水野 善文 (MIZUNO Yoshifumi)

氏名 / Name 水野 善文 (MIZUNO Yoshifumi)
所属職名 / Affiliation 大学院総合国際学研究院/教授
Institute of Global Studies/Professor
電子メール / Email
ウェブページ / Website
取得学位 /
Academic Credentials
  • 修士(文学)(東京大学) 1986年
専門分野(科研費分類) /
Research Field(s) (by KAKEN)
  • インド文学
    Literature in general
研究キーワード /
Research Keywords
  • 古典サンスクリット文学と中世ヒンディー文学、インド宗教思想

自己紹介 / Biography

インド学という分野は、日本においても長い歴史を有しているが、サンスクリット語等の古典語によって記された文献を扱う古典研究と近代諸語による資料を扱う近現代研究との間に、大きな溝が出来てしまっていた。言語体系の大きな差異が研究者、研究体制そのものを峻別してしまっていたのだ。そうした状況を打破すべく、サンスクリット語とヒンディー語の両者を駆使し、歴史的間断のないインド文学、インド思想を捉える努力をしている。また、文学、思想の流れはただインド内に留まってはいなかったから、自ずと視点は東へ西へと文化圏を越えていくことになる。更に、その深遠さの中には現代社会にも通じるものを孕んでいるので、今日的問題との関わりにおいて読み解く努力もしていこうと思っている。

学歴 / Academic Achievement

  • 1986年12月 東京大学人文科学研究科印度哲学印度文学 中退
    1986.12 The University of Tokyo Graduate School, Division of Humanities Unfinished Course

