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言語・情報コース

2017年度

望月 源 (MOCHIZUKI, Hajime)

卒論指導可能分野

自然言語処理,計算言語学,情報処理アプリケーション

ゼミ紹介

本ゼミでは,コンピュータによる言語処理,言語理解の研究,あるいは,ことばを扱うためのアプリケーションプログラムの開発などをテーマにしてゼミを行います.また,ものごとわかりやすさや,扱いやすさを研究するインタフェース研究やIT機器を使ったアプリケーション開発も扱います.WWWをはじめとしたインターネット上のアプリケーションや携帯電話やiPhone, iPadなどの携帯デバイスが身近で存在があたりまえになっている今日では,いわゆる文系出身者でも,就職先によっては,プログラム開発などに関わったり,情報機器や技術についての知識や操作スキルが求められることも少なくはないでしょう.言語処理とコンピュータに興味のある方,何かアプリケーションを作りたいと思っている方などは,一度相談に来てください.また,ゼミに関する最新情報はhttp://www.tufs.ac.jp/ts/personal/motizuki/intro/を見て下さい.

卒論・卒業研究について

4年次の卒業論文のテーマは,3年次のゼミの活動から,各自のプログラミング能力やテーマへの興味を踏まえて,相談しながら決めています.最低限のプログラミングができるようにするため3年次にゼミや自習によって学習をします.2年生の時点でプログラムが書ける必要はありませんが,3年次にはがんばって勉強してください. 最近のテーマとして次のようなものがあります.

・拡張現実(AR:Augmented Reality)技術を用いた学習プログラムの試作:ヘッドマウントディスプレイと小型PCを使った電脳コイルの世界を学習に応用しようという試み.
・Google Mapを用いた留学支援情報サイトの構築:留学をしたい東京外国語大学生たちが情報を見聞きしたり,提供したりできるようなSNS的サイトの構築.
・新聞記事のformulaic sequencesについての研究:文章や談話には,ある複数の語や句などのかたまりが来ると,それをまとまった一つの意味や役割として認識できるような塊が多く存在します.例えば,我々は,新聞で交通事故の記事を読む時,「がハンドル操作を誤って」といった表現が来れば,個々の語を分析することなく,その表現が全体として事故原因を示す表現であることが理解できます.さらに,この表現の直前には事故を起こした人についての記述があり,直後には,それでどうなったのかについての記述がある,といった予想が容易につきます.こうしたformulaic sequenceについての研究を,新聞記事コーパスとコンピュータを用いて研究しています.
・特定トピックを扱うブログの分析による有益な情報の抽出:例としてテーマパークについてのブログを集めて,他のブログとの統計的な言語分析により,特徴をとらえて有益な情報を取り出す試み.
・Kinectを用いた学習プログラムの作成:Microsoftのゲーム機Xbox360用の入力デバイスであるKinectのジェスチャーによるコンピュータ操作を応用した学習プログラムの作成.
・検定教科書の分析:教科書が物事を教えるために用いているformulaic sequencesを分析し,知識獲得や,学習支援に役立てるための研究を行います.

受講上の注意などゼミを希望する学生は,希望届を出す前に必ず,面接を受けて下さい.
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last updated on: 2015-06-30