学部・大学院

HOME > 学部・大学院 > 外国語学部 > 授業科目とカリキュラム

このページを印刷する

授業科目とカリキュラム

授業科目は「言語科目」「地域科目」「専修科目」「総合科目」「自由科目」「教職科目」の大区分の下に授業内容に基づいて「主専攻語科目」「地域基礎科目」などの中位の区分が設けられ、さらにその下に個々の教員が担当する授業が位置づけられています。「言語科目」「地域科目」「専修科目」「総合科目」については、それぞれ卒業に必要な最低単位数が定められています。

言語科目

専攻語をはじめとする世界の諸言語を習得し、運用能力を身につけ、さらに言語の多様性を知ることによって、言語と文化に関する深い理解を得るための科目です。言語科目は専攻に直接関わる主専攻語科目(非モジュール専攻には後期専攻語科目もあります)と、受講生が自由に選択できる副専攻語科目および研究言語科目に分かれています。

主専攻語科目

<非モジュール専攻>

受験志願時に非モジュール専攻の専攻語(英語専攻、ドイツ語専攻、フランス語専攻、イタリア語専攻、スペイン語専攻、ポルトガル語専攻、ロシア語専攻、中国語専攻、朝鮮語専攻、日本語専攻)を選択した場合、1,2年次にそれぞれ主専攻語科目として12単位(週6コマ、合計540分)を一括して履修することが義務づけられます(ただし、日本語専攻外国人コースは1年次16単位)。非モジュール専攻の専攻語には1年次から2年次への進級制度がありますが、その判定はこの科目の成績によって行われます。また、2年次から3年次への進級判定の要件でもあります。英語と日本語以外の8言語は、発音や文字から始め、2年間でほぼ中級文法の水準にまで到達します。英語は既習言語として出発します。日本語専攻については、履修方法が異なりますので、「専攻語紹介」などを参照してください。

<モジュール専攻>

受験志願時にモジュール専攻の専攻語(ポーランド語専攻、チェコ語専攻、モンゴル語専攻、インドネシア語専攻、マレーシア語専攻、フィリピン語専攻、タイ語専攻、ラオス語専攻、ベトナム語専攻、カンボジア語専攻、ビルマ語専攻、ウルドゥー語専攻、ヒンディー語専攻、アラビア語専攻、ペルシア語専攻、トルコ語専攻)を選択した場合、主専攻語科目として卒業までに、最低28単位の修得が必要です。28単位以上修得した場合は、12単位を上限に超過単位を卒業単位にすることができます。週90分の授業1セメスター(半年)分を1コマとし、1コマ毎にカテゴリー(文法、作文、会話、読解など)とレベル(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲなど)が割り振られます。その1コマを履修しセメスター終了時に目標とする水準に達したと見なされると、1単位が認定されます。従来の学年進行制は採りませんが、非モジュール専攻の専攻語同様、1,2年次に集中的に履修し中級文法以上の水準に達して3,4年次の専門課程に進むことが望まれます。このため、4年間を見通した堅実なプランを立てることが必要です。

後期専攻語科目(非モジュール専攻対象科目)

3,4年次に履修する非モジュール専攻の専攻語に関する科目で、「読む」、「聞く」、「話す」、「書く」の4技能をその全般にわたってバランスよく訓練するための科目です。4単位(通年の授業に換算して2科目)が必修です。なお、日本語専攻は履修方法が異なり、この科目は開設されていません。

また、この科目は、モジュール専攻の専攻語にはありませんが、同内容の授業が「主専攻語科目」の中に組み込まれています。

副専攻語科目

本学では主専攻語以外の外国語を4年間に少なくとも1つは副専攻語として修得することになっています。「副専攻語」という名称は、主専攻語と並んで、実践的な水準にまで到達することを目的としており、重要な科目として位置づけられていることによります。開設されている言語は、国連などの国際機関で共通語として用いられているものが中心となっています。

