担当教員:青山 亨.東京外国語大学外国語学部インドネシア語専攻(総合文化講座)
研究室:研究講義棟633.オフィスアワー:月曜日10:30-14:30.電話:042-330-5300.メール:taoyama@tufs.ac.jp
2004年度は下記の授業を開講しました。
2004年度の授業関係のお知らせは2004年度の授業にまとめてあります。
1限 9:00-10:30 | 2限 10:40-12:10 | 3限 13:10-14:40 | 4限 14:50-16:20 | 5限 16:30-18:00 | |
---|---|---|---|---|---|
月曜 | オフィスアワー 633 | オフィスアワー 633 | |||
火曜 | インドネシア語(1年次) 811 (IN042W1XX) | アジア文化論II 演習 641 (6065/66) | |||
水曜 | アジア歴史文化論II(院) 633 (M3740) | ||||
木曜 | 卒業論文演習 633 (6269/70) | ||||
金曜 | インドネシア語 II 330 (1120) | 東南アジア地域基礎I 318 (2501) | アジア文化論II 講義 306 (6063/64) |
オフィスアワーは授業などについての学生との相談に応じるために設けている時間帯です。原則としてこの時間帯には必ず在室しています。
授業科目 | 東南アジア地域基礎I(地域基礎科目・東南アジア課程) |
授業題目 | インドネシア研究入門(2501) |
対象学年 | 1年生 |
開講学期 | 通年 |
曜日・時限 | 金曜・3限 |
教室 | 318 |
授業の目標 | インドネシアを広くアジアの中に位置づけながら、インドネシアの歴史、社会、文化についての基礎を学ぶ。 |
教材・参考書等 | 教材はプリントを配付する。参考書としては、上智大学アジア文化研究所編『新版 入門東南アジア研究』(めこん、1999年)、綾部恒雄・石井米雄編『もっと知りたいインドネシア 第2版』(弘文堂、1995年)。その他の参考書は授業中に随時紹介する。 |
成績評価の方法 | 出席(30%), 授業への参加(20%), レポート・試験(50%)により総合的に評価する。 |
受講上の注意 | |
授業の内容・計画 | 1学期には、インドネシアの地理、歴史、社会、文化、日本との関係などの概要を学ぶ。 2学期には、夏休み中にテーマ別に各自が作成したレポートに基づき、口頭発表をおこなう。 |
授業科目 | アジア文化論II 講義(専修専門・総合文化コース) |
授業題目 | ジャワ文化概説(1)(6063) |
対象学年 | 3年生(2年生も可) |
開講学期 | 1学期 |
曜日・時限 | 金曜・5限 |
教室 | 306 |
共通科目 | 地域専門科目・東南アジア課程(3519)および専修専門科目・地域国際コース(7205)と共通。多摩地区国立5大学単位互換制度開放科目。市民聴講生受け入れ。 |
授業の目標 | ジャワ文化は、土着の精霊信仰・祖先崇拝の基層のうえに、ヒンドゥー・大乗仏教をもたらしたインド文明、唯一神信仰をもたらしたイスラーム、さらには西欧文明の影響を受けており、重層的な特長をもっている。この講義では、主としてヒンドゥー・大乗仏教の影響が卓越していたいわゆる「ヒンドゥー・ジャワ時代」の文化を概観し、現代社会にも力強く生きているこの「古典的文化」の特徴を学ぶ。 |
教材・参考書等 | 適宜プリントを配付する。参考書は授業中に指示する。 |
成績評価の方法 | 出席(30%)とレポート(70%)で評価する。 |
受講上の注意 | |
授業の内容・計画 |
9世紀から19世紀中頃にかけての古典文学の流れを、社会的背景および歴史的動向と関連させながら辿り、主要な作品の構造と意味を分析する。ジャワ文化に関連したビデオ教材も適宜使用し、ワヤン・クリに代表される現代の口承文芸にも目を配る予定である。1学期に扱う主な項目は以下のとおりである。
|
