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言語・情報コース

2017年度

浦田 和幸 (URATA, Kazuyuki)

卒論指導可能分野

英語学

ゼミ紹介

・私は英語学のなかでも特に英語史に関心をもち、主として通時的な視点から英語の文法や語彙について学んでいます。「英語史」というと、中世の古い英語ばかりを相手にしていると思われるかもしれませんが、私の学部の講義・演習では、主眼は「現代英語」に置き、現代英語をより深く理解するための背景として、英語史の基礎知識や考え方を身に付けることを目標としています。我々が中学生の頃に学ぶ基礎的な英語のなかには、全体から見ると例外的といえる現象がいろいろとありますが、後に英語史を学ぶ機会に接してみると、「な~んだ、そうだったのか!」と疑問が解けることが少なくありません。かく言う私も、学部3年生の時に学んだ英語史概説で、何度も目から鱗が落ちる思いをして、英語とその背景の面白さに惹かれ、今に至っています。
・ゼミでは、3年生と4年生が合同で参加し、共に学びます。勉学方針としては、第一に、「テクスト」を正確に読むことを大切にしています。理想的には、一次文献(初期近代以降の原典作品)の精読に重きを置いた授業と、二次文献(英語学関係の研究書)の読解および議論に重きを置いた授業を、半年単位か1年単位で交互に行いたいと考えています。文献を読むに際して、各種レファレンスの利用法を学ぶことも大切な目標です。

卒論・卒業研究について

・英語史そのものを学びたい人はもとより、英語史を隠し味にして(ごく少量で結構です!)現代英語を料理してみたいという人の参加を歓迎します。
・過去の卒業論文のテーマの例としては、中世の詩人チョーサー(Geoffrey Chaucer)の英語の文法研究/シェイクスピアの英語の文法研究/英訳聖書の文法研究/現代英語における性差別表現の変遷/現代英語における否定的接頭辞の用法/ジャーナリズム英語における語法研究/イギリス英語とアメリカ英語の違い/英語辞書の分析、などがあります。
・卒業研究としてならば、例えば、英語における借用語の研究(資料の作成と分析)/英語における語形成の研究(資料の作成と分析)/中世英文学作品の鑑賞と理解(語学的分析、注解、翻訳等)、などがテーマとして考えられるでしょう。

受講上の注意など・ゼミでは多少古い文献も読むので、英語の正確な読解力が前提となります。
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last updated on: 2016-09-24