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総合文化コース

2017年度

沼野 恭子 (NUMANO, Kyoko)

卒論指導可能分野

ロシア近現代文学、ロシア文化、比較文学

ゼミ紹介

このゼミは、ロシアの文学や文化をテーマにした卒業論文を書きたいという人のためのものです。広い意味での「ロシア文化」に興味を持ちその魅力を発掘しようという意欲のある人、知的刺激を与えたり受けたりすることに前向きな人、ゼミの運営に創造的に関わってくれる人を歓迎します。 3年生の「演習」では、ロシア文化のさまざまな課題について幅広い知識を得るためのロシア語テクストを精読していきます。あらかじめ担当箇所が割り振られますので、訳文とレジュメを作成して参加者全員に配ります。レジュメをもとに、パワーポイントや映像なども用いて、担当箇所について自由に発表します。プレゼンテーション能力を磨いていきましょう。さらに担当者は、精読した箇所からいくつか論点を拾いだしておきます。全員でそれについて議論するためですが、ここでは全員の積極的な参加が求められます。 4年生の「卒論演習」では、研究テーマがしだいに絞られてくるはずですから、各人のテーマに沿って資料を収集し、テクストをきちんと読みこなし、論文の構想を考えていきます。何度か中間発表をしあい、質問をぶつけあい、討論をおこなって切磋琢磨していきましょう。他の参加者のテーマにもぜひ興味を持って積極的に討議に加わってください。
このゼミでは課外授業もいろいろおこないます(参加は自由)。大学の外に出て音楽・絵画・映画・料理などの生きたロシア文化を実際に体験しましょう。ロシア文化に関するイベントの企画も大歓迎。ゼミを魅力あるものにするのはみなさん自身です。
「沼野恭子研究室ブログ」http://www.tufs.ac.jp/blog/ts/p/nukyoko/ には、ところどころにゼミの様子がわかる箇所がありますので参照してください。

卒論・卒業研究について

これまでにこのゼミで卒業論文を書いた学生のテーマには次のようなものがあります。
ロシアの雑誌に現れた日本イメージ、ゴーゴリの幻想小説、黒澤明監督の作品におけるドストエフスキーの影響、不条理作家ダニイル・ハルムスの世界観、ロシアのフォークロアにおける「水」の役割、ロシア・バレエの歴史、ニコライ・フョードロフの不死の哲学、現代ロシアの食の変化、現代ロシアの映画における宗教的モチーフ、移動派の画家イリヤ・レーピンのリアリズム、アントン・チェーホフの女性像、ロシア・東欧圏のチェルノブイリ原発事故を描いた小説、主食文化の体系モデル構築、ロシア史におけるエリザヴェータ女帝の文化的意義etc.
また「卒業研究」としてロシアの児童文学の翻訳を手がけた人もいます。
ロシア・旧ソ連地域の「文化」に関するテーマなら何でも自由に選べますので多種多様! テーマもアプローチの仕方も最大限に主体性を尊重します。

受講上の注意など少なくともロシア語中級程度の読解力が必要です。
またロシア文学やロシア文化の講義を受講することが望まれますが、必ずしも絶対条件ではありません。
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last updated on: 2015-06-30