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総合文化コース

2017年度

八木 久美子 (YAGI, Kumiko)

卒論指導可能分野

イスラム研究(宗教学)

ゼミ紹介

このゼミでは、アラブ世界に限定することなく、イスラムという宗教をとりあげますので、東南アジア、アフリカ、欧米諸国のイスラム教徒について関心がある人も歓迎します。またイスラムについても、できるだけ広くとらえ、実際にはコーランとは無関係で、ムハンマドとは何に関わりもない実践であったとしても、それを行っている人々がイスラム的な実践だと考えているのであれば、そうしたものも対象にします。
3年生のゼミでは、まず(政治的な現象・勢力としてではなく)宗教としてイスラムを学ぶための方法、つまり宗教学的な手法を習得します。4年生になってから自分で決めたテーマについて研究を進め、卒論として仕上げるために必要な準備です。そのために、イスラムに限らず日本の宗教などさまざまな材料を使っていきます。特定の宗教に帰属する人々の価値観を研究するにはどうすればいいか、どんな資料を使えばよいのかを学んでいきましょう。
授業では毎回、次の授業までに読んでくる資料を配布、あるいは課題を指定します。担当者は資料を精読し、あるいは課題について情報を集めて分析し、その内容をレジュメにまとめて次回までに用意します。授業では、そのレジュメをもとに報告した後、ほかの参加者と質疑応答、議論を行います。
発表およびそれに続く議論は、批判的に考える力、自分の考えを明確に伝える力を養ううえでもっとも重要な部分です。このゼミでは、黙って聞いているだけ、という人については評価しません。

卒論・卒業研究について

これまでの卒業論文で扱われたテーマは、近代のイスラム思想、教育の中のイスラム、イスラムと音楽、イスラム建築、イスラム教徒女性のベールの意味、イスラムの食の規範、西欧の移民社会のイスラム、日本のメディアにおけるイスラムの描かれ方など、非常に多岐にわたっています。ただし、基本的にはイスラムを宗教としてとらえる、という点では一致しています。

受講上の注意など既習言語については指定しません。ただし、イスラムの基本についてまったく知識がない場合は、イスラムについて概説書を一冊、事前に読んでおくことをお勧めします。
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last updated on: 2017-09-07