学会発表で京都に行ったとき、そこで宿泊したホテルの近くにあったラーメン屋、それが「大正軒」である。あれは思い出すこと昨年の9月のことだった。発表前日、最後の仕上げに余念のない発表者たち。私とてそれは例外ではなく、準備したプレゼンテーションの調整や補完で、作業は深夜にまで及ぶことが予想された。日付も変わった頃、気分転換を兼ねてホテルの周りを散策し、小腹が空いたこともあって、この店に入った。もともとさっぱりとした味付けが好きな総裁にとって、ここのラーメンはやや脂っこい感じがしたのは確かだ。スープはコクがあっておいしかったのだが、食後にやや胃もたれ気味になってしまった。いわゆる背油トンコツ醤油ラーメンなので、そーゆーものなのだが。全体的な完成度は高かったように思われるので、総裁好みの和風ラーメンを作ってほしいなあというのが個人的な希望である。
(2005/1/18)
