「記憶の跡をたどって」展

記憶の跡をたどって:ポーランドにおけるユダヤ人の過去へのまなざし

ポーランドでは過去千年以上にわたって、ユダヤ人の文明が発展し、大きな創造力と生命力を発揮してきた。1920年代まで、ポーランドは世界最大のユダヤ人社会を擁していたが、それはホロコーストによって暴力的に破壊されてしまった。ポーランドにおけるユダヤ人の長い過去はアウシュヴィッツとジェノサイドのイメージの影に隠されてしまったのである。ここではユダヤ人の過去を全体として理解するために、別のイメージを提示することにしよう。かつてユダヤ人の生活が花開いた町々や村々に見出される記憶の痕跡である。一時は永遠に失われてしまったかのようなこれらの痕跡は、今日、記憶に留められつつある。
これは歴史の展覧会ではない。今日に残るユダヤ人の生活と文化の断片をまとめて一つの絵を描き出すこと、その痕跡を記録し、解釈することを展覧会は目的としている。それを知り、身近なものと感じ、そして考えてみよう。

会場

<神戸会場>
日時:2020年10月19日(月)-11月9日(月)
   平日10:30-17:00、土日祝日は休館
会場:ひょうご国際プラザ交流ギャラリー(神戸市中央区脇浜海岸通1丁目5番1号国際健康開発センター2F)
   https://www.hyogo-ip.or.jp/jp/plaza/index.html

<京都会場>
日時:2020年11月16日(月)-12月7日(月)
   平日8:30-22:00、土日祝日10:00-17:00
会場:立命館大学平井嘉一郎記念図書館(京都府京都市北区等持院北町56-1)
   https://secure.ritsumei.ac.jp/library/access/

<東京会場>
日時:2020年12月14日(月)-22日(火)(12月21日は休館)
   平日9:00-21:00
会場:千代田区立九段生涯学習館(東京都千代田区九段南1-5-10)
   https://www.kudan-ll.info/

共催

主催:ガリティア・ユダヤ博物館(クラクフ、ポーランド)、東京外国語大学海外事情研究所、「記憶の跡をたどって」展実行委員会
 神戸会場:神戸大学国際人間科学部、兵庫県国際交流協会
 京都会場: 立命館大学国際言語文化研究所・立命館大学図書館
 東京会場: 千代田区
協賛・助成:ポーランド文化・国民遺産省
後援:ポーランド広報文化センター

その他

・入場無料
・ウイルス感染の可能性のある方、体調のすぐれない方はご来場をお控えください。
・ご来場時のマスク着用及び咳エチケットの励行にご協力をお願いいたします。
・会場入室時の手指の消毒にご協力をお願いいたします。

お問合せ

「記憶の跡をたどって」展実行委員会
E-mail:galicjamemory@gmail.com
各会場へのお問合せはご遠慮ください。

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