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高校等英語科教諭向け英語教育セミナー開催

2017年07月28日掲載

2017年7月22日(土)、高等学校等の英語科を担当する先生方を対象に、「英語教育セミナー」(主催:本学高大連携室および言語文化学部)を開催しました。本セミナーは、最近の英語教育の動向と課題等に対応する形で、東京外国語大学言語文化学部が行っている英語教育研究の成果を中心に、今後の授業に役立てていただくことを目的に2015年に始まり、今回で3回目となります。

本学教員による2つの講演がなされ、その後、懇親会が開かれました。
1つ目の講演では、投野由紀夫教授(大学院総合国際学研究院)が「日本の英語教育のための汎用枠 CEFR-J の開発と利用」と題して、「ヨーロッパ共通言語参照枠」(CEFR)を基に日本の英語教育での利用を目的に構築された英語能力の到達度指標であるCEFR-Jに関して、その開発の過程と最新動向を多面的に解説し、今後の英語教育の方向性を示唆するとともに、現在、本学で投野教授(ワールド・ランゲージ・センター長)を中心に進行中の「CEFR-J x27 Project」(CEFRに準拠しつつ開発される27言語の達成度指標) について報告がなされました。
2つ目の講演では、斎藤弘子教授(大学院総合国際学研究院)が「英語イントネーションの文法」と題して、かつて大学入試センター試験に出題されたイントネーションに関する問題(対話文)を例に、イントネーションの規則を具体的かつ明快に解説し、英語学習におけるイントネーションの重要性を説くとともに、日々の授業における指導のあり方と効果について、自身の最近の調査結果を援用しつつ報告と提案がなされ、さらには、Global English における今後の発音指導の留意点について、学界の知見が紹介されました。

懇親会では、和やかな雰囲気のなかで、講演の内容やさまざまな現場での言語教育のあり方をめぐって活発な意見交換が行われ、充実した時間となりました。今回のセミナーには、本学教員参加者を含め、30余名が出席しました。 セミナー参加者によるアンケートでは、「満足した」という回答が多く寄せられました。 猛暑のなか、熱心に参加してくださった皆様に感謝いたします。