

| 氏名 | 近藤 信彰 (KONDO, Nobuaki) |
|
|---|---|---|
| 所属 | アジア・アフリカ言語文化研究所 政治文化ユニット |
|
| 職名 | 准教授 | |
| 生年月 | 1966年2月 | |
| HP | ||
| n-kondo@ | ||
| 専門 | 歴史学 | |
| 自己紹介 | ||
| 最終学歴 | ||
| 取得学位 | 博士(文学)(東京大学)1997年 | |
| 現在の教育活動 | 学部 大学院(前期) 大学院(後期) 共同研究 |
|
| 最近5年間の研究 | ■大学院時代から継続してきた近代イランの地方エリートに関する研究を1996年提出の博士論文「17--19世紀イランにおける地方権力の研究」という形でまとめた。19世紀のイラン社会の大きな特徴である地方権力のあり方を,17世紀までにまでさかのぼってその起源を明らかにし,また,地方権力と国家の関係,地方権力の地方社会における役割を,ヤズド,オルーミーエ,シーラーズの事例に基づいて具体的に論じた。さらに博士論文の一部を英語,ペルシア語で発表した。 ■科研費特定領域研究「南アジア世界の構造変動とネットワーク」に参加し,ウズベキスタン,パキスタンに海外調査を行うとともに,イラン,インド,中央アジアからなるペルシア語文化圏という概念を提唱し,ペルシア語を媒介とした16-18世紀の文化交流のあり方を詩人伝やインシャー文学を元に考察した。 ■1997年以降,4度にわたってイランにおける文書史料の調査を行い,19世紀のテヘランに関するワクフ文書,土地売買文書の複写の収集につとめた。制度的に整っていないワクフ庁,ゴレスターン宮殿博物館などの文書所蔵機関との交渉は困難を極めたが,従来のイラン史ではほとんど用いられることのなかった文書を調査・収集することができた。これらの史料に基づいて,科研費奨励研究A「19世紀における都市テヘランの発展と変容」を進めている。伝統的なイランの都市社会がいかなるものであったか,それが近代にいかに変貌するのかを明らかにすることを目標としている。すでに日本語で1度,英語で3度の報告をし,その一部は和文論文として発表している。 ■科研費創成的基礎研究「現代イスラーム世界の動態的研究」に参加し,「ペルシア語文書研究会」の責任者として,研究会活動を行った。また,1999年には「ペルシア語文書国際ワークショップ」を責任者として開催,現在プロスィーディングスの編集にあたっている。イラン,中央アジアから研究者を招聘してペルシア語写本・文書の講読セミナーを企画し,実行した。さらに,プロジェクトの国際シンポジウムにおいてはシャリーア法廷に関するセッションでガージャール朝期のイランにおけるシャリーア法廷に関する報告を行った。 |
|
| 所属学会 | 日本中東学会 評議員 西南アジア研究会 International Society for Iranian Studies International Qajar Studies Association 日本オリエント学会 編集委員 メトロポリタン史学会 |
|
| 主要研究業績 | 著書:共著 近藤信彰
荒川慎太郎、伊藤智ゆき、澤田英夫、塩原朝子、高島淳、豊島正之、星泉、町田和彦、峰岸真琴 図説 アジア文字入門 ふくろうの本「世界の文化」シリーズ
アジア・アフリカ言語文化研究所 編 112pp. 河出書房新社・東京 2005.4.30 イスラーム知識人の肖像 ――シーア派ウラマーとイジャーザ 歴史における知の伝統と継承 小谷汪之 編 129--157 山川出版社・東京 2005.4 19世紀テヘランの高利貸 ――約款売買証書をめぐって 西南アジア研究 63 14--40 西南アジア研究会・京都 2005.9 テヘラン大バーザールの一サライ ――ワクフと遺言に見るその背景 歴史と地理 593 1--15 山川出版社・東京 2006.2 初期ガージャール朝とテヘラン ――宮廷の季節移動と首都 オリエント 48-2 日本オリエント学会・東京 2006.3 Persian Documents: Social History of Iran and Turan in 15th-19th Centuries, London: Routlege Curzon, 207pp. 2003. “The Vaqf of Ustad ‘Abbas: The Revision of Deeds in Qajar Tehran." N. Kondo ed. Persian Documents: Social History of Iran and Turan in 15th-19th Centuries. London:RoutlegeCurzon, pp.106-128, 2003. 「テヘランの古集会モスクとワクフ」『アジア・アフリカ言語文化研究』66号, アジア・アフリカ言語文化研究所, pp.1-20, 2003.9. 「「二重のワクフ」訴訟―19世紀イランのシャリーア法廷」『日本中東学会年報』第19-2号, pp.117-142, 2004.3. 「ワクフ」「エリートと奴隷」「ウラマー」「帝国」「暦」「名前」『イスラームとは何か』後藤明・山内昌之編, 新書館, 2003.8. マヌーチェフル・ハーンの資産とワクフ 東洋史研究 (60--1) 1-33, 41. 2001 Pishine- 'e ejtema'i va eqtesadi-e khavanin-e yazd Miras-e Javidan (29 (1379)) 77--82 2001 イラン,トゥラン,ヒンド--ペルシア語文化圏の発展と変容 イスラーム・環インド洋世界 16-18世紀 (講座世界歴史 14 樺山紘一ほか) 93--114 岩波書店 2000 Qizilbash Afterwards: The Afshars in Urumiya from the Seventeenth to the Nineteenth Century Iranian Studies (32-4) 537--556 1999 The Socioeconomic Background of Khans of Yazd: An Analysis of their Public Building and Vaqf Endowments. Matériaux pour l'histoire économique du monde iranien. (R. Gyselen et M. Szuppé.) 249--266 Paris, Association pour l'avancement des études iraniénnes 1999 19世紀イランにおける地方権力と部族――ガヴァーム家とハムセ 上智アジア学 (16) 21--38 1998 ハーッジー・エブラーヒームと1791年政変 オリエント (41-1) 125--140 1998 19世紀シーラーズの名家と地方社会 歴史学研究 (685) 13--24 1998 キジルバシュのその後――17-19世紀オルーミーエ地方のアフシャール部 東洋文化研究所紀要 (129) 121--176 1996 ヤズドのハーン家の社会経済的背景――建設事業とワクフを中心として 東洋学報 (76-1・2) 53--83 1994 ヤズドのモハンマド・タギー・ハーンとその一族――18・19世紀イランにおける地方有力者の実像 史学雑誌 (102-1) 1--36 1993 |
|
| 過去10年間に取得した科学研究費補助金・その他の競争的研究経費 | 平成15年度-平成17年度 (若手研究B) イランにおけるイスラーム法と都市社会 | |
last updated on 2007/04/10