日・朝混在HTML生成器「hangul Html」


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 概  要 
 このソフトは、日本文とハングルの混在HTMLページを作るためのソフトですが、私・趙義成が個人的使用の目的にのみ作ったもので、もともと公開用ではありません(バージョン表示では「試作版」となっています)。従って、「混在ページ生成器」などと、さももっともらしい名前を付けたけれど、実のところ使い勝手はかなり悪いのであしからず。
 動作確認は Windows 98 と Windows 2000 で行なっています。
 使用前にするべきこと 
 このソフトを用いた混在ページの作成は、以下のようにハングル部分をローマ字で表記したWebページを作っておき、それを原本ファイルにして、このソフトを用いてローマ字部分をハングルに一括変換するというしくみです。従って、ハングルを入力するためのいかなる準備(ハングルIMEやハングルのフォント)を必要とすることなく、混在ページを作ることができます(ただし、出来上がった混在ページでハングルが正しく表示されているか確認するために、最低限ハングルのフォントがあることが望ましいです)。

混在ページ
{{hoq-jai pei-'i-ji}}

このように書かれたページが混在ページになります。
{{'i-reh-gei ssy-'ie-jin pei-'i-ji-ga hon-jai-pei-'i-ji-ga doib-ni-da}}.

 上の例では、「{{hoq-jai pei-'i-ji}}」、「{{'i-reh-gei ssy-'ie-jin pei-'i-ji-ga hon-jai-pei-'i-ji-ga doib-ni-da}}」という部分がハングルに変換されるわけです。
 形状と用法
   ソフトは左のような形状をしています。工夫のあとも見られず、実にシンプル。「参照」ボタンを押して、変換元となるファイルを選び、あとは「変換!」ボタンを押すだけと、操作もシンプルです。
 変換テーブル 
 ハングルのローマ字表記の方法は、福井玲方式、Yale方式、韓国文化観光部方式の3つの方式が使えます。「変換テーブル表」ボタンをクリックすれば、それぞれの方式でハングルをどのようにローマ字に置き換えるかの簡単な一覧表が出てきます。なお、ローマ字とハングル字母は正確に1対1で対応しています。ローマ字による朝鮮文の記述の際には表記ミスのないようご注意ください。
 変換先ファイル名の自動生成 
 これをチェックすると、新たに作られる混在ページのファイル名が自動的につけられます(デフォルトでチェックされています)。自動生成されるファイル名は、元のファイル名の末尾に「h」がつきます。例えば「konzai.html」というファイルからは「konzaih.html」というファイル名が新たに作られます。なお、ファイル名を自分で新たにつける場合も、このオプションをチェックしたまま変換元ファイルを指定し、指定後にチェックを外してファイル名を書き換えれば、パス名をいちいち入力する手間が省けて便利です。
 なお、変換先ファイル名と同一の名前のファイルが存在する場合は、バックアップファイルを作成します。
 {{  }}で括ったローマ字をハングルに変換 
 これもデフォルトでチェックされています。ページ中の英単語など、変換してはいけないローマ字の文字列と、変換すべきハングルのローマ字を区別するために、{{  }}で括られたローマ字のみをハングルに変換するオプションです。このオプションを指定せず、原本ファイルのローマ字に{{  }}をつけないと、ハングルのみならず英単語など全てのローマ字文字列が変換対象になってしまうので、できるだけこのオプションに沿って原本ファイルを作成するのが望ましいでしょう(ただし、このオプションを指定せず、原本ファイルのローマ字に{{  }}をつけない場合でも、HTMLタグ内部のローマ字文字列は変換の対象外なので、Webページの書式それ自体には影響しません)。
 ハングルを16進数で表現 
 変換されたハングルは「가」のように、「&#」と「;」に挟まれた5ケタの10進数で表現されますが、このオプションをチェックするとハングルを「가」のように4ケタの16進数で表現します。どちらの方法でもハングルの表現自体に影響はありませんが、通常は10進数で表現するので、どうしても16進数で表現しなければならない場合でなければ、このオプションをチェックする必要はありません。
 その他 
 このソフトの製作者は趙義成であり、著作権は趙義成に属します。このソフトを再配布は一切の改変をしない場合にのみ認めます。商業ベースの製品等の付録等として添付することも認めません。また、このソフトを用いてのトラブルについて製作者の趙義成は一切の責任を負いませんので、使用者の責任のもとにこのソフトを使用してください。

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