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氏名 益子 幸江
(MASUKO Yukie)
所属 職名 大学院総合国際学研究院/教授
取得学位  
専門分野(科研費分類) 音声学
研究キーワード 音響音声学,言葉の音,第2言語学習,日本語学習
Acoustic Phonetics, Sounds of Speech, Second language learning, Learning Japanese
自己紹介 言葉の音はどのようなものであれば「普通」であるのか、どうして通じるのかが最も知りたいことで,そのためにいろいろなことを考えています。外国の言葉を習う場合,子供がしゃべれるようになる過程,あるいは,しゃべれるようにならない場合,大人でも喋れなくなってしまった場合。これらは、言葉の音だけの問題ではなく,言葉全体の問題なのですが,現れてくるものの一つとして音があり,その音について観察したり実験したりすることでわかることがいろいろあります。今までは,留学生の日本語が日本語らしくなく聞こえるのはどうしてかということについて研究してきました。今もこの研究は続いていますが,その他にも,子供がしゃべり始めのころの音の特徴にも興味があり,大人が急にしゃべれなくなってしまった時の音の特徴と同じか違うかについても考えてみています。
ところが最近,これらの分野で音声学が難しいと思われていることがわかってきました。音声学というのは人間が普通にしゃべっている音を扱っているものなので,それほど難しくはないのです。音声学には音を捉えるための基本的な枠組みがあり,それさえ習得してしまえばとても役に立つものなのです。それでこの数年間は,音声学を無駄なく正しく知ってもらうために,大学の外での講習会の講師を引きうけたり,大学の公開講座を受け持ったりしています。
主要研究業績 【論文】
  • ラオ語の声調についての音響音声学的研究, 東京外国語大学論集, 94号, 19--36, 2017年
  • タイ語の下降調の音響音声学的特徴について, 東京外国語大学論集, 92号, 141--155, 2016年
  • タイ語の1音節語から成る3語文の声調の音響音声学的分析, 東京外国語大学論集, 90号, 2015年
  • 日本語の母音の音色とフォルマントについての一研究, 東京外国語大学論集, 82号, 105--121, 2011年
  • 日本語の長母音の長さについての音響音声学的考察―音声学的レイヤーの提案―, 東京外国語大学語学研究所論集, 10号, 15--34, 2005年
  • ビルマ語の声調の弁別に関与する音響的特徴について, 東京外国語大学論集, 84号, 1--17, 2012年
  • Kui語におけるBreathy Vowel(息漏れ声の母音)の音響音声学的観察, 東京外国語大学論集, 69号, 43--60, 2004年
  • アラビア語モロッコ方言における語頭重子音の音響音声学的研究(共著), 東京外国語大学論集, 75号, 97--111, 2007年
  • 韓国語における歯茎摩擦音の平音と濃音に関する音響音声学的研究(2・完) ―語中で母音間の場合およびその他の場合との総括―, 音声研究, 19巻1号, 60--72, 2005年

last updated on 2017/9/12