副専攻語は、入学後、開設されている科目の中から自由に選択することができます(個別の授業では受講生の課程別指定や人数制限が設けられるものがあります)。同一の副専攻語のAとBをセットで履修し、卒業に必要な8単位を修得します(英語Cは自由選択)。

英語A(中級レベル) 英語B(上級レベル) 英語C(専門レベル)
ドイツ語A(初級) ドイツ語B(上級) ?
フランス語A(初級) フランス語B(上級)
イタリア語A(初級) イタリア語B(上級)
スペイン語A(初級) スペイン語B(上級)
ロシア語A(初級) ロシア語B(上級)
中国語A(初級) 中国語B(上級)
朝鮮語A(初級) 朝鮮語B(上級)
アラビア語A(初級) アラビア語B(上級)

研究言語科目

モジュール制を採用する専攻語の主専攻語科目のうち、いくつかの授業は「研究言語科目」として開講されます。研究言語科目は2年次以上の全ての学部生が対象(一部の研究言語科目は3年次から履修可能)ですから、他専攻の学生でも、学びたい言語を幾つでも学ぶことができます(ただし、受講者の数に制限がある場合があります)。卒業に必要な必修科目ではなく、自由科目相当単位として、卒業単位に含めることができます。

その他に学べる言語

本学では、その他に「言語学特殊研究」として、下記の言語を学ぶことができ、「専修専門科目」または「自由科目」として卒業単位にすることができます。

ラテン語、ギリシア語、スウェーデン語、デンマーク語、ノルウェー語、エスペラント語、 ルーマニア語、ブルガリア語、ハンガリー語、パーリ語、ベンガル語、マラヤーラム語、ヘブライ語、アルメニア語、サンスクリット語

地域科目

専攻語と関係の深い地域についての理解を深める科目です。本学の専攻語は、基本的に各国の公用語が選ばれているため、ともすれば一つの国を完結した一つの地域と考えてしまいがちになります。

しかし現実には、一つの国の中で複数の言語が使用されていたり、一つの言語が複数の国で使用されたりしていて、言語と国(地域)との関係は必ずしも一対一の対応関係にはありません。また、ある特定地域の問題を考察するために、より広い地域を枠組みとすることが必要な場合もあります。このことを踏まえ、この科目は原則として各課程ごとに開設されています。

地域基礎科目

各地域の文化・社会に関して、言語、民族、歴史、政治、経済、文学、芸術等さまざまな観点から基礎的・総合的に理解することを目的とする科目です。1~2年次に履修します。3年次へ進級するためには、2年次修了までに8単位以上修得する必要があります。

地域専門科目

各地域について専門的かつ視野の広い研究を進めてゆくために必要な、言語・文化・社会等の諸問題を学ぶ科目で、3,4年次に履修します(一部の地域専門科目は2年次から履修可能)。卒業には12単位以上が必要です。なお、自分の所属する課程(専攻)以外で開設されている地域専門科目を「自由科目」として履修して、卒業単位にすることができます。

専修科目

すでに本学の教育システムにあったとおり、本学では「言語・情報」「総合文化」「地域・国際」のうちから履修コースの選択を行い、学問研究の方法論を体系的に学ぶことになっています。その履修コースの中核をなすのが専修科目です。専修科目には、言語学、音声学、哲学、文化人類学、政治学、経済学といった人文・社会科学をひろく基礎から体系的に学ぶ科目のほか、英語学、朝鮮語学といった個別言語の研究や教育方法、各国の文学研究、各地域の政治、経済、社会、歴史の研究などを扱う科目が含まれています。

外国語学部のすべての専任教員が専修科目を開講し、原則として「講義」「演習」(主に3年次生を対象)「卒業論文演習」の3種類の授業を担当します。また、必要に応じて学外から専門分野の講師を招いています。

専修基礎科目

各履修コースで勉強を進めてゆくための基礎的な事項を修得します。3年次に履修コースを最終的に決定する際の要件になります。卒業単位として必要とされるのは、最低12単位です。また、希望する履修コースに進むには、2年次修了時に各履修コースに対応する系の専修基礎科目を4単位以上修得していなければなりません。

