研究活動

HOME > 研究活動 > 研究者検索 > 研究者検索 詳細画面

このページを印刷する

研究者検索 詳細画面

氏名 武田 千香
(TAKEDA Chika)
所属 職名 大学院総合国際学研究院/教授,
東京外国語大学/副学長(兼務)
E-mail takeda_chika@tufs.ac.jp
取得学位 博士(学術)(東京外国語大学)2013年
専門分野(科研費分類) ヨーロッパ文学
研究キーワード ブラジル文学・文化
Brazilian Literature and Culture
自己紹介 そもそも私の中にブラジルへの関心が芽生えたのは中学生のときです。それ以来、理由もわからないまま私は常にブラジルを求め、またときには支えとして生きてきた気がします。いったいなぜブラジルがそこまで私を惹きつけるのか、最近は、ブラジルを探求することが自分自身の探究ともつながってきています。現在は主に文学を通して、ブラジルの人と社会と文化を考えていますが、そこに横たわるものを感じ取れば感じ取るほど、西洋でもなく、かといって非西洋でもない故に育まれざるを得なかった文化の叡智に、現代の社会の行き詰まりを打開するヒントが隠されているように思えてきています。
私がとくに研究しているのは、ブラジルの19世紀の作家マシャード・デ・アシスの文学です。ブラジルの文学の古典といわれるだけあって、作品にはその土地の人と社会と文化のエッセンスが見事に描きこまれています。私が求め、支えとしてきたものも、それと大いに関係があるのではないかと最近思っています。マシャードの文学は明らかに私を変えました。
最終学歴 1991年03月 東京外国語大学外国語学研究科ロマンス系言語専攻(ポルトガル語学)修了
所属学会 日本ポルトガル・ブラジル学会
日本ラテンアメリカ学会
日本文藝家協会
主要研究業績 【論文】
  • 役者ヴァスキスと『田舎のオルフェ』――「ブラジルの笑い」の創出――, 東京外国語大学論集, 89巻243号, 279, 2014年
  • 「記憶のオセロウ――『ドン・カズムッホ』と自伝的記憶」, 『総合文化研究』, 17巻, 2014年
  • 「マルチンス・ペーナとブラジル文化――文字化された「ブラジル」――」, 東京外国語大学論集, 第87号巻, 169--195, 2013年
  • 『ドン・カズムッホ』と探偵小説, 東京外国語大学論集, 82号, 2011年
  • 千鳥足の弁証法―『ブラス・クーバスの死後の回想』とブラジル流社会遊泳術(マランドラージェィン)」―, 東京外国語大学論集, 第81号巻, 2010年
  • 劇中劇風の回想記―『ブラス・クーバスの死後の回想』のパフォーマンス性―, 東京外国語大学論集第80号(2010年), 第80号, 2010年
  • 悪徳も美徳の肥やし―〈X〉と〈非・X 〉が織りなす『ブラス・クーバスの死後の回想』の物語世界, 東京外国語大学論集第79号(2009), 79号, 247--271, 2009年
  • 『ブラス・クーバスの死後の回想』のナラティブについての試論, 東京外国語大学論集, 78号, 195--222, 2009年
  • Machado e Sôseki, Revista Brasileira, XIV巻55号, 227--234, 2008年
  • 憂愁の挽歌――『メモリアル・デ・アイレス』再考――, 東京外国語大学論集, 72号, 35--59, 2006年
  • 近代国家ブラジルに捧げられた反・建国神話―『エサウとヤコブ』の寓意性についての一考察―, 東京外国語大学論集70号, 2005年
  • Machado e Sôseki ― Afinidades entre dois contemporêneos antípodas ―, 平成15年(2003)度~平成18(2006)年度 科学研究費補助金 基盤研究(C)(2)(課題番号15520158)『マシャード・デ・アシスと夏目漱石~対蹠地の同時代作家の近代化に対する共通意識~研究成果報告書』, 2005年
  • 南米大陸に果てたナポレオン的「妄想」――マシャード・デ・アシスとパラグアイ戦争――, 東京外国語大学論集69号, 2004年
  • エゼキエルの預言――寓意小説としての『ドン・カズムーロ』の重層性, 総合文化研究, 2004年
  • ソフィアの謎〜『キンカス・ボルバ』のソフィア像についての一考察〜, 東京外国語大学論集第66号, 2003年
【著書】
  • 千鳥足の弁証法:マシャード文学から読み解くブラジル世界, 東京外国語大学出版会, 単行本(学術書), 単著, 2013年
