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2010年9月 月次レポート(アブディン・モハメド・オマル スーダン)

9月報告
                                             モハメド・オマル・アブディン

 9月はラマダンの最後の十日間に当たる時期でした。断食が二十日も続くと、体が少しずつ弱ってくるので、知的な活動をするのも決意のいることでした。
 その中、これまでに続けてきたアーカイブハウスの訪問、ハルツーム大学図書館での著書検索、ハルツーム平和研究所でのアルタイイブ教授との相談に加えて、8月からスキャン作業を開始した補助者との資料のやり取りのピッチを早めました。一月半しかないと思うと、あせりも出ます。
 政治家とのインタービュが先月より少しずつできるようになりましたが、スーダンにとって、大変センシティブな時期だということもあり、口を閉ざすか、曖昧な返事をする者が多かった気がします。もしかしたら質問の仕方が悪かったのかもしれません。しかし、新聞社との交流を通じて、重要な資料や過去の記事を提供していただけたので、かなりの手間を省くことができました。
 南部の住民投票まで4ヶ月をきりましたので、政治イベントも増え、たびたびそれに顔を出すか、その様子を新聞でチェックするかして、できる限り記録を残すように心がけました。また、10月15日に渡航・研究を開始するイギリスでの住まいの手配を急ぎました。

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