国際ワークショップ 「境界地域(ボーダーランド)における歴史と記憶−−アルペン・アドリア地域を中心に」

2018-2-17(土)11:00-17:00開催

開催日時 2018年2月17日(土)
第I部:11時〜13時
第II部:14時〜17時00分
開催場所 東京外国語大学海外事情研究所(研究講義棟4階427号室)
アクセス / キャンパスマップ
プログラム 第I部 映画上映と解説
『ピラン/ピラーノ』(ゴーラン・ヴォイノヴィッチ監督 スロヴェニア、2010年)[日本語字幕つき]
第一次大戦後にハプスブルク帝国からイタリアに割譲された街、ピラン(イタリア語名ピラーノ)。第二次大戦末期、ユーゴスラヴィアのパルチザンが奪取し、数十年にわたるイタリアの支配は終わりを告げる。50年後、故郷ピラーノを訪ねたイタリア人に蘇る戦火の記憶。使用言語は主にスロヴェニア語、セルボ・クロアチア語、イタリア語。
解説: 山崎信一(東京大学/現代バルカン史)[日本語]
第II部 報告とパネル・ディスカッション
報告[英語] ボルート・クラビヤン Borut Klabjan(European University Institute, 近現代アドリア海地域史) 「東西間の記憶のボーダーランド−−20世紀のアドリア海北部地域」
西と東、ラテン/ゲルマンとスラヴ、ヨーロッパとオリエント、ファシズムと反ファシズム、民主主義と共産主義など、地政学的断層に位置づけられてきたアドリア海北部地域。その住民たちの、トランスナショナルな「記憶のランドスケープ」
パネル・ディスカッションと質疑[英語・イタリア語・日本語]
ボルート・クラビヤン
鈴木鉄忠(中央大学、日本とイタリアにおける境界地域の社会学)
逆井聡人(東京外国語大学、アジアにおける比較文学)
鈴木珠美(東京外国語大学、オーストリア・イタリア国境地域の近現代史)
司会:小田原琳(東京外国語大学、イタリア近現代史)
備考 ・ 予約不要
入場無料
・ 使用言語は主に英語、その他イタリア語・日本語(通訳なし)
・ 会場にはエレベーター、車椅子用のトイレがあります。
主催 科研基盤(B)「近現代アルペン−アドリア・ボーダーランドにおける国境編成と住民論理のポリティクス」
共催 東京外国語大学海外事情研究所
問い合わせ 小田原 琳(東京外国語大学) rodawara[at]tufs.ac.jp
※[at]を@にかえて送信してください。
ポスターは こちら
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