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氏名 岩崎 務
(IWASAKI Tsutomu)
所属 職名 大学院総合国際学研究院/教授
取得学位  
専門分野(科研費分類) ヨーロッパ文学
研究キーワード 古代ギリシア・ローマ文学
自己紹介 文学部の学生であったときにたまたま選択したラテン語文法の先生が、詩神ムーサから霊感を受けてラテン語の詩を作るという古代詩人そのままの方で、その個性に引っ張られるようにしてギリシア・ローマの古典の世界を勉強する道に進みました。わたし自身はムーサの声を聞き取るような才能にはまったく恵まれていない散文的な人間ですが、以来、古典文学の作品を少しずつ原典で読むことによって、その面白みが徐々にわかってくるとともに、これらの作品がわたしたちにとって貴重な財産であるとの気持ちをあらためて強くしてきました。そして、今でも研究の中心はローマ文学黄金時代のラテン詩人たちであり、ギリシア文学の伝統を受けつつ彼らの生みだした独自性を探ろうとしています。しかしながら、学生たちの関心は悲劇などのギリシア文学に向くようなので、授業ではむしろギリシアの作品を取り上げることが多くなっています。
所属学会 日本西洋古典学会
主要研究業績 【論文】
  • ホラティウス『カルミナ』第1巻第14歌―船のアレゴリーについて―, 東京外国語大学論集, 83号, 111--123, 2011年
  • プラウトゥス『メナエクムス兄弟』―束縛からの解放―, 京都大学西洋古典研究会編『西洋古典論集』, 22号, 249--259, 2010年
  • ボエティウス『哲学の慰め』におけるオルペウス神話, 平成15-18年度科学研究費補助金(基盤研究(B))研究成果報告書『中世西欧文学の「間テクスト性」に関する文献学的・言語学的研究』, 1--20, 2007年
  • カトゥッルスのアンビヴァレンス―ウェーローナとローマの間で―, 総合文化研究, 9号, 6--19, 2006年
  • カトゥッルスにおける家郷とローマ, 平成15-16年度科学研究費補助金(基盤研究(C)(2))研究成果報告書『「家郷喪失者」の観点による古代ローマ詩比較研究』, 3--14, 2005年
  • ローマ詩人たちの家郷と家郷喪失経験, 平成15-16年度科学研究費補助金(基盤研究(C)(2))研究成果報告書『「家郷喪失者」の観点による古代ローマ詩比較研究』, 15--30, 2005年
  • ホラティウスの第9エポードス―『エポーディー』から『カルミナ』へ―, 西洋古典論集, 18号, 53--69, 2002年
  • 黄金の中庸に―ホラティウス・詩と詩論―, 東京音楽大学公開自主ゼミナール『音楽のことばVI』 9-14, 9--14, 2000年
  • 予言詩人としてのティブッルス―第2巻第5歌に描かれるローマ―, 西洋古典学研究, 46号, 1998年
  • カトゥッルスの家 ―第68歌―, 東京外国語大学論集(52号), 1996年
  • ティブッルス第1巻第3歌, 東京外国語大学論集(50号), 1995年
  • 「ティブッルス第1巻第7歌の統一性」, 京都大学西洋古典研究会編『西洋古典論集』, 11号, 136--150, 1994年
  • 「田園のドミナ:ティブッルス第2巻第3歌」, 『京都外国語大学研究論叢』, 39号, 264--274, 1992年
  • 「ティブッルス第2巻第6歌における死のモチーフについて」, 京都大学西洋古典研究会編『西洋古典論集』, 10号, 15--29, 1992年
  • 「ホラティウス c.4.8とc.4.9―詩歌と美徳―(その2)」, 京都大学西洋古典研究会編『西洋古典論集』, 6号, 77--88, 1989年
  • 「ホラティウス c.4.8とc.4.9―詩歌と美徳―(その1)」, 京都大学西洋古典研究会編『西洋古典論集』, 5号, 59--70, 1988年
  • 「ホラティウス c.4.7―carpe diemのない歌―」, 京都大学西洋古典研究会編『西洋古典論集』, 3号, 63--82, 1987年
  • 「『世紀祭の歌』アポロとディアナ」, 日本西洋古典学会編『西洋古典学研究』, 33号, 80--87, 1985年
【著書】
  • ニューエクスプレス ラテン語, 白水社, 教科書, 単著, 2011年
  • 『はじめて学ぶラテン文学史』〈共著〉, ミネルヴァ書房, 単行本(学術書), 共著, 2008年
  • CDエクスプレス ラテン語, 白水社, 教科書, 単著, 2004年
  • ローマ喜劇集2 『メナエクムス兄弟』, 京都大学学術出版会, 単行本(学術書), 単訳, 2001年
  • 『週刊朝日百科・世界の文学』 「ホラティウス・成熟した抒情詩人」, 朝日新聞社, その他, 単著, 2000年
  • キケロー選集第10巻 『善と悪の究極について』, 岩波書店, 単行本(学術書), 共訳, 2000年
  • セネカ悲劇集2 『オエディプス』, 京都大学学術出版会, 単行本(学術書), 単訳, 1997年
  • 『世界文学大辞典1~4』, 集英社, 事典・辞書, 共著, 1996年
  • バッハオーフェン『母権論2』, みすず書房, 単行本(学術書), 共訳, 1993年
  • 『ラテン文学を学ぶ人のために』, 世界思想社, 単行本(学術書), 共著, 1992年
【研究発表】
  • 「ティブルッスのローマ―第2巻第5歌―」, 日本西洋古典学会第48回大会, 国内会議, 日本西洋古典学会, 口頭(一般), 東北芸術工科大学, 1997年
  • 「『世紀祭の歌』のアポロとディアナ」, 日本西洋古典学会第35回大会, 国内会議, 日本西洋古典学会, 口頭(一般), 京都産業大学, 1984年

last updated on 2014/1/3