用言活用一覧表

 正格用言 
区分 例  語 第 I 語基 第II語基 第III語基
子音
語幹
 받다 「もらう」  받-  받으-  받아-
 웃다 「笑う」  웃-  웃으-  웃어-
ㄹ語幹  살다 「住む」  살--※1  살아-
 멀다 「遠い」  멀--※1  멀어-

ㅗ, ㅜ  보다 「見る」  보-  보-/봐-≪話≫
 주다 「与える」  주-  주-/줘-≪話≫
ㅏ, ㅓ  가다 「行く」  -
 서다 「立つ」  -
 치다 「打つ」  치-  -
 피다 「咲く」  피-  피-(北 피여-※2
으語幹  따르다 「従う」  따르-  따-
 기쁘다 「嬉しい」  기쁘-  기-
 쓰다 「使う」  쓰-  -
後続語尾・接尾辞  -고, -니(疑問)
 -- など
 -면, -니(理由)
 -- など
 -서, -
 -- など

※1 後続の語尾・接尾辞が ㄴ, ㄷ(ごく一部), ㄹ(終声), ㅂ, ㅅ, ㅇ で始まる場合に終声ㄹが脱落する。
※2 지다, 치다 を除く語幹が1音節の用言、及び指定詞 -이다, 아니다
 変格用言 
区  分 例  語 第 I 語基 第II語基 第III語基

ㄷ変  깨닫다 「悟る」  깨닫-  깨-  깨-
 듣다 「聞く」  듣-  -  -



1音節  돕다 「助ける」  돕-  도우-  도와-
2音節
以上
 가깝다 「近い」  가깝-  가까우-  가까워-
 (北 가까와-
陰母音  덥다 「暑い」  덥-  더우-  더워-
(変則ㅂ変)  여쭙다 「伺う」  여쭙-  여-  여쭈어-/여-≪話≫
ㅅ変  낫다 「治る」  낫-  -  -
 짓다 「作る」  짓-  -  -
ㅎ変  그렇다 「そうだ」
 하얗다 「白い」
 그렇-
 하얗-
 그-
 하-
 그-
 하-※3
  (変則ㄹ語幹)  말다 「やめる」  말-/마-  말아--※4



르変  오르다 「登る」  오르-  올라-
 부르다 「呼ぶ」  부르-  불러-
러変  푸르다 「青い」  푸르-  푸르-
하変  하다 「する」  하-  -/하-≪書≫
ㅜ変  푸다 「汲む」  푸-  -
ㅓ変  그러다 「そうする」  그러-  그-
(変則ㅣ語幹)  -이다 「…だ」  --  -이어-(北 -이여-
 --(北 --※5
 
--※6
 
--※7
後続語尾・接尾辞  -고, -니(疑問)
 -- など
 -면, -니(理由)
 -- など
 -서, -
 -- など

※3 語幹末が --,-- となっているもの。
※4 해요体 III-요 および해体 III-Ø で。
※5 해요体 III-요 で。
※6 해体 III-Ø で。
※7 III-서 など接続形で。
 変格活用の主な用言 
ㄷ変格 …… 一部の動詞。ㄷ変格に属する形容詞はない。
걷다「歩く」、깨닫다「悟る」、다닫다「至る」≪北≫、듣다「聞く」、묻다「問う」、싣다「載せる」 など。
   묻다「埋める、こびりつく」は正格用言。


ㅂ変格 …… 語幹末がㅂの形容詞の大部分。ㅂ変格に属する動詞は 굽다、눕다 などわずか。
[動詞] 굽다「焼く」、눕다「横になる」、돕다「助ける」、줍다「拾う」≪南≫
[形容詞] 가깝다「近い」、가볍다「軽い」、간지럽다「かゆい」、고맙다「ありがたい」、곱다「きれいだ」、괴롭다「苦しい」、귀엽다「かわいい」、날카롭다「鋭い」、더럽다「汚い」、덥다「暑い」、두껍다「厚い」、뜨겁다「熱い」、맵다「からい」、무겁다「重い」、무섭다「怖い」、밉다「憎い」、반갑다「嬉しい」、부끄럽다「恥ずかしい」、부드럽다「柔らかい」、부럽다「うらやましい」、새롭다「新しい」、쉽다「易しい」、시끄럽다「うるさい」、아름답다「美しい」、어둡다「暗い」、우습다「可笑しい」、즐겁다「楽しい」、춥다「寒い」 など。
   -스럽다、-롭다 のついたものは変格用言。
   正格用言の形容詞は 굽다「曲がっている」、수줍다「内気だ」、좁다「狭い」 などごく一部。


変則ㅂ変格 …… 뵙다「お会いする」、여쭙다「伺う」の2語。「変則ㅂ変格」の名づけはここでの便宜的なもの。
例の 여쭙다 の場合、もともとは 여쭈다 と 여쭙다 の2語が並存していた。여쭙다 は第I語基形のみが用いられて第II・第III語基形が用いられず、여쭈다 は第II・第III語基のみが用いられて第I語基形が用いられなかった。その2つが1つの活用に統合された結果として生じたものが、この「変則ㅂ変格」である。

ㅅ変格 …… 語幹末がㅅの動詞の一部。形容詞は 낫다 のみ。
[動詞] 긋다「線を引く」、낫다「治る」、붓다「注ぐ」、잇다「続ける」、줏다「拾う」≪北≫、짓다「作る」
[形容詞] 낫다「ましだ」


ㅎ変格 …… 좋다「よい」を除く、語幹末がㅎの形容詞。動詞はない。
그렇다「そうだ」、까맣다「黒い」、노랗다「黄色い」、빨갛다「赤い」、어떻다「どうだ」、이렇다「こうだ」、저렇다「ああだ」、파랗다「青い」、하얗다「白い」

変則ㄹ語幹 …… 動詞 말다「やめる」の1語のみ。「変則ㄹ語幹」の名づけはここでの便宜的なもの。

르変格 …… 語幹末が르の動詞・形容詞の多く。
[動詞] 가르다「分ける」、고르다「選ぶ」、기르다「育てる」、누르다「押さえる」、두르다「回す」、머무르다「留まる」、모르다「知らない」、바르다「塗る」、부르다「呼ぶ」、서두르다「急ぐ」、오르다「登る」、자르다「切る」、조르다「ねだる」、흐르다「流れる」 など
[形容詞] 게으르다「怠けている」、다르다「違う」、마르다「渇く」、바르다「正しい」、이르다「早い」 など
   以下の動詞は으語幹:다다르다「至る」≪南≫、들르다「寄る」≪南≫、따르다「従う」、치르다「支払う」


러変格 …… 語幹末が르の動詞・形容詞のごく一部。
[動詞] 이르다「至る」
[形容詞] 누르다「黄色い」、푸르다「青い」


하変格 …… 用言 하다 とそれを含む合成語。

ㅜ変格 …… 푸다 の1語のみ。中期語で 프다 (으語幹)だったものが、母音が ㅜ に変化したもの。

ㅓ変格 …… 語幹末がㅓの動詞のごく一部。
그러다「そうする」、어쩌다「どうする」、이러다「こうする」、저러다「ああする」

変則ㅣ語幹 …… 指定詞 -이다「…である」、아니다「…でない」の2語。「変則ㅣ語幹」の名づけはここでの便宜的なもの。