所属学会 / Affiliated Academic Societies

  • 日本印度学佛教学会 理事

  • 日本南アジア学会

主要研究業績 / Main Research Publications

論文 / Papers

  • インドの響きを読み解く試み—音と情操—, 総合文化研究, 22号, 73-85, 2019年
  • インド説話にみる共生―Pañca-divyādhivāsaを中心に—, インド的共生思想の総合的研究----思想構造とその変容を巡って, 2017年
    A Commensalism in Indian Narrative: Focusing on the System of Pañca-divyādhivāsa , A Comprehensive Study of Symbiosis in Indian and Buddhist Thought: With reference to the Construction of Thought and Its Transformation, 2017
  • 故地のクンビーラ―金毘羅由来説再考ー, 智山学報(小峰彌彦先生小山典勇先生古稀記念論文集・転法輪の歩み), 65巻, (103)-(122), 2016年
    Kumbhila (or Kumbhira) in the text in Pali and Sanskrit, Chizan-gakuhou, 65, (103)-(122), 2016
  • インドの演劇―サンスクリット劇とは, 総合文化研究, 19号, 83-94, 2016年
  • 語り部としてのジャイナ教徒―『獅子座三十二話』を中心に―, 奥田聖應先生頌寿記念インド学仏教学論集, 369-381, 2014年
    Jainas as storytellers : focusing on the Simhasana-dvatrimsika, Indian and buddhist studies in honor of president Dr.Shouou (Kiyoaki) Okuda in recognition of his lifelong scholarship, 369-381, 2014
  • 極楽・龍宮・錬金術―インド諸文献の脈絡で―, 南アジア言語文化, 8号, 27-71, 2014年
    Sukhavati, Naga-loka and Alchemy in the context of Indian Literature, Journal of South Asian Languages and Cultures, (8), 27-71, 2014
  • On and Around the Story of Candrahasa : The Transmission of a Tale and Bhakti , Bhakti beyond the Forest, Current Reserch on Early Modern Literatures in North India, 2003-2009., 2013年
  • How should we describe the South Asian History of Literary Culture? Dialogue with the Essays collected in Literary Culture in History: Reconstructions from South Asia, edited by Sheldon Pollock, International Journal of South Asian Studies, 5巻, 43-72, 2013年
  • 『ハンサ・ドゥータ』解題, 東方, 28号, 257-268, 2013年
    An Introduction to the Hamsaduta(28), 257-268, 2013
  • The Prosody of Keśav Dās, Indian and Persian Prosody and Recitation, 2012年
  • The Atmosphere of Bhakti in Literature: A Buddhist Stotra, a Katha and a Folk tale., The Historical Development of the Bhakti Movement in India; Theory and Practice, 2011年
  • <Book Review> McComas Taylor, The Fall of the Indigo Jackal: The Discourse of Division and Purnabhadra’s Pancatantra (State Univ. of New York Press, 2007, 236p.), International Journal of Asian Studies (Cambridge University Press), 6巻2号, 271-272, 2009年
  • The Atmosphere of Bhakti in Indian Literary Works, Especially in a Buddhist Stotra, one of Katha Literture and a Folktale, 中世ヒンドゥイズムにおけるバクティ運動の歴史的展開, 137-155, 2008年
  • ジャンルを異にする諸テクスト間の時空, 多言語社会における文学の歴史的展開と現在:インド文学を事例として, 171-195, 2008年
    Interspace among the Texts of different Genres, Historical Movement and Present Phase of Literature in a multi-lingual Society: in the case of Indian Literature, 171-195, 2008
  • 死の手紙、東へ?西へ?−説話伝承研究の試み−, 総合文化研究, 10号, 78-102, 2007年
    The "Letter of Death" Motif : To the East or to the West?, Trans-Cultural Stidies, (10), 78-102, 2007
  • カーヴィヤ・シャーストラは単なる文学理論書か−色彩に関する表現をめぐって−, 南アジア言語文化, 4号, 10-21, 2006年
    Is the kavya-sastra mere poetics? - Focusing on a color symbolism in Indian literature-, Journal of South Asian Languages and Cultures, (4), 10-21, 2006
  • ジャータカに見る手紙−古代インド文字文化断章−, 印度学仏教学研究, 54巻1号, 375-382, 2005年
  • アジャーミアラ物語−『バーガヴァタ・プラーナ』第6巻に見る称名−, 宮澤正順博士古稀記念・東洋−比較文化論集−, 495-506, 2004年
    The tale of Ajamira - Name-chanting in the Bhagavata-Purana495-506, 2004
  • インド文学に見る自己犠牲−ホーリー祭縁起譚を中心に−, 総合文化研究, 5号, 4-15, 2002年
    Self-sacrifice in Indian Literature - Tales of Holika -, Trans-cultural Studies, (5), 4-15, 2002
  • インド文学に見る自己犠牲—ホーリー祭縁起譚を中心に—, 総合文化研究第5号, 2001年
  • Na/ma-Ma/ha/tmya —中世インドの名号論—, 石上善応教授古稀記念論文集・仏教文化の基調と展開, 2001年
  • インドの称名, 江島惠教博士追悼論集・空と実在, 2000年
  • インド中世のバクティ信仰における念想と称名, 仏教文化研究第44号, 2000年
  • インド文学理論における女性, コッラニ15号, 1998年
  • インド人の文学的感性, 東方第13号, 1997年
  • 近代語文学に垣間みるヒンドゥー王宮の人々, 印度学仏教学研究第45巻、第2号, 1997年
  • バナーラスの地名をめぐって—中世後期の或る修辞学書の諸写本比較研究の一環として—, 今西順吉教授還暦記念論集 インド思想と仏教文化, 1996年

書籍 / Publication

  • 新アジア仏教史01インドⅠ仏教出現の背景, 佼正出版社, 単行本(学術書), 共著, 2010年
  • 世界史史料2南アジア・イスラーム世界・アフリカ, 岩波書店, 単行本(学術書), 共著, 2009年
  • バシャムのインド百科, 山喜房仏書林, 単行本(学術書), 共訳, 2004年
    The Wonder that was India, Scholarly Book, Joint Translation , 2004

総説・解説記事 / Review Papers

  • 通説の裏側−文献を読み解く醍醐味−(講演録), 佛教学セミナー, 大谷大学仏教学会, 講演資料等(セミナー,チュートリアル,講習,講義他), 単著, 2018年
    The Reverse Side of a Commonly Accepted View: The Pleasures of Deciphering Texts, Buddhist Seminar, The Society of Buddhist Studies, Otani University, Lecture materials etc. (seminar, tutorial, course, lecture and others), Single Author, 2018

