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言語・情報コース

2017年度

川村 大 (KAWAMURA, Futoshi)

卒論指導可能分野

日本語の文法・語彙、日本語史等

ゼミ紹介

木曜4限の演習では、古い文献を"語学的に"読む訓練を主たる目的として、 古典文学作品を読んでいます。最近は『大鏡』を読むことが多いですが、参加者からの希望により他の作品を読むこともあれば、近代文語のテキストとして森鴎外「舞姫」や山田孝雄『日本文法学概論』(!)を読んだ年もあります。参加者の訳読が中心ですが、あわせて辞書の使い方(現代のもの、昔のもの)や日本語史上の諸問題についても学んでいきます。参加者は毎年少ないのですが、その分、各自の能力や必要に応じた授業展開を心がけています。参加者は、毎年地域言語(と国籍・身分)を問わず集まっています(院生、外国人研究生、教員(!)…)。あなたが参加する年はどうなるか、乞うご期待。

卒論・卒業研究について

「外国語大学」だけに、担当教員の専門に近いテーマ(古代語文法)を選ぶ人はあまり居ません。

(過去の卒論のテーマ)
・「ようだ」と「らしい」の用法比較
・使役文と他動詞文の関係
・琉球語と古代語の対照(係り結びについて 風間先生と共同指導)
・授受動詞構文と動詞の意志性
・近現代短歌の文体(口語体定着の要因について)

(過去の卒研のテーマ)
・『大鏡』の動詞結合価に関するデータベースの作成
・『枕草子』の「る・らる」「す・さす」用例データベースの作成
・『大鏡』巻第三・第四の「る・らる」「す・さす」用例データベースの作成
・現代語「動作性名詞+“中”」の用例調査

卒論・卒研とも、現代語文法に関するものはもちろん、日本語が対象であれば、文法以外のテーマであってもできるだけ引き受けます。
ただし、指導教員希望調査の際(またはそれ以前)に必ず相談してください。

受講上の注意など1 演習では、高度な古典読解力は必要ありませんが、高校で教わる程度の古典文法の知識は必要です。
2 川村の指導で卒論・卒演を作成しようと考える人には、以下のことを強く勧めます。
・2年次までに言語学に関する入門的授業、音声学の授業を履修する。日本語以外の人は、2年次までに「日本語学を学ぶ」(月・2)も履修する。
・できるだけ2~3年次に川村の講義(水・2)を受講する。
・図書館にある日本語学関係の研究書をできるだけ読み、自分の興味のある分野をしぼっておく。
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last updated on: 2017-08-28