活動報告

Activity Reports

センターの活動報告です

夏季セミナー・大学院生サマースクール2018報告「言語・文学・社会 ―国際日本研究の試みー」

2018年7月11日(水)から13日(金)までの3日間、夏季セミナー2018「言語・文学・社会―国際日本研究の試み」が開催されました。国際日本研究センターが主催するこの夏季セミナーは今年で7回目を迎え、国内外から多くの参加者が集いました。

夏季セミナーでは、海外の諸大学で日本語研究、日本の文化・社会研究を牽引する第一線の講師7名と現在国際日本研究センターが受入れている博報財団の研究者2名(中国・ウクライナ)を迎え、国際日本研究センターの講師陣とともに、充実した講義が行われました。今年はこれまでの東、東南アジアの研究者に加え、新たにロシア、東欧(ポーランド、ウクライナ)地域の3名の研究者による講義も行われました。

さらに、サマースクール研究発表会も同時開催されました。日本で学ぶ大学院生35名、タマサート大学(タイ)・シンガポール国立大学(シンガポール)・韓国外国語大学校(韓国)・中央大学校(韓国)・北京大学(中国)・北京外国語大学(中国)・東海大学(台湾)・国立台湾大学(台湾)・国立政治大学(台湾)・ヤギェロン大学(ポーランド)・イルクーツク国立大学(ロシア)・キエフ国立大学(ウクライナ)の13名及び、開南大学(台湾)からも1名の大学院生が参加しました。国内からは本学の大学院生のほか、国際基督教大学、筑波大学、明治大学の大学院生も研究発表を行いました。この報告者49名にのぼるワークショップも今年で6回目を迎えます。昨年度に続き、今年度も司会、タイムキーパーともに学生による自主運営の形式を取りましたがこれも成功し、報告後は例年より活発な質疑応答がなされました。

その後の大学院生の懇親会には80名ほどが参加し、会場のあちこちで人の輪が出来、今後、国際日本研究を担っていく若手研究者同士が親しく交流しました。また、海外の講師を囲み、熱心な議論と歓談の場も持たれました。

セミナーの延べ参加者数は12コマで約460名、4会場で行われた大学院生によるサマースクール研究発表会の参加者も延べ約700名を超え、その数は年々増加しています。最終日にはサマースクール修了式も執り行われ、海外から参加した大学院生に修了書が手渡されました。さくらホール前での記念撮影の後、大学院生たちはそれぞれの場での研鑽と再会を誓い、名残を惜しみつつ帰国の途につきました。

孫建軍先生

ナジェージダ ウェインベルグ先生

オクサーナ アサドチフ先生

朱秋而先生

金鍾德先生

スタニスワフ マイヤー先生

リムベンチュー先生

夏季セミナー会場

集合写真

Poster ( PDF )