義⑦小テスト
- アクション・リサーチの研究デザインのレポート（30分）
- 講義⑧：実験法・準実験法
- 参考：Mackey & Gass：Chapter 6
- 課題：実験法の研究例を考えてくる

6/22
- 休講（香川県中高英研に講演出張）

6/29
- 講義⑧小テスト
- 実験法の研究例の発表（30分）
- 講義⑨：デザインと統計＆記述統計
- 参考：Mackey & Gass：Chapter 7
- 課題：自分の研究テーマを改善する（7月最後にレポート）

7/6
- 講義⑨小テスト
- 講義⑩：推測統計（パラメトリック検定）
- 可能ならば R をいじってみる
- 参考：Mackey & Gass：Chapter 7

7/13
- 講義⑩小テスト
- 講義⑪：相関・回帰分析＆ノンパラメトリック検定
- Rをいじってみる
- 参考：Mackey & Gass：Chapter 8

7/20
- 講義⑪小テスト
- 講義⑫：多変量解析の基礎（重回帰分析・因子分析・共分散構造分析）
- R をいじってみる
- 参考：Mackey & Gass：Chapter 9

7/27
- 自分の研究テーマの発表（第2回）
- 発表したテーマを改訂して研究計画レポートとして提出