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氏名 野元 裕樹
(NOMOTO Hiroki)
所属 職名 大学院総合国際学研究院/准教授
E-mail nomoto@tufs.ac.jp
HP http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/nomoto/
取得学位 学士(言語学)(東京大学)2003年
修士(言語学)(東京外国語大学)2006年
博士(言語学)(ミネソタ大学(University of Minnesota、アメリカ合衆国))2013年
専門分野(科研費分類) 言語学
研究キーワード 言語学、統語論、意味論
linguistics, syntax, semantics
自己紹介 外国語を学習したり、外国人向けの日本語の教科書を手に取ってみたりするとよく分かりますが、私達は普段何気なく使っていることばについて、知らず知らずのうちに、思いもよらないほど複雑な仕組みを頭の中に獲得しているものです。そのような無意識的に身に付く知識の体系やその習得メカニズムを研究するのが言語学です。私は、言語学の中でも、文が語などのより小さな単位からどのように作られるかを研究する「統語論」と、私達が語や文の意味を理解できるのはどのような仕組みが背後にあるからなのかを研究する「意味論」の分野を専門に研究しています。研究対象言語は,主にマレーシアやシンガポールで話されているマレー語です。特にマレーシアで話されているマレー語は「マレーシア語」とも呼ばれ、本学でもこの名称を採用しています。日本語や英語をはじめとする複数の言語の対照研究も積極的に行っています。

授業は、マレーシア語専攻の語学とマレー語学関連の授業を担当しています。マレー語は、英語などのように動詞が主語や時制に合わせて変化したり,名詞にどんな冠詞が付くかで悩まされることがない他、アジアの言語であるためか、発想方法も日本語とよく似ています。ですので、日本人にとって習得しやすい言語の一つだと思います。マレーシア、シンガポールは多民族・多言語国家で、旧英国植民地ですので、マレーシア専攻での学習を通じて、マレー語だけでなく、マレーシア、シンガポール特有の、標準英語とは異なる英語の言い回しや、複数民族の共生のあり方についても学んでいただけると思います。私が担当するのは、マレー語、マレー語学関係の授業ですが、国際社会で通用する、高い語学力、思考力、そして教養を備えた人材の育成につながるように心掛けております。
所属学会 アメリカ言語学会
日本言語学会
主要研究業績 【論文】
  • Degree achievements, telicity and the verbal prefix meN- in Malay, Journal of Linguistics, 51巻1号, 147--183, 2015年
  • Kena adversative passives in Malay, funny control, and covert voice alternation, Oceanic Linguistics, 51巻2号, 360--386, 2012年
  • Konstruksi kena dalam bahasa Indonesia: Perbandingan dengan bahasa Melayu, Linguistik Indonesia, 29巻2号, 111--131, 2012年
  • Bare classifiers and definiteness: A cross-linguistic investigation, Studies in Language, 35巻1号, 168--193, 2011年
  • The Malay verbal prefix meN- and the unergative/unaccusative distinction, Journal of East Asian Linguistics, 20巻1号, 77--106, 2011年
  • On indefinite subjects of pivot verbs in Malay, International Journal of Corpus Linguistics, 14巻2号, 221--254, 2009年
  • Progressive aspect, the verbal prefix meN-, and the stative sentences in Malay, Oceanic Linguistics, 48巻1号, 148--171, 2009年
  • Colloquial Singapore English got: Functions and substratal influences, World Englishes, 28巻3号, 293--318, 2009年
  • Decomposing Malay anaphoric expressions, Proceedings of the Twenty-First Meeting of the Austronesian Formal Linguistics Association (AFLA), 219--236, 2015年
  • Person restriction on passive agents in Malay: Information structure and syntax, Current Trends in Malay Linguistics (NUSA), 2014年
【著書】
