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氏名 木村 暁
(KIMURA Satoru)
所属 職名 世界言語社会教育センター/特任講師
E-mail s_kimura@tufs.ac.jp
取得学位 修士(文学)(東京大学)2003年
専門分野(科研費分類) 中央アジア史
研究キーワード 中央アジア,イスラーム,王権,宗派問題
自己紹介 中央アジアという地域の動態と多様性に魅せられ、その実相に歴史学的アプローチから光を当てるべく、ペルシア語、テュルク語、ロシア語などで書かれた文献史料の研究に取り組んでいます。いかなる史料も有限の文字情報媒体であるからには、そこには書かれる事柄がある一方で、書かれない事柄も当然ながらあります。書かれた事柄(テキスト)の丹念な読解はもちろんですが、書かれなかった事柄、なかんずく、重要なはずなのに書かれなかった事柄についてそれが沈黙に付された理由をじっくり考察することもまた、興味深い作業だと感じています。テキストの文脈と行間を同時に読み解こうとするそのような態度と試みは、グローバル化する人間社会における多様なコミュニケーションのありかたや、異なる思想的・文化的背景をもつ人たちの言動を理解することにも寄与するのではないでしょうか。人文学の一環をなす歴史学の今日的意義をそこに見いだしつつ、教育と研究に励んでいきたいと考えています。
所属学会 内陸アジア史学会
史学会
日本中央アジア学会
西南アジア研究会
主要研究業績 【論文】
  • 「マンギト朝政権の対シーア派聖戦とメルヴ住民の強制移住」, 守川知子(編著)『移動と交流の近世アジア史』, 北海道大学出版会, 59--85, 2016年
  • 「ウズベキスタン伝存の西徳二郎書簡をめぐって」, 『アジア・アフリカ言語文化研究』, 88号, 5--41, 2014年
  • “Sunni-Shi‘i Relations in the Russian Protectorate of Bukhara, As Perceived by the Local ‘Ulama”, Tomohiko Uyama, ed., Asiatic Russia: Imperial Power in Regional and International Contexts, London: Routledge, 189--215, 2011年
  • 「中央アジアとイラン:史料に見る地域認識」, 宇山智彦(編)『地域認識論:多民族空間の構造と表象』, 講談社, 39--72, 2008年
  • 「ブハラ・アミール国末期の集落調査について:史料集『ブハラ・アミール国の集落(19世紀末-20世紀初)』を素材として」, 堀川徹(研究代表者)『中央アジアにおけるムスリム・コミュニティーの成立と変容に関する歴史学的研究』(科研費研究成果報告書), 142--167, 2006年
【著書】
  • 小松久男(他編)『中央ユーラシアを知る事典』, 平凡社,(担当項目:「イラン」「グレートゲーム」「シャフリサブズ」「シャームラード」「セミョーノフ」「ドゥッラーニー朝」「度量衡」「ハニコフ」「ブハラ・アミール国」「ホラーサーン」), 事典・辞書, 分担執筆, 2005年
【総説・解説記事】
  • “Doktor Karimova va Yaponiya”, Saodat kimyosin izlab..., Toshkent: Toshkent davlat sharqshunoslik instituti huzuridagi Abu Rayhon Beruniy nomidagi Sharq qo‘lyozmalari markazi, 27--29, その他記事, 単著, 2015年
  • 「中央アジア研究動向:2009年タシュケント国際会議《日本・ウズベキスタンの研究協力:中央アジアの歴史と文化(史料と方法論上の諸問題)》」, 『日本中央アジア学会報』, 6号, 76--84, 会議報告等, 単著, 2010年
  • 《翻訳》ヌールヤグディ・タシェフ著(木村暁訳)「ウズベキスタン共和国科学アカデミー東洋学研究所所蔵コレクション:イスラーム文化の諸問題の研究におけるその意義」, 『日本中央アジア学会報』, 6号, 47--56, 速報,短報,研究ノート等(学術雑誌), 単著, 2010年
  • 《翻訳》スライヤー・カリーモワ著(木村暁訳)「ウズベキスタンにおけるイスラーム期文献史料の研究:成果と課題」, 『イスラーム地域研究ジャーナル』, 2号, 64--76, 速報,短報,研究ノート等(学術雑誌), 単著, 2010年
  • 「RIFIAS Digital Libraryの紹介」, イスラーム地域研究東京大学拠点・研究グループ1「中央ユーラシアのイスラームと政治」ウェブサイト:関連図書案内, , その他記事, 単著, 2007年
  • 《翻訳》B. アブドゥハリモフ,S. カリモワ共著(木村暁訳)「ホラズムにおけるイブン・スィーナー」, 『日本中央アジア学会報』, 3号, 41--44, 速報,短報,研究ノート等(学術雑誌), 共著, 2007年
  • “XX asr boshlarida Buxoro amirligida ish yuritish tizimi bo‘yicha o‘tkazilgan islohot to‘g‘risida”, Akademik Ubaydulla Karimov nomidagi Yosh sharqshunoslar ilmiy konferentsiyasi tezislari, Toshkent: O‘zbekiston Respublikasi Fanlar akademiyasi Abu Rayhon Beruniy nomidagi Sharqshunoslik instituti, 14--16, 研究発表要旨(国際会議), 単著, 2006年
  • 「ウズベキスタン科学アカデミー東洋学研究所の現在」, 『日本中央アジア学会報』, 2号, 26--30, 速報,短報,研究ノート等(学術雑誌), 単著, 2006年
【研究発表】
