大学院総合国際学研究科

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学位論文評価基準

修士論文評価基準 | 博士論文評価基準

東京外国語大学総合国際学研究科修士論文評価基準

修士論文評価基準(全専攻共通)

(1) 外形的な観点
  a) 誤字・脱字・タイプミスなどのケアレスミスがないか。
  b) 論文の構造(章立て)が明確に提示されているか。
  c) 本文の段落,引用部分,用例,注,参照文献リストなどの形式が整っているか。
  d) 本文や注で言及された参照文献が正しく指示されているか。

(2) 表現と文体
  a) 正しい書記法(正書法・句読法)で書かれているか。
  b) 本文が文法的・語法的に正しく,明確かつ適切な表現で書かれているか。
  c) 本文執筆言語以外の言語による引用や用例が文法的・語法的に正しいか。

(3) テーマ,問題設定,結論
  a) 当該テーマの先行研究が整理された上で立論されているか。
  b) テーマ・問題設定が明確に示されているか。問題設定に独創性が認められるか。
  c) 研究の枠組みあるいは研究の背景が明示されているか。
  d) 結論が明確に提示され,問題設定に対応しているか。

(4) 研究方法と論述構成
  a) 研究方法が適切か(問題設定に応じたものか)。また独創性が認められるか。
  b) データあるいは史資料などを十分に踏まえているか。
  c) 論述が説得的か(論理的か,筋が通っているか,論拠が明示されているか)。
  d) 引用,用例,図表,グラフなどが論述にマッチしているか。

(5) 学術的・実用的意義
  a) 全体として,説得力のある成果が提示されていると認められるか。
  b) 未解明の問題については,今後の見通しが提示されているか。
  c) 論文が他分野の研究者にも興味深く読めると考えられるか。

修士研究評価基準(全専攻共通)

(1) 外形的な観点
  a) 誤字・脱字・タイプミスなどのケアレスミスがないか。
  b) 研究の構造(章立て)が明確に提示されているか。
  c) 本文の段落,引用部分,用例,注,参照文献リストなどの形式が整っているか。
  d) 本文や注で言及された参照文献が正しく指示されているか。

(2) 表現と文体
  a) 正しい書記法(正書法・句読法)で書かれているか。
  b) 本文が文法的・語法的に正しく,明確かつ適切な表現で書かれているか。
  c) 本文執筆言語以外の言語による引用や用例が適切で、文法的・語法的に正しいか。

(3) 研究課題の設定
  a) 当該課題の先行研究を踏まえているか。
  b) 課題設定に独創性が認められるか。
  c) 課題の対象や意義が明確に述べられているか。

(4) 研究方法と成果物の構成
  a) 研究方法が適切か(課題設定に応じたものか)。
  b) データあるいは先行研究を踏まえているか。
  c) 成果物が説得的、論理的、かつ体系的に構成されているか。
  d) 成果物に独創性が認められるか。

(5) 学術的・実用的意義
  a) 全体として,説得力のある成果が提示されていると認められるか。
  b) 設定された課題に対して解決策を示しているか。
  c) 研究が当該分野あるいは関連分野の研究者や実践者にとって有益であると考えられるか。

修士研究評価基準(日英通訳・翻訳を専門とする学生向け 用語集)

(1) 外形的な観点   a) 誤字・脱字・タイプミスなどのケアレスミスがないか。
  b) 用語集の構造(章立て)が明確に提示されているか。
  c) 本文の段落,引用部分,用例,注,参照文献リストなどの形式が整っているか。
  d) 本文や注で言及された参照文献が正しく指示されているか。

(2) 表現と文体
  a) 正しい書記法(正書法・句読法)で書かれているか。
  b) 本文が文法的・語法的に正しく,明確かつ適切な表現で書かれているか。
  c) 本文執筆言語以外の言語による引用や用例が文法的・語法的に正しいか。

(3) 研究課題の設定
  a) 用語集を手がける理由や動機が明確に述べられているか。
  b) 課題設定に独創性が認められるか。
  c) 課題の対象や意義が明確に述べられているか。

(4) 研究方法と構成
  a) 特定分野の単なる英日対訳ではなく、意義、必要性に応じた用語集が作成されているか。
  b) 独自の視点に基づいた体系化がなされているか。
  c) 体系化の基盤となる根拠が明示されているか。
  d) 訳語選択の基準に関する説明、用語の解説、参照した文献や資料のリストなどが付記されているか。

(5) 学術的・実用的意義
  a) 全体として,説得力のある成果が提示されていると認められるか。
  b) 用語集で網羅できなかった課題について,今後の見通しが提示されているか。
  c) 用語集が他分野の研究者にも興味深く読めると考えられるか。
  d) 通訳・翻訳実務における実用的意義が認められるか。

修士研究評価基準(日英通訳・翻訳を専門とする学生向け 日英翻訳)

(1) 外形的な観点
  a) 誤字・脱字・タイプミスなどのケアレスミスがないか。
  b) 原文の章立てが明確に提示されているか。原文が別冊子で添付されているか。
  c) 本文の段落,注,参照文献、ウェブサイトのリストなどの形式が整っているか。

(2) 表現と文体
  a) 正しい書記法(正書法・句読法)で書かれているか。
  b) 本文が文法的・語法的に正しく,明確かつ適切な表現で書かれているか。
  c) 本文執筆言語以外の言語による引用や用例が文法的・語法的に正しいか。

