研究活動

HOME > 研究活動 > 研究者検索 > 研究者検索 詳細画面

このページを印刷する

研究者検索 詳細画面

氏名 渡邊 啓貴
(WATANABE, Hirotaka)
所属 大学院総合国際学研究院・国際社会部門
職名 教授
生年月 1954年3月
HP http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/WIRA/
E-mail wtnbhi@
専門 国際関係論
ヨーロッパ国際関係論
フランス政治外交論
自己紹介    フランス外交史からはじめて現代のフランス政治外交分析を専門にしてきたが、二十年ほど前からヨーロッパ統合や米欧同盟、そうした立場から日米安保体制や日本外交についても論評したりするように心がけている。学生時代にパリに留学していたために、フランスやヨーロッパに行く機会が多く、パリ高等研究院・リヨン高等師範大学校東アジア研究センターで客員教授として教鞭をとった経験がある。
   その後9.11の翌年ワシントンDCのジョージ・ワシントン大学付属アジア研究センターで客員研究員を一年勤めたことから、米欧関係の重要性を一層強く認識するようになった。文字通り国際関係をアジア太平洋と大西洋関係の両側面からグローバルに考えていく視点をいろんなところで強調している。
   最近では二〇〇八年から二年間在仏日本大使館で広報文化担当公使を勤め、日本外交における文化広報の重要性を認識し、この方面での国内外でのプロモーションにも力を入れていきたいと思っている。この十五年ほどヨーロッパについての理解が日本人の間であまり高まっていないように思うことが多くなり、TV・ラジオ・新聞などマスメディアで発言する機会があるときには、できるだけ出演し、発信するように努めている。
   この九月から出される外交専門誌の編集委員長をお引き受けしたので今はその準備に力を入れている。外交論議が低迷化している理由を考え、本当の論争が喚起できる場を作って行きたいと考えている。私はそれを「新しい現実主義」という表現で方向性を作って行きたいと思っている。
   学外活動としては、シンクタンク(財)政策研究フォーラム理事 、ジャパンエコー社 Japan Echo誌(英文隔月誌)編集委員、時事通信隔月誌『外交』編集委員長、大学セミナーハウス国際学生セミナー企画委員長などを務めている。
最終学歴 1978年3月   東京外国語大学外国語学部フランス語学科卒
1980年3月   東京外国語大学大学院地域研究科修士課程修了
1983年3月   慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了
1986年3月   パリー第一大学パンテオン・ソルボンヌ校 現代国際関係史専攻 DEA修了
取得学位 国際学修士(東京外国語大学) 1980年
現在の教育活動 学部   地域・国際コース
大学院(博士前期)   国際協力専攻
大学院(博士後期)   国際社会専攻
最近5年間の研究    2006 年1月『ポスト帝国--二つの普遍主義の衝突』、08年7月には『米欧同盟の協調と対立』を出版した。米欧関係を「単独行動主義(ユニラテラリズム)」と「多国間協調主義(マルチラテラリズム)」の相克と捉え、そうした同盟関係の中での日本外交を模索した。長年の懸案であった『ドゴールとフランス』の執筆がほぼ終了した。幾つかの分野の仕事が中途半端になっているのでそれらをまとめるのが当面の目標である。『アメリカとヨーロッパ』『現代フランス政治論』『ヨーロッパ構造論』などの単著出版計画を一日も早く実現させたい。『両大戦期の国際関係史(フランス語)』の翻訳も荒訳は終わっているので一日も早く校了にしたい。
   最近五年間にはそれぞれの学会誌や専門誌にはフランス外交史(宥和政策)、フランス現代政治分析、米欧関係史、EUの政治統合およびフランスのEU政策などについて、また総合雑誌にはフランス政治の現状分析、米欧関係と日米同盟の比較などについて寄稿したり、英仏語での専門誌・学会報告書などに何篇か論文を執筆した。
   大学や日仏会館や関係している財団・研究所で現代フランス政治・ヨーロッパ研究などに関するシンポジウムや講演会を年に何回か企画している。そのほかの関連学会でも年に何回か報告やコメントの機会がある。海外での学会やシンポジウムなどにも毎年出席している。フランスやEUに関する現地での議論・意見交換も毎年2-3回実施している。とくにフランスでの社会科学部門での日本研究はまだレベルが低いので活性化と知的交流をめざして、この三月にパリで行った連続シンポジウムを定例化させたいと考えている。
所属学会 国際関係史学会(本部ミラノ大学)日本代表理事・日仏政治学会理事・EU学会理事・比較政治学会理事・政治社会学会理事・日本国際政治学会評議員・日本選挙学会評議員・日本政治学会評議員・安全保障学会会員
主要研究業績 『ミッテラン時代のフランス』 芦書房 1991年6月 (渋沢クローデル賞)
『フランス現代史』 (中公新書)中央公論新社 1998年4月
『ポスト帝国』 駿河台出版社 2006年1月
『米欧同盟の協調と対立』有斐閣2008年7月
(編著)『国際政治の基礎知識』 芦書房 1997年8月
(編著)『ヨーロッパ国際関係史』 有斐閣 2002年4月
そのほか共著、日英仏語論文多数(主にフランス・ヨーロッパ・EU・米欧関係・同盟問題・日米関係・日本の文化外交などに関する論文)。
過去10年間に取得した科学研究費補助金・その他の競争的研究経費 平成9年4月~平成12年4月『日・EU政治関係に関する研究』文部省科学研究費 基盤研究A 研究主査
平成12年9月~平成13年3月『欧州安全保障システムの新展開からの米欧同盟の考察』外務省委託研究・(財)国際問題研究所研究委員会主査
平成15年4月~平成17年3月『安全保障共同体の視角から見た米欧関係』文部科学省科学研究費補助金研究・基盤研究B 研究代表者
平成16年7月~平成17年3月『最近のヨーロッパ情勢』外務省委託研究代表(平和安全問題保障研究所)
平成16年8月~平成17年7月『安全保障共同体としての米欧同盟』サントリー財団研究助成 研究代表者
平成17年4月~平成20年3月『米欧同盟におけるEUの「人間の安全保障ドクトリン」の意義』文部科学研究費科学省補助金研究、基盤研究A・研究代表者
平成22年4月~平成25年3月『安全保障・戦略文化の比較研究的視野からのEU諸国の危機管理活動』基盤研究A・研究代表者
そのほか共同研究分担者としての参加プロジェクト多数。

last updated on 2010/06/11



  • NIAD-UE