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2011年5月 月次レポート（山﨑美保 インドネシア）
ITP-AA派遣報告書（５月）
報告者:山﨑美保
派遣地:ジョグジャカルタ
５月の活動は、主に大学での講義と現地遺跡調査のための資料収集であった。大学の講義は５月で終了した。先月の段階では、指導教員の先生と博物館等を訪問し刻文を読解する予定であったが、先生の都合があわず７月に延期された。現在は７月の刻文読解の調査に向けて、また各地の博物館等に所蔵されている刻文を確認するために、準備を進めている。
当初の予定と異なり、講義が早く終了したため、６月は主に各地の博物館、遺跡を訪問し資料収集、調査を行う予定である。遺跡調査に関しては、場所の特定が出来ていない遺跡もいくつかあり現在確認中である。確認が取れ次第、遺跡を訪れ調査を行う予定である。調査ではチャンディの位置特定を大きな目的とし、GPSを利用して地図にチャンディの情報を記録する。滞在地の比較的近くにあるプランバナン・ラトゥ・ボコ周辺の遺跡には、多くのチャンディが存在しているが、まだ調査していないチャンディもいくつかある。まずこの地域を調査対象とし地図の作成を行う。予定としては以下のチャンディを調査する予定である。
Candi Morangan /agama Hindu,
Candi Kedulan /agana Hindu
Candi Kadisoka
Candi Gupolo
Candi Gimbingan
Candi Palgading /agam Buddha
Candi Miri /agama Hindu
Candi Klodangan
Candi Gebang /agam Hindu
Candi Gampingan /agama Buddha