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氏名 李 孝徳
(LEE Hyoduk )
所属 職名 大学院総合国際学研究院/教授
取得学位  
専門分野(科研費分類) 思想史
ポストコロニアル文化研究
史学一般
研究キーワード
自己紹介 本学では、エスニシティに関連する諸概念(人種、民族、国民など)にかかわる諸現象について研究しています。ただし、いわゆる社会学的なアプローチではなく、そうした諸集団の/に対する文化やを社会的事象を理論的に扱うもので、専門分野的にいうなら表象文化論やポストコロニアル研究、カルチュラル・スタディーズといったものになります。授業では、具体的な社会問題はもちろん、文学、音楽、映画やテレビドラマ、絵画、ファッションなどの様々な文化事象を通して、現実の社会や歴史の問題をどう理解し、どう向き合うのかを考えていくための講義をしています。
最近5年間の研究 人種主義の歴史
世界史的な見地から日本の人種主義を検証する。

環太平洋における東アジア系離散者の歴史と表現
近代化と植民地主義によって生み出された、20世紀の東アジア(日本、沖縄、朝鮮半島)から北米およびハワイに渡った環太平洋地域の東アジア系移民や難民たちにおける文学と文化について、比較移民文化(史)的観点から、それら移民たちがその歴史性の故に紡ぎだした表現の分析・解読に取り組む。それは単なる環太平洋地域のアジア系移民の比較研究の枠組みを超えて、近代社会、とりわけ日本を含む先進国社会においてその将来像がこれからもっと多面的にかつ厳しく議論されていくだろう多文化社会を学際的な観点から考察するものである。
所属学会 社会思想史学会
世界文学・語圏横断ネットワーク
主要研究業績 【論文】
  • 人種主義の歴史のなかの日本, インパクション, 174号, 44--52, 2010年
  • あべよしお『二重国籍者』と「解放」のかたち―日系二世の忠誠と反逆を超えて, 総合文化研究, 13号, 94--118, 2010年
  • 記憶のリアドレス――『ピクチャーブライド』と日系移民女性史の語り直し, 総合文化研究, 12号, 95--116, 2009年
  • Inscriptions from those without 'Place': World literature as Read from the Diaspora in Jhon Okada's No-No Boy, Quadrante, 9号, 411--420, 2007年
  • <場>なき者たちの刻銘 3 ジェイムズ・ジョイス『ダブリナーズ』, 前夜, 5号, 249--254, 2005年
  • ディアスポラの名前、歴史、アート, 東京経済大学・学術研究センター年報, 5号, 70--77, 2005年
  • <場>なき者たちの刻銘 2 ニコライ・シン『レクイエム、告別のろうそく、赤い墓』, 前夜, 3号, 229--235, 2005年
  • ディアスポラ・アートを/について語ること―コリアン・ディアスポラ・アーティスト ミヒ=ナタリー・ルモワンヌを通じて―, ネオ・ベッセル, 3号, 61--66, 2004年
  • <場>なき者たちの刻銘 1 ジョン・オカダ『ノー・ノー・ボーイ』, 前夜, 1号, 196--202, 2004年
  • レイアウトとディアスポラ:カレイスキー画家ニコライ・シンのレクイエム, 季刊 デザイン, 5号, 56--57, 2003年
  • 文学研究のクリティーク(危機/批判)―文化主義と文化研究の狭間で, 日本近代文学, 66号, 145--154, 2002年
  • 『他者』と表象―文化的差異としての『日本』, 日本・東アジア文化研究, 1号, 1--17, 2002年
  • ポストコロニアルの政治と『在日』文学, 現代思想, 29巻9号, 154--169, 2001年
  • 내셔널하 ‘살신’ 에서 개인적인 ‘죽음’ 탈화하기위하여, 당대비평, 14号, 203--229, 2001年
  • 국민국가의 안과 밖 -국민국가・국작・주체, 당대비병, 7巻, 203--218, 1999年
  • 他者の声/歴史の共有, みすず, 40巻10号, 14--21, 1998年
  • マクルーハン理論と「日本」―社会理論としてのメディア論, 大航海, 17号, 76--83, 1997年