  • ブラジル人の処世術 ジェイチーニョの秘密, 平凡社新書, 単行本(一般書), 単著, 2014年
  • ブラス・クーバスの死後の回想(古典新訳), 光文社, その他, 単訳, 2012年
  • ドン・カズムッホ, 光文社古典新訳文庫, その他, 単訳, 2014年
  • 現代ポルトガル語辞典 3訂版, 白水社, 事典・辞書, 共編著, 2014年
  • ブダペスト, 白水社, 単行本(学術書), 単訳, 2006年
  • 果てなき大地, 新潮社, 単行本(一般書), 単訳, 1996年
  • ブラジルのポルトガル語入門, 三省堂, 教科書, 単著, 2001年
  • デイリー日葡英・葡英日辞典, 三省堂, 事典・辞書, 共編著, 2003年
  • 日本語から引く知っておきたいポルトガル語, 小学館, 事典・辞書, 共編著, 2003年
  • ポルトベーロの魔女, 角川書店, その他, 単訳, 2008年
  • ことたび ブラジルポルトガル語, 白水社, 単行本(一般書), 単著, 2002年
  • NHKラジオ短期集中講座2007 くらしで使えるポルトガル語, 日本放送協会, 教科書, 単著, 2007年
  • Mal e Sol - Curso básico de língua portuguesa, (教科書), 単行本(学術書), 共著, 2003年
【総説・解説記事】
  • ずらしの美学, パブリッシャーズ・レビュー front page essay, 白水社, その他記事, 単著, 2014年
  • アマードの文学が描くブラジル, 特報ブラジル, ブラジル中央協会, その他記事, 単著, 2014年
  • ブラジル流に軽やかに生きるための三冊, こころ, 平凡社, 総説・解説(商業誌), 単著, 2014年
  • 094 エルドラードの孤児たち, いま、世界で読まれている105冊, TEN-BOOKS, 書評,文献紹介等, 単著, 2013年
  • 095 天使たちのクラブ, いま、世界で読まれている105冊, TEN-BOOKS, 書評,文献紹介等, 単著, 2013年
  • 27. 新世紀 世界文学ナビ「ポルトガル語圏4 ジョルジ・アマード」, 毎日新聞, 毎日新聞社, 総説・解説(商業誌), 単著, 2012年
  • 12人のやさしい翻訳家たち―グローバルに移動する作家を追いかけて, 早稲田文学, 早稲田文学, 総説・解説(商業誌), 共著, 2012年
  • ユーモアと創造性, ブラジル特報, 社団法人 日本ブラジル中央協会, 総説・解説(その他), 単著, 2009年
【研究発表】
  • Potencial da literatura brasileira, リオデジャネイロ州立大学 第4回国際古典・東洋文学学会, 国際会議, リオデジャネイロ州立大学文学部, 口頭(一般), リオデジャネイロ州立大学, 2017年
  • O Brasil que transparece pela literatura machadiana, 第7回古典および東洋文学学会, 国際会議, リオデジャネイロ州立大学, 口頭(一般), リオデジャネイロ州立大学, 2015年
  • O que é que o Brasil tem? A Cultura Brasileira segundo Chika Takeda, Comemoração a 10 anos do Curso de Graduação de Português-Japonês da Universidade do Estado do Rio de Janeiro , 国際会議, Universidade do Estado do Rio de Janeiro , 口頭(一般), Universidade do Estado do Rio de Janeiro , 2014年
  • 基調講演「心のルールをもつ国、ブラジル」 およびパネルディスカッション, シンポジウム「ブラジル人の人生哲学[ジェイチーニョ]の秘密」, 国内会議, 日伯かけはしの会、京都大学大学院総合生存学館(思修館)、東京外国語大学総合国際学研究院, 口頭(基調), 国立オリンピック記念青少年総合センター 国際交流棟第2ミーティング室, 2014年
過去10年間に取得した科学研究費補助金・その他の競争的研究経費
  • 科学研究費 基盤研究(C) ブラジルにおける喜劇性――ユーモア・笑い・遊戯性――(2013年度-2014年度)

last updated on 2017/9/15