中央アジア専攻主催 中央アジア研究セミナー

2016-6-23(木)14:00-18:00開催

このたび国際交流基金主催の中央アジア・シンポジウム「ひもとく、つなぐ~中央アジアの文化遺産」が6月22日に開催されます。その詳細は こちら をご覧ください。
このシンポジウムには中央アジア5カ国から、下記のように10名の専門家が参加されます。そこで、この機会に中央アジアの専門家と日本の中央アジア史研究者との交流を深める趣旨から、シンポジウム翌日の6月23日、本学において中央アジア研究セミナーを開催することになりました。

中央アジアからのゲスト:
Khankeldy Abzhanov(カザフスタン歴史民族学研究所長)
Bakyt Amanbaeva(キルギス科学アカデミー歴史・文化遺産研究所文化遺産課長)
Bakhtiyar Babadjanov(ウズベキスタン:国立東洋学大学・アル=ビールーニー東洋写本研究センター首席研究員)
Saidmurod Bobomulloev(タジキスタン科学アカデミー歴史・考古・民族研究所 考古学部長)
Lola Dodkhudoeva(タジキスタン科学アカデミー言語学・文学・東洋学・文字資料研究所主任研究員)
Abdigany Erkebaev(キルギス科学アカデミー総裁)
Djangar Ilyasov(ウズベキスタン芸術研究所主任研究員)
Gyzylgul Kyyasova(トルクメニスタン科学アカデミー言語文学研究所長)
Muhametdurdy Mamedov(トルクメニスタン歴史文化記念物保護研究修復局長)
Ashirbek Muminov(カザフスタン:ユーラシア国立大学教授)

日時 2016年6月23日(木)14:00-18:00
会場 東京外国語大学本部棟2階 中会議室
プログラム 14:00~14:10 開会挨拶
立石博高(東京外国語大学学長)
柄 博子(国際交流基金理事)
14:10~14:20 趣旨説明:小松久男(東京外国語大学特任教授)

14:20~14:40
報告1:野田仁(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所准教授)
Казахская степь и русско-цинские отношения в XVIII-XIX вв.
「18-19世紀における露清関係とカザフ草原」

14:40~15:00
報告2:河原弥生(東京外国語大学非常勤講師)
К изучению документов из частных архивов по истории исмаилитов в Бадахшане
「バダフシャンにおけるイスマーイール派の歴史に関する個人アルヒーフ文書の研究」

15:00~15:20
報告3:秋山徹(早稲田大学イスラーム地域研究機構次席研究員)
「方法としてのクルグズ:中央アジア近代史の動態的再構成に向けて」
Кыргызы как способ для динамической реконструкции новой истории Средней Азии

15:20~15:50 コーヒーブレーク

15:50~16:10
報告4:塩谷哲史(筑波大学人文社会系助教)
Новый горизонт к изучению истории Средней Азии: Взгляд из ландшафта Канала Лаузан
「中央アジア史研究の新たな地平―ラウザーン運河からの眺め」

16:10~16:30
報告5:濱本真実(東京外国語大学非常勤講師)
Экономические и культурные действия татарских купцов в Шелковом пути нового времени (вторая половина XVIII - начало XX вв.)
「近代のシルクロードにおけるタタール商人の経済・文化的な活動:18世紀後半―20世紀初頭」

16:30~17:10 報告6:Diliara M. Usmanova (カザン連邦大学教授)
Журнал "Яңа Япон мохбире" в системе татарской эмигрантской прессы Дальнего Востока в 1930-х гг.
「1930年代極東のタタール人亡命者の定期刊行物における雑誌『新日本通報』」

17:10~17:40 自由討論
その他 事前登録不要。
なお、席数には限りがありますので、あらかじめご了承ください。
主催 東京外国語大学 中央アジア専攻
問い合わせ先 小松久男研究室(042-330-5292)
ポスターは こちら
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