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2011年1月 月次レポート(アブディン・モハメド・オマル イギリス)

1月ITPレポート
                                                                  モハメド・オマル・アブディン

1月中旬は米国のスーダン研究annual panelと英国中東学会の年次大会での発表の締め切りでした。それぞれに発表要旨を提出しました。自分の博士論文の構成をみて、二つのチャプターをカバーできるように発表題目を調整しました。さらに、既にacceptされた東京大学で行われる大学院生を対象とした国際学会のフルペーパー執筆に取り組み始めました。

その他、これまでにスキャンが完了した著書を読みながら、ノートをとる作業を続けましたが、時々、SOASで行われるpublic lecture、あるいはセミナーにも出席しました。また、1月20日に、Oxford大学で行われたスーダン関連のレクチャーに出席しました。講師の二人はダルフールの二つの反政府組織の幹部でしたので、コーヒーブレークの間に名刺交換を行い、インタービュの依頼をしました。二人とも快く引き受け入れてくれましたが、先方が忙しいため、まだインタービュは実現していません。なお、1月29日に、2010年4月の大統領選挙でDUPという伝統的に強い支持基盤をもつ政党から出馬した候補者との3時間にわたるインタービュに成功しました。小生の研究において大事なリソースとなる情報をいただきました。

現在までに多くの研究資料を手に入れることができましたが、SOAS図書館において他の大学から本を借りる制度を用いて、Darham大学などからも必要な研究資料を取り寄せています。ただし、Oxford大学については、何故かわかりませんが、その制度が利用できないそうです。 OPACで調べて、Oxfordにしかない著書数冊をどのようにして手にいれるかを現在検討しています。

1月下旬は5月と11月に開催される日本国内での学会発表の発表要旨を準備し始めました。
今後の研究が円滑に進むよう、残りの1ヶ月を効率よく過ごしてまいります。

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