研究発表 / Presentations

  • 説話と説話集−Siṃhāsanadvātriṃśikā(or Vikrama-carita)をめぐって−, 東京外国語大学アジアアフリカ言語文化研究所プロジェクト「近世南アジアの文化と社会:文学・宗教テクストの通言語的比較分析」研究会, 国内会議, 太田信宏, 口頭(一般), 東京外国語大学本郷サテライト, 2019年
  • ラーマ物語とgodāna, 科研「南アジア多言語社会における複合文化のなかの文学伝承」第7回研究会, 国内会議, 口頭(一般), 東京外国語大学本郷サテライト, 2018年
  • 定説の裏側―文献を読み解く醍醐味―, 大谷大学仏教学会公開講演会, 国内会議, 大谷大学仏教学会, 口頭(一般), 大谷大学, 2017年
  • 阿弥陀仏と錬金術, 北海道大学インド哲学宗教学講演会, 国内会議, 北海道大学インド哲学宗教学研究室, 口頭(一般), 北海道大学 文学部, 2017年
  • 世界を食べよう:インド料理―チャナーカレー―, 朝日カルチャーセンター 横浜教室, 国内会議, 朝日カルチャーセンター 横浜教室, 口頭(一般), 2017年
  • インドの金毘羅さん, 立正大学公開講座, 国内会議, 口頭(一般), 立正大学, 2016年
    Kumbīra in India, Internal meeting, Oral Presentation(general), Risshou University, 2016
  • 極楽・龍宮・錬金術, 現代インド地域研究東京外国語大学拠点2013年度第3回研究会, 国内会議, 現代インド地域研究東京外国語大学拠点, 口頭(一般), 東京外国語大学本郷サテライト, 2013年
  • 極楽浄土と竜宮ー再考ー, 東京大学印度哲学印度文学研究室 第 192 回研究例会, 国内会議, 東京大学印度哲学印度文学研究室, 口頭(一般), 東京大学山上会館, 2013年
  • 本学のヒンディー語教育について, 世界のヒンディー語教育, 国際会議, インド大使館, 口頭(一般), 東京外国語大学, 2012年
  • 語り部としてのジャイナ教徒, 科研「多言語重層構造をなすインド文学史の先端的分析法と新記述」, 国内会議, 水野善文, 口頭(一般), 東京外国語大学 本郷サテライト, 2011年
  • Floating Mass of Oral Traditionについて, 科研「多言語重層構造をなすインド文学史の先端的分析法と新記述」第4回研究会, 国内会議, 水野善文, 口頭(一般), 大阪大学, 2010年
  • On Oneiromancy in India; Several Paths for transmitting Texts, 14th World Sanskrit Conference, 国際会議, World Sanskrit Association and the University of Kyoto, 口頭(一般), the University of Kyoto, 2009年
  • On the story of Chandrahasa : Transmission of a Narrative and Bhakti, 10th International Bhakti Conference, Early Modern Literatures in North India, 国際会議, International Bhakti Association, 口頭(一般), Sapiennta-Hungarian University of Transiylvania, Miercurea Ciuc, Romania, 2009年
  • ケーシャヴ・ダースが紹介するブラジ・バーシャー詩の韻律, 科研「ヒンディー・ウルドゥー韻律のリズム構造の解明―ペルシア起源説の検証をとおして」第二回研究会, 国内会議, 大阪大学・長崎広子, 口頭(一般), 拓殖大学, 2008年
    The Metres of Braj Bhasha poetry introduced by Keshav Das, Internal meeting, Oral Presentation(general), 2008
  • カーヴィヤ・シャーストラは単なる文学理論書か?, 日本南アジア学会第18回全国大会, 国内会議, 日本南アジア学会, 口頭(一般), 龍谷大学, 2005年
  • ジャータカに見る手紙―古代インドの文字文化―, 日本印度学仏教学会第56回学術大会, 国内会議, 日本印度学仏教学会, 口頭(一般), 四天王寺国際仏教大学, 2005年
  • 説話にみるバクティの様相, 第5回バクティ研究会, 国内会議, バクティ研究会, 口頭(一般), 拓殖大学, 2005年
  • インドの使者文学について, 大正大学表現文化研究会報告会, 国内会議, 大正大学表現文化研究会, 口頭(一般), 大正大学, 2004年

Last updated on 2020/9/26

PAGE TOP