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2010年10月 月次レポート（アブディン・モハメド・オマル スーダン/ イギリス）
10月報告
モハメド・オマル・アブディン
10月に入ってから、いよいよスーダンからイギリスに移る日が近づいてきたにもかかわらず、まだ手に入れていないデータが残っていたので、あせりを感じました。
しかし、最後の2週間で、調査補助の二人も一緒にがんばってくれたおかげで、アーカイブハウスでは、今回の調査で予定していたデータを収集することができました。必要な著書もほとんど購入することができ、また、スキャン作業は補助のサーリさんが行ってくれました。
無事にスーダンでの調査を終了して、10月15日にＢＭＩ航空でベルート経由でロンドンに到着しました。ヒースロー空港では、元東京外語大の平和構築・紛争予防プログラムの先輩であるアメリカ人のシャーンさんが出迎えてくれ、本学のネットワークの強さを実感しました。
18日の月曜日にイギリスでの派遣先であるロンドン大学東洋・アフリカ研究学院（SOAS）に出向き、図書館利用のための手続き等をしました。その週の金曜日にはロンドンでの調査を補助してくれる予定のSOASの大学院生に対して、補助作業のオリエンテーションをしました。また、図書館の利用のし方については、本学ロンドン・オフィスのプログラム・コーディネーターの押切に大変お世話になりました。月末にはSOASでのメンターであるチャン教授と面談し、リサーチについて打合せを行いました。一歩ずつ論文について議論を進めましょうとのことで、私が出したペーパーについて丁寧にコメントをしてくださいました。今後先生と話し合いながら論文の骨子を立てて行きたいと思っています。