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カンボジア語

カンボジア語の魅力

カンボジアはベトナムとラオスとタイと海とに取り囲まれ、面積は日本のほぼ半分の約18万平方キロ、人口は推定で約1千3百万人の国です。昔から大いに繁栄した国で、アンコールワットなどの壮大な遺跡群があり、言語も7世紀初頭からの碑文が残っています。近年では、観光地としてだけではなく、遺跡修復や教育分野での国際協力の場として注目されています。

カンボジア語専攻は、1992年(平成 4 年)に設立されました。4年間体系的にカンボジアのことを学ぶことができ、カンボジア王立プノンペン大学との交流協定によって交換留学を行っているのは日本では本学だけですし、世界でもパリ大学にやや似たものがあるだけです。

1学年10名の定員に対し専任教員3名(うち外国人1名)の丁寧な指導のもとに、カンボジア語はもちろん、カンボジアの人と社会について主体的に学びます。また、卒業研究に必要となるカンボジア語資料も、本専攻でしか入手できないものが豊富にそろっています。

カンボジア研究は未開拓の分野がたくさん残されています。好奇心旺盛で未知のことがらに挑戦し、ねばり強く続ける忍耐力をもった方、卒業後就職しても、文学の翻訳、寺院の壁画の解釈、なぞなぞの収集、毎日のニュースからの政治経済動向の分析などを趣味として一生続けられるような方をお待ちしています。

アンコールワット。早川知宏撮影

教育・カリキュラムの特徴

本専攻では、4年間を通じてカンボジア語を学ぶと同時に、単に知識を蓄えるだけではなく、物事を論理的に考える力と豊かな表現力を身につけることを目標としています。 そのために、カテゴリとレベルのはっきりしたモジュール制の授業の中で、本専攻で開発した入門書、辞書、視聴覚教材とともに、カンボジアから取り寄せている教材(副読本)を使用しています。

最初の2年間はカンボジア語の学習が大きな比重を占めることになりますが、入門書は日本語・カンボジア語の文法対照研究に基づいて綿密に設計されていますので、2ヶ月で文法を終え民話を読み始めるという一見ハードスケジュールも楽々こなせます。2年次からは、外国人教員や留学生を交えてより実践的な言語運用能力、及び通訳の訓練も行います。また、カンボジアで活動をするNPO法人との協力関係を利用して、インターンシップに参加したり、文献資料の翻訳や開発教材の作成を行う機会もあります。

3・4年になるとゼミに所属して各自の卒業論文・卒業研究の準備をすすめますが、これまでの成果はカンボジア語専攻のウェブ上でご覧いただけます。

卒業後の進路

一般企業(川崎重工業、日野自動車、テルモ、大塚食品、味の素、エン・ジャパン等)への就職が多いのですが、大学院(東京外国語大学、東京大学、東北大学 等)に進学して研究を続けたり、官公庁系(国立近代美術館、在カンボジア日本大使館等)の試験を受けたり、国際協力機関(日本貿易振興機構、国際協力機 構、アジア太平洋資料センター、Disabled Peoples' International等)で働いたりと、さまざまな方面で卒業生が活躍しています。