  • Current Trends in Malay Linguistics, Universitas Katolik Indonesia Atma Jaya and Tokyo University of Foreign Studies, 単行本(学術書), 共編著, 2014年
  • Isamu Shoho: Tinta Kenangan "Kumpulan Esei Bahasa dan Linguistik", Dewan Bahasa dan Pustaka, 単行本(学術書), 共編著, 2011年
【総説・解説記事】
  • マレーシア語の連用修飾的複文, 『語学研究所論集20』, , 総説・解説(大学・研究所紀要), 共著, 2015年
  • Senarai komprehensif perbezaan ejaan Malaysia dan ejaan Indonesia, 語学研究所論集19, 東京外国語大学, 総説・解説(大学・研究所紀要), 共著, 2014年
  • マレーシア語と述語階層, 語学研究所論集19, 東京外国語大学, 総説・解説(大学・研究所紀要), 共著, 2014年
  • マレーシア語の所有表現(データ), 語学研究所論集18, 東京外国語大学, 総説・解説(大学・研究所紀要), 共著, 2013年
  • マレーシア語のヴォイスとその周辺, 語学研究所論集, 東京外国語大学, 総説・解説(大学・研究所紀要), 単著, 2012年
  • マレーシア語のモダリティの概要, 語学研究所論集, 東京外国語大学, 総説・解説(大学・研究所紀要), 単著, 2011年
  • Teori tambatan dalam bahasa Melayu, 東京外国語大学東南アジア学, 東京外国語大学, 総説・解説(大学・研究所紀要), 単著, 2011年
【研究発表】
  • Givenness of individuals and eventualities: Perspectives from Malay passives, The Second International Workshop on Information Structure of Austronesian Languages, 国際会議, , 口頭(一般), 東京外国語大学, 2015年
  • The development of the passive in Balinese, The Fifth International Symposium on the Languages of Java (ISLOJ), 国際会議, , 口頭(一般), インドネシア教育大学, 2015年
  • A comparative study of the development of the passive in Balinese and Malay, The 10th International Workshop on Theoretical East Asian Linguistics (TEAL), 国際会議, , 口頭(一般), 東京外国語大学, 2015年
  • Sentence-final particles in Malay, 「東アジア・東南アジアの諸言語における談話小辞の意味研究」2015年度第1回研究会, 国内会議, , 口頭(一般), 東京外国語大学, 2015年
  • Pelaku ayat pasif dalam bahasa Melayu Klasik, International Workshop: Current issues in research on languages in Borneo and Malay language, 国際会議, , 口頭(一般), マレーシア・サバ大学, 2015年
  • Decomposing Malay anaphoric expressions, The 21st Meeting of the Austronesian Formal Linguistics Association (AFLA), 国際会議, ハワイ大学マノア校, 口頭(一般), ハワイ大学マノア校, 2014年
  • 容認性判断実験に基く日本語複数名詞の意味考察, 日本言語学会第148回大会, 国内会議, 日本言語学会, 口頭(一般), 法政大学, 2014年
  • A compositional analysis of Malay anaphoric expressions, The 18th International Symposium on Malay/Indonesian Linguistics (ISMIL), 国際会議, ナポリ東洋大学, 口頭(一般), ナポリ東洋大学, 2014年
  • Number in classifier languages, Linguistics Colloquium, 国内会議, ミネソタ大学, 口頭(一般), ミネソタ大学, 2013年
  • Malay plurals and referentiality agreement, The 20th Meeting of the Austronesian Formal Linguistics Association (AFLA), 国際会議, テキサス大学アーリントン校, 口頭(一般), テキサス大学アーリントン校, 2013年
過去10年間に取得した科学研究費補助金・その他の競争的研究経費
  • 科学研究費 若手研究(B) 数の仕組みとその文法・情報構造との連関の通言語的研究(2014年度)
  • 科学研究費 若手研究(B) 類別詞言語における類別詞および名詞複数形の(不)使用に関する対照言語学的研究(2011年度-2013年度)

last updated on 2016/5/27