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氏名 松永 泰行
(MATSUNAGA Yasuyuki)
所属 職名 大学院総合国際学研究院/教授
E-mail matsunaga@tufs.ac.jp
HP http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/matsunaga/
取得学位 学士(文学)(東京大学)1987年
修士(国際学)(サウス・キャロライナ大学)1994年
博士(政治学)(ニューヨーク大学)2006年
専門分野(科研費分類) 政治学
国際関係論
研究キーワード 政治変動, 民主化, コンテンシャス・ポリティクス(争議政治),イラン政治, イスラーム政治, 中東国際関係論, 米・中東関係
自己紹介  大学に入学したときは理系でしたが、大学1年の時に受講した中東現代史の先生に感化され、それ以来中東のことを勉強しています。ただ紆余曲折があり、たまたま進学した文学部で、中世のイスラーム哲学の文献をアラビア語で読まされ、それに感化されしばらく神秘哲学を勉強しました。その後、大学院1年の1988年冬に、イラン・イラク戦争中のイランへ資料収集に行き、戦争や革命体制を垣間見て強い興味を覚え、また現代の中東へ関心が移りました。その後、1991年の湾岸戦争時のアメリカのバグダードやバスラ空爆に怒りを覚え、そのようなことをするアメリカという国を見てやろうと思い、1992年にアメリカの大学院に入り直し、国際関係論・政治学を勉強しました(その結果、ミイラ取りがミイラになると言うように、もはや反米ではありません)。
 博士論文の調査を始めた1997年に、イランで改革派のハータミー政権が誕生したこともあり、それ以来、比較民主化論の文脈でイランを含む途上国一般における大規模政治変動や民主化要求、路上抗議運動などを勉強しています。博士論文では、1979年の革命後最初の25年間のイランの国内政治過程を民主体制の定着への営みの観点から論じました。
 外語大には、中東政治ではなく紛争研究の教員として2008年度に赴任しました。主に、大学院のPCSコースで社会科学の方法論と紛争・争議政治・政治変動について、英語で演習・論文指導を担当しています(研究スタンスの表明はこちら、また学内外でのイラン研究者としての活動の詳細はこちらをご参照下さい)。
最近5年間の研究 現在の研究
1979年に社会革命を経てイスラーム革命型の近代的宗教国家を樹立したイランにおける国内政治と対外関係を、比較政治学、国際関係論、政治社会学、アラビア語・ペルシア語の文献に基づくイスラーム学の方法論や知見を利用しながら、また現地調査や出版物・日々の報道等のペルシア語データのテキスト分析などを通じて、行っている。国内政治過程に関しては、1990年半ば以降繰り返し見られる競合的選挙過程とその背景の比較民主化論の観点からの分析、イデオロギー的宗教革命国家における重層的な権力関係の動態的分析、イスラーム復興主義とポスト・イスラーム復興主義の思想研究、また体外関係に関しては、イランの安全保障戦略と戦略行動の分析、アメリカ・イラン関係の動態的分析、中東国際関係システムの変容とその中におけるイランの動向の分析を中心として、実証研究をおこなっている。
所属学会 世界政治学会 Research Committee 43 「宗教と政治」運営委員
米国政治学会(APSA)
北米中東学会(MESA)
国際イラン学会(ISIS)
アメリカ社会学会(ASA)
主要研究業績 【論文】
【著書】
【総説・解説記事】
【研究発表】
  • “Religion, Violence, and the Politics of Sanctified Punishment: A Case of Iran’s Islamic State,”, American Sociological Association Annual Meeting, 国際会議, American Sociological Association, 口頭(一般), Seattle, WA, 2016年
  • “Contention over Religious Violence: How Does Religion Sanction Violence, If It Does, in the Islamic Republic of Iran?”, Fifth Annual Conference of Japan Association for Human Security Studies, 国際会議, Japan Association for Human Security Studies, 口頭(一般), International Christian University, Tokyo, Japan, 2015年
  • Khomeinism: the Non-Obvious Constraints on Political Reform in Iran, Cultures of Freedom and Contending Visions of Justice and Governance in the Muslim World Symposium, 国際会議, Religion, State & Society Research Network, University of Sydney, 口頭(一般), University of Sydney, Australia, 2015年
  • Will Historicizing Desecularization Help the Iranian Postrevivalists?, 2014 Annual Meeting, 国際会議, Middle East Studies Association (MESA), 口頭(一般), Washington, DC, 2014年
  • "Theorizing Cross-National Conflict Non-Diffusion: Why Sectarian Violence Doesn't Spread Beyond National Borders in the Greater Middle East", Fourth World Congress for Middle East Studies, 国際会議, World Congress for Middle East Studies, 口頭(一般), Ankara, Turkey, 2014年
  • Postrevivalist Islam or Traumatic Resecularization? What Does Historicizing the Religio-Political Unity Offer in the Post-Khomeini Iranian Context?, 第18回ISA世界社会学会議, 国際会議, International Sociological Association, 口頭(一般), Yokohama, 2014年
  • Postrevivalist New Thinkers of Religion: The Case of Mohsen Kadivar, Annual Meeting of the Middle East Studies Association, 国際会議, 北米中東学会(MESA), 口頭(一般), Boston, 2009年
  • Secularizing Politics and Its Opponents in the Islamic Republic of Iran, Annual Meeting of the Middle East Studies Association of North America, 国際会議, 北米中東学会(MESA), 口頭(一般), Washington, D.C., 2005年
過去10年間に取得した科学研究費補助金・その他の競争的研究経費
  • 科学研究費 新学術領域研究 「国家と制度」(2016年度-2020年度)
  • 科学研究費 基盤研究(C) 「イランにおける民主化・ポスト復興主義運動と経路依存性の研究」(2014年度-2016年度)

last updated on 2017/2/27