  • ブハラ・アミール国とヒヴァ・ハン国の勅令, 第15回中央アジア古文書研究セミナー, 国内会議, , 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等, 京都外国語大学, 2017年
  • ロシア宗主権下ブハラのイラン人:とくにその法的・社会的地位について, 2016年度東洋史研究会大会, 国内会議, , 口頭(一般), 京都大学, 2016年
  • 18世紀ブハラの年代記『ハンへの贈り物』について:史料論と王権論からの略考, 平成27年度九州史学会大会, 国内会議, , 口頭(一般), 九州大学, 2015年
  • ブハラ王権下のシーア派禁制:マンギト朝の対イラン聖戦と徙民政策をめぐって, シンポジウム「人の移動とその記録:陸と海の近世アジア」, 国内会議, , 口頭(一般), 北海道大学, 2014年
  • 明治外交官の中央アジア探訪:西徳二郎の足跡, 公開講演会「異境・異人のアジア歴史群像」, 国内会議, , 口頭(招待・特別), 東北学院大学, 2013年
  • 中央アジアにおける聖地と政治権力:バハーウッディーン廟を例に, 第260回北海道大学東洋史談話会, 国内会議, , 口頭(招待・特別), 北海道大学, 2012年
  • ブハラのマンギト朝のイデオロギー的性格について:イスラーム王権論からの一考, 東洋文庫談話会, 国内会議, , 口頭(一般), 財団法人東洋文庫, 2011年
  • マンギト朝期ブハラにおけるシーア派コミュニティーの顕在化, シンポジウム「シーア派社会と聖地・聖廟:歴史学の視点から」, 国内会議, , 口頭(一般), 北海道大学, 2010年
  • Qo‘lyozma asarlarni tadqiq qilish usullariga doir (Tuhfat al-xoniy asari misolida), O‘zbekiston Respublikasi Fanlar akademiyasi Sharqshunoslik instituti Yosh olimlar kengashi, 国際会議, , 口頭(一般), O‘zbekiston Respublikasi Fanlar akademiyasi Sharqshunoslik instituti, 2009年
  • Reinterpreting the Tuḥfat al-Khānī: How Does It Legitimize a Non-Chingizid Khanate?, Tashkent International Conference 2009: "Uzbek-Japanese Scientific Cooperation: History and Culture of Central Asia (Sources and Methodological Issues)", 国際会議, , 口頭(一般), Poytaxt Hotel, 2009年
  • ブハラの法廷証書, 第7回中央アジア古文書研究セミナー, 国内会議, , 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等, 京都外国語大学, 2009年
  • ムッラー・カマールッディーンの弁明書:その史料的性格と可能性について, 2008年度内陸アジア史学会大会, 国内会議, , 口頭(一般), 東京大学, 2008年
  • Sunni-Shi‘i Relations in Bukhara under the Russian Protectorate: With a Focus on the Local ‘Ulama's Perceptions, Asiatic Russia: Imperial Power in Regional and International Contexts (2007 Winter International Symposium, SRC, Hokkaido University), 国際会議, , 口頭(一般), Slavic Research Center, Hokkaido University, 2007年
  • XX asr boshlarida Buxoro amirligida ish yuritish tizimi bo‘yicha o‘tkazilgan islohot to‘g‘risida, Akademik Ubaydulla Karimov nomidagi Yosh sharqshunoslar ilmiy konferentsiyasi, 国際会議, , 口頭(一般), O‘zbekiston Respublikasi Fanlar akademiyasi Sharqshunoslik instituti, 2006年
  • Mang‘itlar sulolasining asoschisiga taalluqli “xon” unvoni to‘g‘risida, O‘zbekiston Respublikasi Fanlar akademiyasi Sharqshunoslik instituti Ilmiy kengashi, 国際会議, , 口頭(一般), O‘zbekiston Respublikasi Fanlar akademiyasi Sharqshunoslik instituti, 2006年
  • ナーディル・シャーと中央アジア:18世紀ブハラの政権交代をめぐって, 史学会第101回大会, 国内会議, , 口頭(一般), 東京大学, 2003年
過去10年間に取得した科学研究費補助金・その他の競争的研究経費
  • 科学研究費 基盤研究(C) 中央アジア・イスラーム王権の正統性と宗派問題に関する歴史学的研究(2016年度-2018年度)
  • 科学研究費 特別研究員奨励費 近代中央アジアにおけるイスラーム王権とムスリムの政治秩序観(2009年度-2011年度)
  • 科学研究費 特別研究員奨励費 近代中央アジアにおけるイスラーム王権とその統治機構:ブハラ・アミール国を中心に(2007年度-2008年度)

last updated on 2017/4/29