研究活動

HOME > 研究活動 > 研究者検索 > 研究者検索 詳細画面

このページを印刷する

研究者検索 詳細画面

氏名 島田 周平
(SHIMADA Shuhei)
所属 職名 大学院総合国際学研究院/特任教授
E-mail shimada_s@tufs.ac.jp
取得学位  
専門分野(科研費分類) 環境影響評価
地域研究
人文地理学
研究キーワード 人文地理学、政治生態学(ポリティカル・エコロジー)、アフリカの農業経済学
Human Geography,Political Ecology,Agricultural economy of Africa
自己紹介 私はサハラ以南アフリカを対象に様々な研究を行ってきました。サハラ以南アフリカといっても、特に長期にわたる現地調査を実施してきた地域はナイジェリアとザンビアに限られます。その他で多少の経験がある地域は、ジンバブウェとブルキナファソです。
これらの地域を対象に行ってきた主たる研究分野は以下の三つです。
第1は、ポリティカル・エコロジー論的視点からみた現代アフリカ農村研究です。アフリカの農業を環境変化や社会経済的変化との相関の中で捉えることで、現代アフリカ農民および農村社会の実相を多面的に捉えようとしてきました。そして、この研究の延長線上で、環境変化や急激な政治経済環境の変化がアフリカの農村社会を脆弱化させているのではないかとする脆弱性論へも関心を広げています。
第2は、地域間比較研究の方法論に関する研究です。具体的には、生態的条件も歴史も異なるナイジェリアとザンビアの2つの農村をとりあげ、そこにおける農業生産や農村社会の変化や変容を、国家の中における政治経済的位置や土地制度に代表される資源利用システムの変化などに注目しつつ、歴史的文脈の中で比較する方法論を模索してきました。
第3は、専門分化した諸科学に対する地域研究の優位性といった問題を検討してきました。社会的ネットワークの繋がりがきわめて強く重要な役割を担っているアフリカの社会においては、一つの出来事(イベント)が、人間関係を通して予想できない多様な出来事へと展開していくことが多くあります。政治が農業生産に、開発が人権に、人権問題が村落政治に、病気が耕作方法に、政治の空白が森林破壊に、といった具合です。このような、出来事の連鎖的展開やそれによる多様な変化の諸相は、経済学や社会学、政治学、人類学、地理学といった専門性から捉えることはしばしば困難を伴います。この点において、フィールド調査にもとづく地域研究が重要な意味を持ってくるのではないかと考え、具体的事例研究でそれを示そうと試みてきました。
所属学会 東北地理学会
日本地理学会
日本アフリカ学会
人文地理学会
日本国際地域開発学会
国際開発学会
受賞 日本地理学会賞(優秀賞)(2008年03月)
大同生命地域研究奨励賞(2008年07月)
主要研究業績 【論文】
  • 2000年代ナイジェリアの地域紛争過激化について考える, アジ研ワールド・トレンド, 205号, 14--17, 2012年
  • アフリカの農家世帯の脆弱性をどう捉えるか, 『歴史のなかの熱帯生存圏-温帯パラダイムを超えて-』(『講座 生存基盤論1』, 415--437, 2012年
  • アフリカ農村社会の脆弱性分析序説, 日本地理学会 E-Journal GEO , 3巻2号, 1--16, 2010年
【著書】
  • 『現代アフリカ農村-変化を読む地域研究の試み-』, 古今書院, 単行本(学術書), 単著, 2007年
  • 『アフリカ 可能性を生きる農民』, 京都大学学術出版会, 単行本(学術書), 単著, 2007年
  • 『地域間対立の地域構造-ナイジェリアの地域問題-』 , 大明堂, 単行本(学術書), 単著, 1992年
過去10年間に取得した科学研究費補助金・その他の競争的研究経費
  • 科学研究費 基盤研究(B) アフリカ農民の流動性、生業の多様性、および「秩序」に関する研究(2012年度-2014年度)
  • 科学研究費 基盤研究(B) アフリカの地域紛争にみられる新兆候に関する研究: ナイジェリアの事例を中心に(2009年度-2011年度)

last updated on 2015/4/14