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氏名 加藤 晴子
(KATO Haruko)
所属 職名 大学院総合国際学研究院/教授
HP http://www.t3.rim.or.jp/~hkato/tufs/index.htm
取得学位 文学修士(東京外国語大学)1988年
専門分野(科研費分類) 中国語学
研究キーワード 現代中国語文法,中日言語対照
Grammar of Modern Chinese, Contrastive Linguistics between Chinese and Japanese
自己紹介 これまでの人生のほとんどを東京の周縁部で生きてきましたが,北京で生活する期間が88年,93年,05年と3回あり,それらを合計すると約3年半になります。時々遠い眼をしていたらきっと心が北京に飛んでいる時だと思ってください。たまにはそのまま20年前の話を始めてしまうかもしれませんが,お許しください。
いまや世界各地の様子が,映像などの形で様々なチャンネルを通して身近なところまで届くようになりました。そのためつい,画面で見ただけで何でも理解したようなつもりになってしまいますが,現在のところ電気信号では,温度やにおい,手触りまでは伝わりません。視覚・聴覚に偏重することなく,嗅覚,触覚,味覚,そして思考回路も充分に働かせて,世界を知ることに努めたいと思うこの頃です。
最終学歴 1986年03月 東京外国語大学外国語学部中国語学科卒業
1988年03月 東京外国語大学外国語学研究科アジア第一言語専攻修了
最近5年間の研究 視点の言語的現れ方
最近は,小説における作者の視点の現れ方に興味を持っています。日本語の小説では作者が主人公をはじめとする登場人物のひとりに視点をあわせて物語を語る傾向があり,それに比べて中国語の小説では作者が場面全体を眺めるような,高いところから俯瞰するような視点を取る傾向がある,という極めて感覚的な予測をもとに,これを言語的に裏付けることができないものかと模索しています。そのためにはまず,視点の言語的現れを捉えなければなりませんが,「くる」と「いく」,指示詞,人を指す語などからとりかかっています。いずれ能動表現・受動表現の選択やモダリティに関わる要素なども扱わなければならないような予感がしています。
所属学会 日本中国語学会
中国語教育学会
日中対照言語学会
高等学校中国語教育研究会
漢日対比語言学研究会
主要研究業績 【論文】
  • 日中対訳小説に見る受身形の使用状況と視点の関係, 東京外国語大学論集, 92号, 65--82, 2016年
  • 事象を具体化する表現形式, 大東文化大学大学院外国語学研究所『中国言語文化学研究』, 4号, 45--54, 2015年
  • 中日対訳小説にみる作者の作中人物への介入度, 東京外国語大学論集, 89号, 99--109, 2014年
  • 中国語の小説を構成する文の叙述のタイプ, 東京外国語大学論集, 84号, 85--100, 2012年
  • 日中両語の所有者を示す連体修飾語の現れ方, 汉日语言对比研究论丛, 2号, 84--95, 2011年
  • 中日両語の叙述の視点と動作の方向性, 横川伸教授古希記念 日中言語文化研究論集, 70--83, 2011年
  • 通过分析对译语料考察日汉在使用指人词语上的不均衡现象――以『越前竹人形』中的「喜助」为例, 汉日语言对比研究论丛, 1号, 58--70, 2010年
  • 中国語の文頭成分, 東京外国語大学論集, 79号, 47--64, 2009年
  • “这-”“那-”と「こ-」「そ-」「あ-」―「中日対訳コーパス」にみる対応状況―, 日中言語対照研究論集, 10号, 44--56, 2008年
  • 中日対訳コーパスにみる「こ,そ,あ」と“这、那”の非対応, 明海大学大学院応用言語学研究科紀要, 10号, 117--126, 2008年
  • 中日対訳コーパスにみる“来”“去”と「くる」「いく」の対応状況, 明海大学大学院応用言語学研究科紀要, 8号, 87--104, 2006年
【著書】
  • 言葉から社会を考える この時代に〈他者〉とどう向き合うか, 白水社, 単行本(一般書), 分担執筆, 2016年
  • 中日辞典(第3版), 小学館, 事典・辞書, 共編著, 2016年
  • 東京外国語大学中国語教材 文法〔2015年度版〕(共著), 東京外国語大学中国語研究室, 教科書, 共著, 2015年
  • 日本語ライブラリー 中国語と日本語, 朝倉書店, 単行本(学術書), 共著, 2014年
  • 東京外国語大学中国語教材 文法〔2013年度版〕(共著), 東京外国語大学中国語研究室, 教科書, 共著, 2013年
  • 東京外国語大学中国語教材 文法(共著), 東京外国語大学中国語研究室, 教科書, 共著, 2011年