(3) 翻訳作業の適切さ
  a) 当該文書あるいは書籍の英訳を通して明らかになった翻訳作業の意義が示されているか。
  b) 翻訳をするにあたり、当該文書あるいは書籍のキーワードの訳語選択根拠が示されているか。
  c) 巻末に日英対訳の語彙リストが付記されているか。

(4) 英語の質の確保
  a) 目標言語である英語の文書あるいは書籍としての使用に耐えうるよう、ネイティブ・チェックを依頼し、確認したものであるか。
  b) 文法面のミスがなく、レジスターが適切な翻訳であるか。
  c) 専門用語についての翻訳の正確性が確認されているか。
  d) 訳語の定訳がまだない場合には、訳者注が付記されているか。

(5) 学術的・実用的意義
  a) 当該文書あるいは書籍から、翻訳として評価し得る作業を経て英語に翻訳されているか。
  b) 起点言語文化(日本)における当該文書あるいは書籍の意義と、目標言語文化(英語)への翻訳作業の意義が明確化されているか。
  c) 日本語における読者層と、目標言語(英語)において予想される読者層が記されているか。
  d) 当該文書あるいは書籍の著者紹介、原文の背景情報などが記されているか。

修士研究評価基準(PCSコース)

(1) 外形的な観点
  a) 誤字・脱字・タイプミスなどのケアレスミスがないか。
  b) 研究の構造(章立て)が明確に提示されているか。
  c) 本文の段落,引用部分,用例,注,参照文献リストなどの形式が整っているか。
  d) 本文や注で言及された参照文献が適切に指示されているか。

(2) 表現と文体
  a) 本文が文法的・語法的に正しく、誤りのない英文で書かれているか。
  b) 本文が明確かつ適切な表現で書かれているか。
  c) 本文執筆言語以外の言語による引用や用例が適切で、文法的・語法的に正しいか。

(3) 研究課題の設定
  a) 当該課題の先行研究を踏まえているか。
  b) 課題設定に独創性が認められるか。
  c) 課題の対象や意義が明確に述べられているか。

(4) 研究方法と成果物の構成
  a) 研究方法が適切か(課題設定に応じたものか)。
  b) データあるいは先行研究を踏まえているか。
  c) 成果物が説得的、論理的、かつ体系的に構成されているか。
  d) 成果物に独創性が認められるか。

(5) 学術的・実用的意義
  a) 全体として,説得力のある成果が提示されていると認められるか。
  b) 設定された課題あるいは問いに対して解決策あるいは説得力のある説明を示しているか。
  c) 研究が関連分野の研究者や実践者にとって有益であると考えられるか。


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東京外国語大学総合国際学研究科博士学位論文評価基準

学位申請論文の審査に当たっては、以下の評価項目を基本とする。

Ⅰ.学術的・実用的意義

  1)新しい知見を有し、着眼点の斬新さや分析の切り口の面白さを有しているか。
  2)研究内容が独創性をもち、充分な検証が行われ、一定の学術的水準に達しているか。
  3)未解明の問題についても、十分な位置づけを与えるとともに、今後の見通しが提示されているか。
  4)博士学位論文において達成された内容が、実務や教育の場などにおいても、十分な貢献をなし得るものであるか。

Ⅱ.テーマ、問題設定、結論

  1)テーマの選択や問題設定が先行研究を着実に踏まえて行われているか。
  2)研究課題の本質を正しく理解し、適切な研究の枠組みを設定し、既存研究との関連で十分な意義や妥当性・独自性、適切性を有しているか。
  3)結論が明確に提示され、問題設定に対応しているか。

Ⅲ.研究方法と論述構成

  1)研究方法の選択が、先行研究を着実に踏まえて行われ、それに従って、事実調査や文献資料などの検索・評価を充分に行い、データ・資史料などを的確に収集・処理しているか。
  2)研究資料の文献やデータの読解が正確であり、分析・解釈が的確であるか。
  3)論述構成において方法論的に妥当であり、十分な体系性・明確性・一貫性を有し、かつ学術論文にふさわしい厳密かつ緻密な論述であるか。

Ⅳ.表現と文体

  1)正しい書記法(正書法・句読法)で書かれているか。
  2)本文が文法的・語法的に正しく、明確かつ適切な表現で書かれているか。
  3)本文執筆言語以外の言語による引用や用例が文法的・語法的に正しいか。

Ⅴ.外形的な観点

  1)誤字・脱字・タイプミスなどのケアレスミスがないか。
  2)論文の構造(章立て)が明確に提示されているか。
  3)本文の段落、引用部分、用例、注、参照文献リストなどの形式が整っているか。
  4)本文や注で言及された参照文献が正しく指示されているか。
 5)博士学位論文として、テーマにふさわしい適切かつ十分な分量と形式を有しているか。

Ⅵ.最終試験の評価基準

最終試験は口述試問(公開発表)により行い、以下の基準により評価し、学位審査のなかに組み入れる。
  1)研究の内容について十分に理解し説明できるか。
  2)研究の内容に関して提起される論点について論理的に考察できるか。
  3)研究の将来的な展望について論述できるか。
  4)当該研究分野に関する最先端の知識を有するか。
  5)関連する研究分野に関する基礎的な知識を有するか。
  6)当該分野の研究者として十分かつ先進的な能力を有する事が認められるか。