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氏名 鈴木 智美
(SUZUKI Tomomi)
所属 職名 留学生日本語教育センター
生年月
HP http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/SUZUKI_Tomomi/
E-mail
専門  
自己紹介 「レモン1個とイチゴ20個では、どちらの方がビタミンCが多いですか」「長く走るのと速く走るのとでは、どちらの方が難しいと思いますか」「今、100万円あったら、何に使いますか」「きのうの夜8時頃、あなたはどこで何をしていましたか?」
 なんだか変な質問のように思うだろうか。これらは、私たち日本語教師が初級の日本語のクラスで、「学生にいかに多く発話させるか」と考えながら、日々繰り出している質問の一例である。大学で日本語を“教える”と言っても、留学生相手に講義をするとは限らない。初級から上級にかけて、90分の授業の間に、いかに学生たちに、聞く・話す・読む・書くという4技能を駆使して日本語を“使わせる”かが勝負である。教室活動をうまく組み立て、上手に流れを作っていくのは教師の役目だ。
 私は今、東京外国語大学留学生日本語教育センターで、世界各国からの様々な留学生を対象に日本語教育を行っている。「あいうえお」からのクラスもあれば、日本語超級レベルの留学生と日本人学生とが、いっしょに学ぶ「日本語意味論」のような授業もある。共同研究プロジェクトでは教科書作成や学習者の作文データベースの構築などを進め、一方で自分の研究テーマの論文を書き、かなり忙しい毎日である。しかし、これらのことが、私にはおそらく楽しくてしようがない。その根底にあるものは一体何だろうか?
 それは、この一点に尽きるのだろう。私は「言葉」と関わることが好きなのだ。そして、何かを“追究”したい気持ちがいつも根底にある。目をきらきらと輝かせて学ぶ学生たちの顔を見ていると、ん十(?)年前の自分が重なって見える。「言葉」をきっかけに世界中の人々と出会える仕事が待っていることを、あの日の私も、きっとどこかで予感していたに違いないと思う。

最終学歴  
取得学位  
現在の教育活動  
最近5年間の研究  
所属学会  
受賞  
主要研究業績 【論文】
  • 全学日本語プログラムの取組と課題—アカデミック・ジャパニーズ能力向上の観点から—, 留学生日本語教育センター論集, 37巻119--134, 2011年
  • ブログ等に見られる「{動名詞(VN)/感動詞相当句}+です」文について—『〜に感謝です』『〜によろしくです』の意味・機能—, 留学生日本語教育センター論集, 37巻15--28, 2011年
  • 辞書の使用が引き起こす学習者の不自然な表現―「JLPTUFS作文コーパス」の作文から見えてくること―, ICJLE 2010世界日本語教育大会論文集(予稿集), 1436-0--1436-9, 2010年
  • ニュース報道における「{動名詞(VN)/名詞(N)}+です」文について, 留学生日本語教育センター論集, 36巻57--70, 2010年
  • JLPTUFS作文コーパスの構築について—全学日本語プログラムで学ぶ日本語学習者の作文データベース化—, 留学生日本語教育センター論集, 36巻123--133, 2010年
  • 比較表現「AはBより〜」再考−参照点(reference point)の観点から考える−, 柏崎雅世教授退官記念論集編集委員会編『日本語教育学研究への展望−柏崎雅世教授退官記念論集 』, 2009年
  • 「呼ぶ」と「招く」の意味分析−その多義的意味とコロケーションについて−, 留学生日本語教育センター論集, 35巻1--16, 2009年
  • 事態に対する話者の期待と感情・評価的意味-理想化認知モデルの観点からの考察-, 留学生日本語教育センター論集, 34巻27--42, 2008年
  • 現代日本語における接辞「めく」の意味・用法, 東京外国語大学論集, 75号271--282, 2007年
  • 日本語・日本文化研修留学生プログラム—東京外国語大学におけるプログラムの現状と展望—, 東京外国語大学留学生日本語教育センター『留学生日本語教育センター論集』, 第33号149--167, 2007年
  • 「そんなX…」文に見られる感情・評価的意味―話者がとらえる事態の価値・意味と非予測性―, 日本語文法学会『日本語文法』, 6巻1号88--105, 2006年
  • 「~として」再考, 東京外国語大学留学生日本語教育センター『留学生日本語教育センター論集』, 第32号1--17, 2006年
  • 指示詞「そんな」に見られる感情・評価的意味—その意味の実態を探る—, 東京外国語大学留学生日本語教育センター 『留学生日本語教育センター論集』, 第31号61--75, 2005年
  • 「~だの~だの」の意味, 日本語教育学会『日本語教育』, 第121号66--75, 2004年
  • 接辞「~めく」の意味と用例, 東京外国語大学留学生日本語教育センター『留学生日本語教育センター論集』, 第30号1--15, 2004年