  • 中国語 基礎知識(共著), 大修館書店, 単行本(一般書), 共著, 2007年
  • 中国語 問題と解答[基礎編](共著), 内山書店, 単行本(一般書), 共著, 1994年
  • 日中対照生活会話ノート(共著), 三修社, 単行本(一般書), 共著, 1994年
【総説・解説記事】
  • 特集「情報構造と名詞述語文」:中国語, 語学研究所論集, 東京外国語大学語学研究所, 総説・解説(大学・研究所紀要), 単著, 2016年
  • 特集「(連用修飾的)複文」:中国語, 語学研究所論集, 東京外国語大学語学研究所, 総説・解説(大学・研究所紀要), 単著, 2015年
  • 通過分析日本學習者學漢語的難點探討漢語的特點(下), 普通話教研通訊, 香港中文大學普通話教育研究及發展中心, 総説・解説(大学・研究所紀要), 単著, 2013年
  • 通過分析日本學習者學漢語的難點探討漢語的特點(上), 普通話教研通訊, 香港中文大學普通話教育研究及發展中心, 総説・解説(大学・研究所紀要), 単著, 2012年
  • 特集「ヴォイスとその周辺」:中国語, 語学研究所論集, 東京外国語大学語学研究所, 総説・解説(大学・研究所紀要), 単著, 2012年
【研究発表】
  • 从被动形式与主动形式的转换来看叙述的视角, 第八届汉日对比语言学研讨会, 国際会議, 汉日对比语言学研究(协作)会/延边大学, 口頭(一般), 延边大学, 2016年
  • 叙述タイプ別指示,人称,移動の中日対照(通过中日对比来看在不同叙述类别中的指示、人称、移动表达的异同), 第七届汉日对比语言学研讨会, 国際会議, 汉日对比语言学研究(协作)会/上海外国语大学, 口頭(一般), 上海外国语大学, 2015年
  • 「中国語好み」の表現―名詞的表現と動詞的表現, 東京外国語大学オープンアカデミー教養講座「言葉とその周辺をきわめる- 3 -」(6回のうちの第3回), 国内会議, 東京外国語大学オープンアカデミー, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等, 東京外国語大学本郷サテライト, 2014年
  • 从情态副词上考察作者与作品中人物的关系, 第六届汉日对比语言学研讨会, 国際会議, 汉日对比语言学研究(协作)会/中国人民大学, 口頭(一般), 中国人民大学, 2014年
  • 事象を具体化する表現形式, 大東文化大学大学院 第7回国際シンポジウム中国語教育と文法, 国際会議, 大東文化大学大学院, 口頭(一般), 大東文化会館ホール, 2014年
  • 作中人物の内面描写の中日対照, 第五届汉日对比语言学研讨会, 国際会議, 汉日对比语言学研究(协作)会/福建师范大学外国语学院, 口頭(一般), 福建师范大学外国语学院, 2013年
  • ヴォイスとその周辺 ~中国語~, 東京外国語大学語学研究所定例研究会, 国際会議, 東京外国語大学語学研究所, 口頭(一般), 東京外国語大学語学研究所, 2012年
  • 中日小説における文の叙述タイプと視点を示す要素, 第四届汉日对比语言学研讨会, 国際会議, 汉日对比语言学研究(协作)会/湖南大学外国语与国际教育学院, 口頭(一般), 湖南大学外国语与国际教育学院, 2012年
  • 所有者を示す連体修飾語の現れ方, 第二届汉日对比语言学研讨会, 国際会議, 汉日对比语言学研究(协作)会/黑龙江大学东语学院, 口頭(一般), 黑龙江大学东语学院, 2010年
  • 中日対訳小説に見る文のはじめかた, 『外国語と日本語との対照言語学的研究』第一回研究会, 国内会議, 東京外国語大学国際日本研究センター対照日本語部門, 口頭(一般), 東京外国語大学, 2009年
  • 指人词语的出现情况, 第一届汉日对比语言学研讨会, 国際会議, 汉日对比语言学研究(协作)会/北京大学外国语学院日本语言文化系, 口頭(一般), 北京大学外国语学院, 2009年
  • 「主語」の選び方-魯迅「故郷」を題材に-, 東京外国語大学語学研究所定例研究会, 国際会議, 東京外国語大学語学研究所, 口頭(一般), 東京外国語大学語学研究所, 2009年
  • 「こ,そ,あ」と“这、那”の非対応に見る日中両語の言語的特徴, 日本中国語学会第57回全国大会, 国内会議, 日本中国語学会, 口頭(一般), 琉球大学, 2007年
  • “这,那”と「こ,そ,あ」―「中日対訳コーパス」にみる対応状況―, 日中対照言語学会第17回大会, 国内会議, 日中対照言語学会, 口頭(一般), 大東文化会館, 2007年
【現地の調査・研究】
  • コーパスに基づく談話の結束性の研究, 中国・北京, 北京大学, 2014年

last updated on 2017/5/11