専修専門科目

各履修コースに開設される科目で、履修コースを選択した後、3~4年次に受講します(一部の専修専門科目は2年次から受講可能)。卒業単位として最低20単位が必要とされ、さらに卒業論文演習もしくは、卒業研究演習4単位を修得します。なお、自分の所属するコース以外で開設されている専修専門科目を「自由科目」として履修して、卒業単位にすることができます。

卒業論文・卒業研究

本学では2000年度入学者から、卒業論文もしくは卒業研究の作成が必修化(8単位)されました。これは、従来の学術論文というかたちに限られていた知的生産が情報化時代の中で多様化し、映像作品やコンピュータ・ソフトウェアといった新たな形態が登場してきたことに対応するとともに、本学に入学した学生諸君が、卒業までの間に明確な目標意識をもって勉強にいそしむ指針を提供しようという意図に基づいています。そのため、3年生で履修コースを最終的に決定するにあたり、卒業論文・卒業研究の指導をうける教員の「演習」を履修し、指導を受け始めることになります。

総合科目

1~4年次に「総合科目Ⅰ」~「総合科目Ⅷ」の中から10単位以上を履修します。

これとは別に、1年次に必修の「情報リテラシー」が設けられています。コンピュータやインターネットの基礎を理解し、基礎的な情報処理能力を身につけることが目的です。

また同じく必修として「スポーツ・身体運動基礎科目」(体育実技)があります。1~3年次に2単位以上修得します(定時コースと集中コースが設けられています)。「スポーツ・身体運動基礎科目」は、各種目の技術や知識を伸ばしたり、身体的・精神的・社会的な健康を維持・増進したり、生涯にわたってスポーツに親しむきっかけをつかんだりするために重要な科目です。

自由科目

2~4年次に各自の関心や必要に応じて、所属する課程(専攻)や履修コースに関係なく、自主的に選択履修する科目です。

他課程(専攻)の地域専門科目あるいは他コースの専修専門科目を履修する場合は、「自由科目」として履修登録することになり、12単位を上限に卒業単位にすることができます。

教職科目

現在、本学外国語学部では、英語をはじめとする開設専攻語の大部分、国語、および高等学校の地理歴史と公民、中学校の社会の教員免許状(高等学校教諭一種免許状、中学校一種免許状)を取得する資格を得ることができます。

中学校、高等学校の教員免許状を取得する資格を得るためには、大学においてそれぞれの教科に関する科目を所定の単位数修得するほか、教職に関する科目の履修も必要です。教職に関する科目の中には、前出の各授業科目には含まれていないものがあり、それらは「教職科目」として開設されています。教職科目は原則として卒業単位として認定されません。

進級制度

本学では1年次から2年次、2年次から3年次への進級に際して、主専攻語科目など必修科目の成績による判定が行われます。非モジュール専攻とモジュール専攻では、進級制度が異なるので注意が必要です。

まず、非モジュール専攻は1年次から2年次へ進級するために、1年次の主専攻語科目12単位すべてを修得することが必要です。さらに2年次から3年次へ進級するために、2年次の主専攻語科目12単位に加え、地域基礎科目8単位以上の修得が必要となります。また履修コースを決定するためには、希望する履修コースに求められている専修基礎科目4単位以上を修得していなければなりません。なお、主専攻語科目の単位は、12単位一括して認定されることになっていますので、留年した場合には、翌年度に再びすべての主専攻語科目を受講することになります。

一方、モジュール専攻は、主専攻語科目での進級要件はありませんが、2年次から3年次へ進級するために地域基礎科目8単位以上の修得が必要なことと、履修コースを決定するために、希望する履修コースに求められている専修基礎科目4単位以上を修得していなければならないことは、非モジュール専攻と同様です。

非モジュール、モジュール両専攻とも、3年次から4年次へは単位取得の有無に関係なく進級できますが、4年次で卒業論文もしくは卒業研究を作成するためには、ゼミ教員の講義や演習など、3年次で受講すべき科目が指定されている場合があります。


  • NIAD-UE