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2011年2月 月次レポート(山﨑美保 インドネシア)

ITP-AA派遣月末報告書(2月)
 報告者:山﨑美保 博士後期課程国際社会専攻
 派遣先:ガジャマダ大学

 今月はほぼ手続きが活動の中心であった。まずジャカルタでは、インドネシアでの調査を行うために調査許可の手続きを行った。各事務所、調査技術省(Kementerian Negara Riset dan Teknologi)、警察署(Kepolisian Negara Republik Indonesia)、法務省(Kementerian Hukum dan Hak Asasi Manusia R.I)、国務省(Kementerian Dalam Negeri Republik Indonesia)で書類申請を行い、許可を得た。
 ジョグジャカルタでは、ガジャ・マダ大学での講義参加の手続きと移民局(Kantor Imigrasi)での外国人登録の手続きを行った。現在は手続きを終え、ガジャ・マダ大学での講義に参加している。ガジャ・マダ大学での講義は、古ジャワ文字(週1回)、古ジャワ語(週2回)、オランダ語(週3回)の講義を聴講している。古ジャワ文字に関しては、Tjahjono先生に個人指導をして頂いている。また、すでに退職されているRiboet先生からは、刻文に関する講義を週一回ご自宅で受けさせて頂いている。
 現地での遺跡調査に関しては、現地での書類申請等が必要なため現在準備中である。
 今後の活動予定としては、平日は主に講義に参加しているため、休日に遺跡調査ができるように準備を進めたい。主にGPSを用い遺跡の正確な位置情報を調査する。刻文に関しては、既存の刻文リストに記載された刻文の所蔵場所を確認し、リストの修正等を行う。また古ジャワ文字を読むことができるようになれば、当該の博物館をめぐり、実物の刻文を読み解読する予定である。

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