変化するマレーシアとオラン・アスリ:デジタル画像を通じたフィールドとの対話

日時・場所

2023/02/23 (木) 17:00 ~ 19:30
オンライン会議室

概要

「オラン・アスリ(Orang Asli)」はマレーシア半島部の先住民の総称です。海の民、農耕民、狩猟採集民と多様な18集団が含まれ、その暮らしは様々です。しかしマレーシアの急速な発展の下、オラン・アスリの多くが大きな変化を経験してきました。本シンポジウムでは、オラン・アスリの人々、マレーシアの研究者、日本の研究者が集まり、写真を通してオラン・アスリの暮らしの変化について語ります。

プログラム

17:00 河合文(AA研)「開会の辞:マレーシアの変化とオラン・アスリ」 
17:05 小谷真吾(千葉大学)「タマンヌガラ周辺のオラン・アスリ定住村落の人びととその変化」
17:15 須田一弘(北海学園大学)「トレンガヌ州スンガイ・サヤップの経済活動」
17:30 口蔵幸雄(岐阜大学名誉教授)「トレンガヌに定住したスマッ・ブリ集団の経済活動(1978-1979年を中心に)」
17:45 Juli Edo(マラヤ大学名誉教授)「スマイの土地権の変化:あるひとつのエスノヒストリー」
18:00 Lipah Anjang(スマイ女性)「女性の役割のいま昔」
18:15 質疑応答・休憩
18:25 Jefree Salim(スラター写真家)「スラター:ジョホール州の海の民」
18:40 信田敏宏(国立民族学博物館)「ヌグリ・スンビラン州のトゥムアンにとっての転換点」
18:50 Shereen Ajani(マラヤ大学)「ブキットランジャンのトゥムアン:開発後の22年」
19:00 Rusaslina Idrus(マラヤ大学)「土地権のための映像民族誌」
19:10 質疑応答・議論
19:20 河合文(AA研)「閉会の辞」

使用言語:日本語、英語、マレー語(オンライン同時/逐次通訳)

事前申込等

参加費:無料
事前登録が必要です。
参加ご希望の方は、こちらから事前のご登録をお願いします。
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZUlc-6srD8uGde2z1ifpbEtGN0BUk7RFcOb

ポスターはこちらからご覧になれます。
https://anthropology.aa-ken.jp/activity/OAsympoJapanese.pdf

主催(・共催):
AA研基幹研究「社会性の人類学的探究:トランスカルチャー状況と寛容/不寛容の機序」、マラヤ大学Center for Malaysian Indigenous Studies(CMIS)、TUFS フィールドサイエンスコモンズ(TUFiSCo)、AA研コタキナバル・リエゾンオフィス(KKLO)、人間文化研究機構 共創先導プロジェクト(共創促進研究)「学術知デジタルライブラリの構築」(X-DiPLAS)、科研費基盤研究 (B)「ボルネオ島カヤン諸族の言語活動にみるインドシナ諸言語・文化の影響」 (研究代表者:奥島美夏(天理大学)課題番号:20H04432)、若手研究「半島マレーシアの狩猟採集民における移動と社会」(代表者:河合文(AA研)課題番号:19K13461)

上記の情報は現時点のものであり、修正等が入る可能性があります。最新情報は下記のURLよりご覧ください。
http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/event/upcoming#29353

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