  • 夢語りの審級・夢語りの儀式:夏目漱石「夢十夜」と近代文体の地平, 超域文化科学紀要, 2号, 19--33, 1997年
  • 民族の逆説-他者を考えさせるもの, 大航海, 15号, 48--53, 1997年
  • 排除と遡及の「昭和」文学-司馬遼太郎試論, 大航海, 13号, 50--55, 1996年
  • メディアの近代化と国民国家『日本』, 現代思想, 24巻4号, 117--129, 1996年
  • 「ラフカディオ・ハーンと『間の文学』」, 朝鮮学術論文集, 22巻, 21--30, 1995年
  • この狂気、この言葉、この身体-デカルト「省察」をめぐるフーコーとデリダの争異, 身体と表現, 2号, 28--47, 1995年
【著書】
  • 多文化社会読本 多様なる世界、多様なる日本 , 東京外国語大学出版局, 単行本(学術書), 単著, 2016年
  • レイシズム・スタディーズ序説, 以文社, 単行本(学術書), 共編著, 2012年
  • The Trans-Pacific Imagination: Rethinking Boundary, Culture and Society , World Scientific Pub Co Inc, 単行本(学術書), 編著, 2012年
  • いのちと責任, 大月書店, 単行本(一般書), その他, 2012年
  • 人種主義の歴史, みすず書房, 単行本(学術書), 単著, 2009年
  • 沖縄の占領と日本の復興, 青弓社, 単行本(学術書), 共著, 2006年
  • 戦後思想の名著50, 平凡社, 単行本(学術書), 共著, 2006年
  • 継続する植民地主義:ジェンダー、民族、人種、階級, 青弓社, 単行本(学術書), 共著, 2005年
  • 20世紀日本の思想, 作品社, 単行本(学術書), 共著, 2002年
  • 生き物たちの神秘生活, 徳間書店, 単行本(学術書), 単著, 2001年
  • ナショナリズム論の名著, 平凡社, 単行本(学術書), 共著, 2001年
  • 現代思想を読む230冊, 青土社, 単行本(学術書), 共著, 2000年
  • 講座 表象のディスクール 第5巻 メディア:表象のポリティス, 東京大学出版会, 単行本(学術書), 共著, 1999年
  • ミシェル・フーコー 思考集成 Ⅲ, 筑摩書房, 単行本(学術書), 共訳, 1999年
  • ナショナル・ヒストリーを越えて, 東京大学出版会, 単行本(学術書), 共著, 1998年
  • 新・知の技法, 東京大学出版会, 単行本(学術書), 共著, 1998年
  • 社会学文献事典, 弘文堂, 事典・辞書, 共著, 1998年
  • 『表象空間の近代-明治「日本」のメディア編制』, 新曜社, 単行本(一般書), 単著, 1996年
【総説・解説記事】
  • 思想の進行形―民族・国家③, 京都新聞, 京都新聞社, 総説・解説(その他), 単著, 1998年
【研究発表】
  • 日本における植民地主義と人種主義, 連続講座 移住者のリアリティ 「レイシズムを考える」, 国内会議, 在日韓国人問題研究所(, 口頭(招待・特別), 韓国YMCA, 2010年
  • ディアスポラの名前、歴史、アート, ディアスポラ・アートの現在:コリアン・ディアスポラを中心に, 国際会議, 東京経済大学, シンポジウム・ワークショップ パネル(指名), 東京経済大学, 2004年
  • 「ディアスポラ/アートを語ることは可能か?:コリアン・ディアスポラ・アーティスト ミヒ=ナタリー・ルモワーヌと3つの"間(inter)"」, イメージ&ジェンダー研究会 第76回例会, 国内会議, イメージ&ジェンダー研究会, 口頭(一般), 世田谷男女共同参画センター「らぷらす」, 2004年
  • 文学研究の危機/批判(クリティーク)?:文化主義と文化研究の狭間で, 日本近代文学会, 国内会議, 日本近代文学会2001年秋季大会, 口頭(一般), 名古屋大学, 2001年
  • シンポジウムⅣ ハンス・ブルーメンベルク-メタファー論的哲学とその影響, 日本独文学会第50回総会春季研究発表会, 国内会議, 日本独文学会, 口頭(一般), 明治大学, 1997年

last updated on 2016/9/22