「現代ムスリム知識人の地域横断ネットワークに関する研究」2019年度第2回研究会

日時・場所


開催日:2019年7月27日(土)
開催時間:14:00-17:45
場所:東京外国語大学本郷サテライト3階セミナールーム
アクセス


プログラム


14:00-15:30 研究報告(1)
高尾 賢一郎(AA研ジュニア・フェロー、中東調査会)「バアス党政権下シリアのウラマー・スーフィーと社会主義圏――アフマド・クフターローと旧ソ連・リビアとの関わりを中心に」
概要:フランス委任統治から今日のバアス党政権の時代に至る現代シリアにおいて、在野のスーフィー指導者としての名声を得、またバアス党体制を支える官制ウラマーとしての地位を確立したアフマド・クフターロー(1915-2004)の思想・活動の特徴を確認する。この上で、クフターローが取り組んだ旧ソ連・リビアとの交流が、彼の政治・社会的立場にとっていかなる意味を持ち得たのかを検討する。

15:45-17:15 研究報告(2)
相島 葉月(国立民族学博物館)「ムスリム知識人像の変容――メディア化するイスラームと思想の著者性をめぐって」
概要:イスラームがメディア化(mediatisation of Islam)する現代において、知識人のイメージは変容し続け、思想の著者性に関する新しいアプローチが求められている。本報告では、ウラマーやスーフィーのネットワークに関する研究動向を紹介するとともに、現代イスラーム思想を研究するための学際的なアプローチを検討する。


17:15-17:45 総合討論


その他


使用言語:日本語
参加費:無料
資料準備の都合上、参加をご希望の方は事前に下記のメールアドレスに一報いただければ幸いです。教室の収容人数の都合上、申し込み多数の場合はお断りする可能性がありますが,ご理解ください。
高尾 賢一郎:takaokncr[at]gmail.com([at]を@に置き換えてください)


主催

中東イスラーム研究拠点(人間文化研究機構「現代中東地域研究」事業

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