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氏名 吉本 秀之
(YOSHIMOTO Hideyuki)
所属 職名 大学院総合国際学研究院/教授
取得学位  
専門分野(科研費分類) 科学社会学・科学技術史
研究キーワード
自己紹介 1) http://members.jcom.home.ne.jp/hide.yoshimoto/
 上記のホームページをご覧下さい。私も忘れた私についての情報がたくさん見られます。出版物のリストはもちろん、持っている本のリストもあります。また、日々の活動や思考について、詳しい記録があります。
2) 教育活動
 学部の専門教育としては、科学思想史というタイトルで、講義、演習、卒業論文演習を担当しています。正統的な科学史の内容のほかに、次のような広く思想史・文化史と呼ぶべき内容の講義や演習を行っています。
 「近代における視覚文化について」「近代における音声文化について」「文字という技術と印刷文化について」「天文学と機械について」「蒸気機関とエネルギーの学について」「歴史における錬金術について」「想像力の概念の歴史について」等々。
 いわゆる教養教育としては、「科学技術と社会」という授業題目のもと、一つの柱としては科学技術というシステムや制度の歴史、もうひとつの柱としては現代社会と安全の問題に焦点をあわせて、講義を行っています。具体的には、「大学と科学の制度化の歴史」「宇宙開発の歴史」「アメリカの科学技術政策の特質」等々や、「脳死臓器移植問題と先端医療の問題」「狂牛病と食の安全の問題」「サーズやエイズ等の新興・再興感染症とグローバリゼーションの問題」「ヒト・クローンの問題」「遺伝子組み換え食品の問題」「情報化とセキュリティの問題:すなわち、自由と安全のトレードオフの問題」等々を取り上げています。他にも、総合科目という名称の科目のなかで、人口減少の問題や、グローバリズムの正負の側面といった問題を取り上げています。
3) 研究活動
 私の専門分野をもっとも狭く表現すれば、科学史ということになります。学部時代から科学史を専門とする機関で勉強し、その分野の大学院で科学史の研究者としての訓練を受けています。修士論文でロバート・ボイルを取り上げたのがきっかけで、ずっと、ボイルを中心に、17世紀の科学革命期の思想家を扱ってきています。名前を挙げれば、ベイコン、デカルト、ガッサンディ、ファン・ヘルモント、ニュートン、ライプニッツ等です。
 学会活動としては、化学史学会の編集実務をたぶん10年近く担当しています。その関係で、化学の歴史に関してはかなり広く勉強しています。化学史の基本的な情報を整理し、ウェブに公開する仕事も継続的に行っています。
主要研究業績 【論文】
  • 初期のカメラ・オブスクラの批判的歴史:暗室、玩具、人口眼、写生装置?, 総合文化研究, 19巻, 189--209, 2016年
  • 初期近代における読書と思想:ロバート・ボイルの化学的原子論の場合, 人文科学研究:キリスト教と文化, 43巻, 27--49, 2012年
  • ロバート・ボイルにおけるベイコン主義, 科学史研究, 50巻1号, 37--42, 2011年
  • ロバート・ボイルの化学―元素・原質と化学的粒子―, 『科学思想史』金森修編著、勁草書房, 255--323, 2010年
  • 18世紀ドイツの化学:歴史記述の問題, 化学史研究, 36巻4号, 225--235, 2009年
  • 錬金術から化学へ:器具と実験室の図像表示, 化学と教育, 57巻11号, 498--501, 2009年
  • Anatomie du Chymiste Sceptique: Robert Boyle et le Secret de ses primieres Sources sur la Croissance des Metaux, La philosophie naturelle de Robert Boyle, Vrin, Paris, 91--116, 2009年
  • ロバート・ボイルの化学研究の現場, 化学と教育, 55巻6号, 266--269, 2007年
  • ロバート・ボイルと人文主義の方法, 科学史研究, 45巻240号, 258--261, 2006年
  • Anatomizing the Sceptical Chymist: Robert Boyle and the Secret of His Early Sources on the Growth of Metals, Early Science and Medicine, Volume 10, Number 4, 2005年
  • 17世紀後半の水銀学派の腐敗/発酵理論, 腐敗と再生―身体医文化論3, 2004年
  • ロバート・ボイルの読書/引用/執筆―ボイルのマージナリアの分析―, 東京外国語大学論集第68号, 2004年
  • ボイル思想の自然誌的背景, 東京外国語大学論集第67号, 2004年
  • エッセイ・レビュー:新しいボイル全集, 化学史研究第28巻第2号, 2001年
  • ボイルとスピノザ, スピノザーナ第3号, 2001年
  • ニュートンとライプニッツ, 岩波講座 宗教と科学 第2巻 歴史のなかの宗教と科学, 1993年
【著書】
  • リヴァイアサンと空気ポンプ:ホッブズ、ボイル、実験生活, 名古屋大学出版会, 単行本(学術書), 共訳, 2016年
  • Robert Boyle's Books: The Evidence of his Citations, Robert Boyle Project, 単行本(学術書), 共著, 2010年
  • 科学と国家と宗教, 平凡社, 単行本(学術書), 共著, 1995年
【総説・解説記事】
  • エッセイレビュー:中川保雄『放射線被曝の歴史』1991; 2011, 化学史研究, , 総説・解説(学術雑誌), 単著, 2012年
  • 時代を切り開いた科学者第44回 ロバート・フック 技師にして科学者, 理科教室, 日本標準, 総説・解説(商業誌), 単著, 2010年
  • 時代を切り開いた科学者 医化学の改革者ファン・へルモント, 理科教室, 日本標準, 総説・解説(商業誌), 単著, 2008年
  • 時代を切り開いた科学者 ロバート・ボイル, 理科教室, 日本標準, 総説・解説(商業誌), 単著, 2007年
【研究発表】
  • 化学史のデジタル・ライブラリー, 化学史学会研究発表会, 国内会議, 化学史学会, 口頭(一般), 和光大学, 2006年
  • シンポジウム:近代における知とその方法:宮廷,サロン,コレクション, 日本科学史学会53回年会, 国内会議, 日本科学史学会, 口頭(一般), 東洋大学白山キャンパス, 2006年
  • ロバート・ボイルとその化学教師, 化学史学会研究発表会, 国内会議, 化学史学会, 口頭(一般), 神戸大学国際文化学部, 2005年
  • ロバート・ボイルの読書, 日本科学史学会52回年会, 国内会議, 日本科学史学会, 口頭(一般), 北海道開拓記念館/札幌学院大学, 2005年
  • ボイルの鉱物学思想の起源と展開, 化学史学会研究発表会, 国内会議, 化学史学会, 口頭(一般), 東京海洋大学品川キャンパス, 2004年
  • ロバート・ボイルの読書/引用/執筆, 日本科学史学会51回年会, 国内会議, 日本科学史学会, 口頭(一般), 東京工業大学大岡山キャンパス, 2004年

last updated on 2016/6/8