  • 日本語合同授業の報告(漢字・聴解ほか)(共著), 東京外国語大学留学生日本語教育センター『留学生日本語教育センター論集』, 第30号249--254, 2004年
  • 日本語合同授業の報告(漢字・聴解ほか), 『留学生日本語教育センター論集』第30号, 2004年
  • 「NだのNだの」の意味, 東京外国語大学留学生日本語教育センター『留学生日本語教育センター論集』, 第29号1--12, 2003年
  • 多義語の意味のネットワーク構造における心理的なプロトタイプ度の高さの位置付け—多義語「ツク」(付・着・就・即・憑・点)のネットワーク構造を通して—, 日本語教育学会『日本語教育』, 116号59--68, 2003年
  • 2000年度中級作文に見られる語彙・意味に関わる誤用—初中級レベルにおける語彙・意味教育の充実を目指して—, 東京外国語大学留学生日本語教育センター『留学生日本語教育センター論集』, 第28号27--42, 2002年
  • 多義語の意味に関わる二つのネットワーク構造—"心理的プロトタイプ" 度の高さを位置付ける—, 日本言語学会第122回大会 於一橋大学 予稿集, 59--64, 2001年
  • 多義語「ツク」(付・着・就・即・憑・点)の意味分析−そのスキーマ的意味の抽出と関係付け−, 東京外国語大学留学生日本語教育センター『留学生日本語教育センター論集』, 第27号79--92, 2001年
  • 多義語の意味のネットワーク構造におけるプロトタイプ, 名古屋明徳短期大学『名古屋明徳短期大学紀要』, 第16号165--178, 2001年
  • 言葉の「慣習性」と「固定性」−「記号性」と「非記号性」の概念をめぐって, 名古屋大学言語文化部言語文化研究会『ことばの科学』, 第13号5--23, 2000年
  • 現代日本語研究における「モダリティ」の定義―「主観性」をキーワードとすることの適切性について―, 名古屋大学留学生センター『名古屋大学 日本語・日本文化論集』, 第8号29--42, 2000年
  • 人と言葉との関わりの探究に向けて−”言葉で言い表せない体験”をめぐる現代日本語研究と力動記号学の観点からの考察−, 名古屋大学大学院文学研究科博士学位論文, 2000年
  • 大学院日本語教育実習におけるティーチングアシスタントの役割-日本言語文化専攻春季実習を例として-, 名古屋大学大学院国際文化研究科日本言語文化専攻1999年度 日本語教育実習報告, 2000年
  • 言葉の”意味可能性”を探る−言葉のイメージの多重性の観点から−, 名古屋大学国際言語文化研究科日本言語文化専攻『言葉と文化』, 創刊号75--91, 2000年
  • 言葉を取りまく言葉−連想を手がかりとして言葉のイメージの多重性を探る−, 名古屋大学文学研究科『名古屋大学人文科学研究』, 第29号125--146, 2000年
  • 言葉の記号性と非記号性−話者の内的体験と言葉との関わりを考えるための視点として−, 名古屋大学言語文化部言語文化研究会『ことばの科学』, 第12号145--170, 1999年
  • 初級日本語学習者の個人指導の報告—教室と生活場面との媒介として—, 名古屋大学人文科学研究, 第28号159--170, 1999年
  • 意味的な誤用に見られる主な傾向—慣習的に定着した表現および類似の表現に関わる誤り—, 『日本語学習者の作文コーパス:電子化による共有資源化』平成8年度〜平成10年度科学研究費補助金(基盤研究 (A)(1) )研究成果報告書(研究課題番号 08558020)研究代表者:大曽美恵子, 131--145, 1999年
  • 日本語研究における「モダリティ」論の問題点―モダリティは「主観的」な意味要素か―, 名古屋大学言語文化部言語文化研究会『ことばの科学』, 第11号243--256, 1998年
  • オーストラリア中等教育レベルの日本語教育における日本語ネイティブスピーカーの新しい役割, 名古屋大学大学院文学研究科『名古屋大学人文科学研究』, 第27号109--118, 1998年
  • 「〜てしまう」の意味, 国語学会平成9年度春季大会 於大阪市立大学杉本学舎 予稿集, 132--139, 1997年
  • 多義語「ツク」(突・衝・撞・搗・吐)の意味分析, 名古屋大学大学院文学研究科『名古屋大学人文科学研究』, 第26号165--191, 1997年
  • オーストラリア中等教育レベルの日本語教育において貢献することのできる日本語ネイティブスピーカーの資質と役割, 名古屋大学大学院文学研究科日本言語文化専攻『1996年度 日本語教育実習報告』, 163--174, 1997年
【研究発表】
  • 留学生の辞書使用についての実態調査―東京外国語大学で学ぶ留学生へのアンケート調査の結果と分析―, ICJLE 2011世界日本語教育研究大会, 国際会議, ICJLE 2011世界日本語教育研究大会運営委員会, 口頭(一般), 天津外国語大学, 2011年