授業科目 | アジア文化論II 講義(専修専門科目・総合文化コース) |
授業題目 | ジャワ文化概説(2)(6064) |
対象学年 | 3年生(2年生も可) |
開講学期 | 2学期 |
曜日・時限 | 金曜・5限 |
教室 | 306 |
共通科目 | 地域専門科目・東南アジア課程(3520)および専修専門科目・地域国際コース(7206)と共通。多摩地区国立5大学単位互換制度開放科目。市民聴講生受け入れ。 |
授業の目標 | ジャワ文化は、土着の精霊信仰・祖先崇拝の基層のうえに、ヒンドゥー・大乗仏教をもたらしたインド文明、唯一神信仰をもたらしたイスラーム、さらには西欧文明の影響を受けており、重層的な特長をもっている。この講義では、主としてヒンドゥー・大乗仏教の影響が卓越していたいわゆる「ヒンドゥー・ジャワ時代」の文化を概観し、現代社会にも力強く生きているこの「古典的文化」の特徴を学ぶ。 |
教材・参考書等 | 適宜プリントを配付する。参考書は授業中に指示する。 |
成績評価の方法 | 出席(30%)とレポート(70%)で評価する。 |
受講上の注意 | |
授業の内容・計画 |
9世紀から19世紀中頃にかけての古典文学の流れを、社会的背景および歴史的動向と関連させながら辿り、主要な作品の構造と意味を分析する。ジャワ文化に関連したビデオ教材も適宜使用し、ワヤン・クリに代表される現代の口承文芸にも目を配る予定である。1学期に扱う主な項目は以下のとおりである。
|
授業科目 | アジア文化論II 演習(専修専門科目・総合文化コース) |
授業題目 | インドネシア文化論(1)(6065)/(2)(6066) |
対象学年 | 3年生 |
開講学期 | 1学期・2学期 |
曜日・時限 | 火曜・5限 |
教室 | 641 |
共通科目 | 地域国際コース(7293/7294)と共通 |
授業の目標 | インドネシアに関する文献の講読を通じて、インドネシア文化に対する理解を深めるとともに、卒業論文の執筆(卒業研究の実施)に向けての準備を整える。 |
教材・参考書等 | プリントを配付する。その他の参考書は適宜指示する。 |
成績評価の方法 | 授業への出席(10%), ゼミでの発表(30%), レポートの内容(60%)で評価する |
受講上の注意 | 受講生は「アジア文化論II 講義(ジャワ文化概説)」を履修しておくことが望ましい。「卒業論文演習 卒演(インドネシアの社会と文化)」において卒論・卒研の指導を受ける予定の者はこの科目を受講しておくこと。 |
授業の内容・計画 | インドネシア文化に関するインドネシア語および英語の文献をゼミ形式で講読する。内容について分担して報告し、議論をおこなう。文献探索、文献目録作成についての説明もおこなう。 |
授業科目 | 卒業論文演習 卒演(専修専門科目・総合文化コース) |
授業題目 | インドネシアの社会と文化(6269/6270) |
対象学年 | 4年生 |
開講学期 | 1学期・2学期 |
曜日・時限 | 木曜・4限 |
教室 | 633(青山研究室) |
共通科目 | 卒業研究演習と共通。地域国際コース(7398/7399)と共通 |
授業の目標 | インドネシアの社会、文化、歴史について卒業論文を執筆もしくは卒業研究を実施する者を対象に指導をおこなう。 |
教材・参考書等 | プリントを配付する。その他の参考書は適宜指示する。 |
成績評価の方法 | 発表の内容で評価する。 |
受講上の注意 | 受講生は「アジア文化論II 演習(インドネシア文化論)」をすでに履修していることが望ましい。 |
授業の内容・計画 | 1学期の初めに卒論(卒研)提出に至るまでの計画表を提出してもらい、計画表に従って指導をおこなう。提出に至る過程で各自に数回の口頭発表をしてもらう。 |
授業科目 | インドネシア語 |
授業題目 | 作文1(IN042W1XX) |
対象学年 | 1年生 |
開講学期 | 2学期 |
曜日・時限 | 火曜・2限 |
教室 | 811 |
