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言語・情報コース

2017年度

大谷 直輝 (OTANI, Naoki)

卒論指導可能分野

英語学(認知言語学、意味論・語用論)

ゼミ紹介

 本ゼミは、ことばを通して人間の心のありようを考えていくゼミです。ことばは人間の心の中を映し出す鏡のようなものであり、ことばの様々な側面を見ることで、人間の心の中を少しのぞくことができます。手掛かりとなるのは、文法であったり、意味であったり、言葉の使用であったりします。
 本ゼミでは、ことばと心を分析するための基本的なアプローチ(認知言語学、意味論・語用論、構文文法など)を学びながら、各学生が研究テーマを選び、興味のある言語現象に関する調査を行っていきます。実際の分析を通じて、適切なテーマの設定の仕方、先行研究の収集方法と提示方法、実証的な言語分析を行うためのデータと方法論、観察される事象に対する理論的な考察の方法など、研究をする上で必要となる技術や知識についても学んでいきます。
 ことばを深く理解するには人間自体をもっと知らなければいけません。例えば、次のような問いについて考えながら、人間のことばと心に関して考えていきたいと思います。

 (1) He taught me EnglishとHe taught English to me の意味の違いは何か。
 (2) He traveled coast to coastとHe traveled shore to shoreの意味の違いは何か。
 (3) 日本でお金を貸している人と借りている人の数はどちらが多いか。
 (4) Would you pass me the salt?がWill you pass me the salt?より丁寧なのはなぜか。
 (5) How old are you?とHow young are you?の違いは何か。

 補足ですが、英語学のゼミでもあるので、毎回一定量の英文を読むことが求められます。

卒論・卒業研究について

 基本的には、英語(あるいは日本語)の意味論、語用論、統語論に関する現象が主な研究テーマです。ただ、過去には、翻訳技法や広告、対照言語的な研究や日英語以外を扱う学生もいました。本ゼミは英語学のゼミなので、英語の分析が奨励されますが、ことば一般の構造や機能に興味を持ち、なぜ言葉はそのような形をしているのかという点に興味がある方は、参加を歓迎します。

 卒業論文・卒業研究が行えるおもな分野は以下の通りです。
 (1) 英語の文法・語法(構文文法)
 (2) 認知言語学
 (3) 意味論・語用論
 (4) コーパスを用いた言語研究

受講上の注意など 通常の発表以外に、学期に1回以上の研究発表を行ってもらいます。
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last updated on: 2017-08-27