2021年度は、主に当事業の基盤的活動を整備することに重点を置き、以下のことを実施しました。

1)フェローシップ生に向けたキャリア意識を広げるためのプログラム

 他大学の学生との共同ワークショップや博士人材のキャリア開発支援事業を展開する企業との共同によるセミナー・ワークショップを行うとともに、自身の研究と他分野・社会との関係性について思考を深めるための議論を、隔週1回でゼミ形式にて行い、フェローシップ生のキャリア意識を広げるプログラムを実施しました。

2)プログラムの周知

 当事業の対象となりうる学生向けの周知や、本学Webサイト内のMIRAIページを使用し、学内周知に尽力しました。

 また、学外も含めた広報媒体として、当Webサイトの作成に着手し、2022年度開始と同時に運用を始めることができました。

3)メンタリングの実施

 当フェローシップ運営委員会委員によるメンタリングを実施し、研究活動の進捗やキャリアパスに対する希望・問題意識を共有し、アドバイスを行いました。

4)MIRAI図書の運用

 博士後期課程生が、今後アカデミアを含む社会に進むために必要な知識や、自身の現状を考えるうえでヒントとなりうることが書いてある書籍の貸し出しを行う「MIRAI図書」の運用を始めました。

 MIRAI推進室においては、先進事例などを聴取し、今後の展開の参考となる情報を収集しています。2021年度にご協力賜りました大学様、企業様には、心より御礼申し上げます。

 また、当事業にご興味のある大学様、企業ご担当者様は、Webサイト右上の「Contact」をクリックし、問い合わせフォームよりご連絡くださると幸いです。