授業の目標 | 作文の補講 |
教材・参考書等 | プリント配付 |
成績評価の方法 | 出席状況、平常点、試験の成績によって評価する。 |
受講上の注意 | |
授業の内容・計画 | 1学期IN041W1XXの再履修者用。 |
授業科目 | インドネシア語II |
授業題目 | 講読1K(1120) |
対象学年 | 2年生 |
開講学期 | 1学期・2学期 |
曜日・時限 | 金曜・1限 |
教室 | 330 |
授業の目標 | 特に文法的理解に重点を置き、読解を通じてインドネシア語の理解力向上をめざす。 |
教材・参考書等 | プリント配付。 |
成績評価の方法 | 出席状況、平常点、試験の成績によって評価する。 |
受講上の注意 | |
授業の内容・計画 | 1年次に習得した文法の再整理を行い、インドネシア語の文章をより確実に読解できる能力を養う。 読解用の教材として、主として論説などの文章を適宜選んで用いる。 |
授業科目 | 総合科目II |
授業題目 | イスラムの諸相(9408) |
対象学年 | 1年次~4年次 |
開講学期 | 1学期 |
曜日・時限 | 5月19日、水曜・3限 |
教室 | 226 |
授業の目標 | 「インドネシアのイスラーム:伝統と改革の潮流」というテーマで、20世紀以降のインドネシアにおけるイスラームの展開について概観する。 |
教材・参考書等 | プリントを配付する。 |
成績評価の方法 | 学年末の期末試験で評価する。 |
注記 | リレー講義のうちの1回を担当。 |
授業科目 | 宗教学(専修専門科目・総合文化コース) |
授業題目 | 世界に現れる「神」(6014) |
対象学年 | 専修専門科目だが2年次も履修可能 |
開講学期 | 2学期 |
曜日・時限 | 日程未定、火曜・1限 |
教室 | 101 |
授業の目標 | 「インドネシアの神・神々・カミ」というテーマで講義をおこなう。インドネシアのジャワに焦点をあて、ジャワの固有の信仰、ヒンドゥーないし仏教的な神仏信仰、イスラームの神観念の三者の間に見られる歴史的関係を理解する。 |
教材・参考書等 | スライドを使用。プリントを配付する。 |
成績評価の方法 | 授業中に簡単なレポートを作成してもらう。 |
注記 | リレー講義のうちの1回を担当。 |
授業科目 | 総合科目II |
授業題目 | 表象としての映画(9406) |
対象学年 | 1年次~4年次 |
開講学期 | 2学期 |
曜日・時限 | 11月4日・11月11日、木曜・2限 |
教室 | 101 |
授業の目標 | インドネシア映画『青空がぼくの家』(Langitku Rumahku、日本語字幕付き、103分)を2週にわたって鑑賞する。1989年のスラムット・ラハルジョ監督作品。富裕層の少年とスラムの少年の交友を描く内容。最初の講義で映画の内容と背景を紹介して作品の前半を鑑賞し、2回目の講義で作品の後半を鑑賞する。テーマ、社会背景、映画技法を読み解く。 |
教材・参考書等 | プリントを配付する。英語であるがNSW HSC Onlineで作品の解説を読むことができる。 |
成績評価の方法 | 学年末にレポートを提出。 |
注記 | リレー講義のうちの2回を担当。 |
授業科目 | アジア歴史文化論II |
授業題目 | インドネシア前近代史研究(M3740) |
対象学年 | 博士前期課程 |
開講学期 | 通年 |
曜日・時限 | 水曜・2限 |
教室 | 633(青山研究室) |
授業の目標 | 1学期は岩波講座東南アジア史第1~4巻に収められたインドネシアの前近代史にかかわる論文を講読し、この時代の全体像をつかむ。2学期は受講生の関心も考慮しつつ特定のテーマに絞って複数の論文を読む。取り上げる対象には歴史学のみならず、人類学、宗教学、文学、芸術などの分野を含む。 |
教材・参考書等 | テキストは開講時に指示する。 |
成績評価の方法 | クラスでの発表、討論への参加、レポートの内容に基づいて総合的に評価する。 |
注記 |