  • 留学生の辞書使用についての実態調査―東京外国語大学で学ぶ留学生へのアンケート調査結果―, 第9回日本語教育研究集会, 国内会議, 名古屋大学大学院国際言語文化研究科, 口頭(一般), 名古屋大学大学院国際言語文化研究科, 2011年
  • 留学生の文章産出時における辞書使用―その実態調査の実施に向けて―, 第8回日本語教育研究集会, 国内会議, 名古屋大学大学院国際言語文化研究科, 口頭(一般), 名古屋大学大学院国際言語文化研究科, 2010年
  • 辞書の使用が引き起こす学習者の不自然な表現―「JLPTUFS作文コーパス」の作文から見えてくること―, ICJLE 2010世界日本語教育大会, 国際会議, ICJLE 2010世界日本語教育大会運営委員会, 口頭(一般), 台湾国立政治大学, 2010年
  • 比較表現「AはBより〜」再考—日本語教育における的確な導入例を考える—, 第7回日本語教育研究集会, 国内会議, 名古屋大学大学院国際言語文化研究科, 口頭(一般), 名古屋大学大学院国際言語文化研究科, 2009年
  • 事態に対する話者の期待と感情・評価的意味—理想化認知モデルの観点からの考察—, 第6回日本語教育研究集会, 国内会議, 名古屋大学大学院国際言語文化研究科, 口頭(一般), 名古屋大学大学院国際言語文化研究科, 2008年
  • 日本語・日本文化研修留学生プログラム—東京外国語大学における現状と展望—, 第5回日本語教育研究集会, 国内会議, 名古屋大学大学院国際言語文化研究科, 口頭(一般), 名古屋大学大学院国際言語文化研究科, 2007年
  • 日本語教育と語彙, ベトナム・ハノイ国家大学外国語大学 東洋言語文化学部 日本語科 日本語教師養成課程 教員研究会, 国際会議, ベトナム・ハノイ国家大学外国語大学 東洋言語文化学部 日本語科, 口頭(招待・特別), ベトナム・ハノイ国家大学外国語大学 東洋言語文化学部 日本語科, 2007年
  • 『日本語表現活用辞典』について, 平成18年度国立国語研究所言語教育データベース研究会(第7回), 国内会議, 国立国語研究所, 口頭(招待・特別), 国立国語研究所, 2007年
  • 複合助詞「として」の意味・用法再考―日本語研究と日本語教育研究からの包括的記述の試みの一事例として―, 第4回日本語教育研究集会, 国内会議, 名古屋大学国際言語文化研究科, 口頭(一般), 名古屋大学国際言語文化研究科, 2006年
  • 「そんなX」に見られる感情・評価的意味―話者がとらえる事態の価値・意味と非予測性, 第3回日本語教育研究集会, 国内会議, 名古屋大学国際言語文化研究科, 口頭(一般), 名古屋大学国際言語文化研究科, 2005年
  • 指示詞「そんな」に見られる感情・評価的意味―話者がとらえる事態の価値・意味と非予測性―, 現代日本語学研究会, 国内会議, 名古屋大学留学生センター, 口頭(一般), 名古屋大学留学生センター, 2005年
  • 接辞「~めく」の意味, 第2回名古屋大学日本語教育研究集会, 国内会議, 名古屋大学大学院国際言語文化研究科, 口頭(一般), 名古屋大学大学院国際言語文化研究科, 2004年
  • 2003年度第1学期日本語合同授業の報告(漢字・聴解ほか), 第6回日本語科研究会, 国内会議, 東京外国語大学留学生日本語教育センター, 口頭(一般), 東京外国語大学留学生日本語教育センター, 2003年
  • 「~だの~だの」の意味, 第1回名古屋大学日本語教育研究集会, 国内会議, 名古屋大学国際言語文化研究科, 口頭(一般), 名古屋大学国際言語文化研究科, 2003年
【現地の調査・研究】
  • 大学院GP「国際基準に基づく先端的言語教育者養成」による日本語教育・日本語教育者養成事情調査、および意味論に関する講演・ワークショップ, イラン, イラン・テヘラン大学外国語学部日本語日本文学科, 2011年
  • 特色GP「教養日本力」高度化推進プログラムに基づく日本語・日本関連教育事情調査, ルーマニア, ルーマニア・ブカレスト ブカレスト大学 外国語外国文学部 東洋語東洋文学学科 日本語日本文学専攻, 2010年
  • 特色GP「教養日本力」高度化推進プログラムに基づく日本語・日本関連教育事情調査, オーストラリア, タスマニア大学人文学部アジア言語・研究学科日本語・日本研究専攻, 2008年
  • 日本語教育事情調査他, スウェーデン, ストックホルム大学東洋学部日本学科, 2007年
  • 日本語・日本文化研修留学生プログラム推進・発展のための日本語教育事情調査, チェコ, カレル大学哲学部東アジア研究所日本学専攻(日本研究学科), 2006年
  • 初級日本語e-leaning教材の開発および普及発展, インドネシア、タイ, インドネシア大学日本語学科、ガジャマダ大学日本語学科 、国際交流基金ジャカルタ日本文化センター、シーナカリンウィロート大学日本語学科、国際交流基金バンコク日本文化センター, 2006年
過去10年間に取得した科学研究費補助金・その他の競争的研究経費  

last updated on 2012/3/5


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